【タウシュベツ川橋梁】林道走行でアドベンチャー気分を味わい、目の前で“幻の橋”を眺める


北海道河東郡上士幌町にある「糠平湖」は、1955年に音更川をせき止めて誕生した人口ダム湖です。原生林に囲まれた静かなロケーションで、春は美しく映える新緑、夏はニジマスやサクラマス釣り、秋は赤や黄色に色づいた紅葉、冬は厚く凍った湖面からワカサギ釣りを楽しめます。四季折々で異なる魅力を味わえることから、アウトドア好きを中心とした多くの観光客から人気を集めています。

そんな「糠平湖」でもっとも有名な観光スポットが、旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋の「タウシュベツ川橋梁」です。毎年1月頃から凍結した湖面に姿を現し、8~10月頃には湖底に沈んでしまうため、“幻の橋”と呼ばれています。タウシュベツ川橋梁を見学する方法は、「国道沿いの展望台から見る」「現地ガイドの有料ツアーに参加する」「林道を使って現地まで走る」の3パターン。展望台から橋までは約750mの距離があるので、せっかく糠平湖を訪れたなら、林道でタウシュベツ川橋梁の目の前まで行って見学するのがオススメです。

 

林道のゲートには鍵がかかっているので、専用サイトで事前に鍵の予約をする必要があります。貸出期間は、4月下旬~11月上旬(希望日の1ヵ月前から予約可能)。予約が取れたら、当日に「道の駅かみしほろ」でゲートの鍵を借りて、自家用車で林道を走行します。道の駅から「タウシュベツ川橋梁」までは、クルマで約60分。道幅が狭くガードレールもないので、通行できるのは全長5m×全幅1.8m以内の車両とバイクのみです。キャンピングカーの場合はコンパクトモデル限定になりますが、道中の林道走行と駐車場から橋梁までの小径でちょっとした冒険気分を味わうことができ、目の前で大迫力の「タウシュベツ川橋梁」を見学することができます。糠平湖を訪れる際は、ぜひ林道ゲートの鍵を事前予約して、 “幻の橋”が織りなす幻想的な風景を満喫してみてください。

 

(データ)

名称 タウシュベツ川橋梁

住所 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷

電話 01564-7-7272(上士幌町観光協会)

駐車場 あり(無料)

https://kamishihoro.info/key/index.php

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/