【第12回】レーザーシェードは、日除け、網戸、目隠しの3機能!


これから7月、8月となっていくにしたがって日差しが強くなり、アウトドアで快適に過ごすためには日焼け止めなどが必要になってくる。その対策は、人に対してはもちろんのこと、車にできるものもある。

カムロードをベース車にしたキャンピングカーの運転席、助手席のウインドウに取り付けることができる「レーザーシェード」は、紫外線を67.1%カット。日焼けが気になる季節にピッタリのアイテムだ。

その名前の通り、シェード(日除け)が主な役割なのだが、ほかにもいろいろと機能があって重宝する。

メッシュ構造になっているので風を通し、網戸として使える。夏のキャンプ場などで、ウインドウから風が入ってくると車内の快適さがアップするが、蚊や光に寄ってくる蛾などの侵入は防ぎたい。

3Dレーザースキャン技術を使って採寸した車種別専用設計なので、すき間なくぴったりと窓枠におさまり、虫の侵入を防いでくれる。

メッシュ構造は車外から車内を見えづらくする効果もあるので、道の駅などで車中泊するときの車内プライバシーを確保できる。

取り付けは、ウインドウの下側にレーザーシェードの下側を合わせたら、つぎに上側をフレームに固定するだけで工具は必要なし。シェードに内蔵されているマグネットで車の内側に簡単に固定ができる。

カーテンや吸盤を使って取り付けるタイプと違って、ウインドウの枠を使うので、レーザーシェードを取り付けたままでも、ウインドウの開け閉めが可能。夕立など突然の雨でも付けたままウインドウを閉められて便利だ。

カムロード用のほかに、ハイエース用(標準・ワイド・スーパーロング)もラインナップしている。

キャンピングカー・カムロード用 レーザーシェード

#075022
レーザーシェード カムロード(1台分2枚)
価格:14,000円(税抜)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第10回】マイナス18℃! 氷も作れるポータブル冷蔵庫が活躍


夏に向けてバーベキューやキャンプなどのイベントに出かけることも多くなるだろう。暑い季節はクーラーボックスがあると冷たい飲み物をそのままフィールドに持ち運べて便利だ。

日帰りの予定ならば、クーラーボックスに氷を入れていけばいいが、キャンプや車中泊などで1泊以上となると、クーラーボックスに入れた氷は溶けてしまう。翌日も使うならば水を捨て、新しく氷を入れ直さなければならず面倒。

そこで活躍するのが電源を接続して使うポータブル冷蔵庫だ。ポータブルタイプの冷蔵庫にはペルチェ式やコンプレッサー式などがあり、方式によって冷え方が異なる。

ペルチェ式は作りがシンプルで価格も手ごろだが、性能もそれなり。一方のコンプレッサー式は家庭用の冷蔵庫と同じ仕組みを使っているので、しっかりと冷える。

COOL FREEZER CDF-18はコンプレッサー式のポータブル冷蔵庫でダイヤルを回して庫内の温度調節ができる。10℃からマイナス18℃まで冷やせる高性能タイプなので、もちろん氷も作れてしまう。

庫内容量は18Lあり、2Lのペットボトルがタテ置きで収納できる。上部には持ち運びに便利な大きなハンドルが付属。ハンドルは使わないときには本体にスッキリと収まるので、車内に置いても邪魔にならない。

電源となるのはDC12・24V(自動切り替え)で、付属のコードを使って車のアクセサリーソケットから取ることができる。

上開きタイプなので中身の出し入れがしやすく、冷気が逃げにくいという特長もあり。サイズもコンパクトなので、車の足もとに置いたり、ミニバンやバンコンの車中泊などでも活躍する。

キャンピングカー用冷蔵庫 WAECO COOL FREEZER CDF-18

#162068
WAECO COOL FREEZER CDF-18
サイズ:465×414×300mm
重量:11.5kg
価格:54,000円(税抜)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第8回】乗り心地を左右するショックを純正品からワンランクアップ!


旅で長距離を移動することの多いキャンピングカーの場合、車の乗り心地が旅の満足度に直結する。そして乗り心地にはサスペンションが深く関わってくる部分である。

車が路面から衝撃を受けると、スプリング(バネ)が吸収するが、それだけではいつまでも揺れが収まらない。そこでショックアブソーバーがスプリングの揺れを抑える働きをする。

ショックアブソーバーが伸びたり縮んだりすることで揺れを抑えるのだが、その力を減衰力という。一般的にこの減衰力が強いと乗り心地が固くなり、弱いと乗り心地が良くなる。かといって弱すぎるとフワフワして揺れがいつまでも収まらない。このあたりのバランスが難しい。

スプリングと違って、ショックアブソーバーは消耗品だ。乗用車では走行距離7万kmが交換の目安といわれている。キャンピングカーのように架装重量のある車の場合だと、その交換目安は5万km。

ショックアブソーバー本体には、ガスやオイルが封入されていて減衰力を決めているのだが、経年変化によってガス抜けやオイル劣化などがおきて本来の働きをしなくなる。するとスプリングがいつまでも上下に揺れて、収まらない。こうなる前に交換が必要だ。

このとき純正ショックアブソーバーではなく、ワンランク上のキャンピングカー用ショックに交換するのも選択肢としてある。

ランチョRS9000XLはカムロード用のショックアブソーバーで、一番の特長は本体に9段階の減衰力調整ダイヤルを搭載していること。好みの硬さに調整ができるのだ。

たとえばアウトドアグッズを多く積む人は硬めにセッティングするなんていう使い方が可能だ。ランチョはもともとオフロード用のショックアブソーバーで縮み側の減衰力をやわらかめにセッティングしてあるので、乗り心地もマイルドになる。

キャンピングカー用ショックアブソーバー ランチョ RS9000XL

♯241160
ランチョ RS9000XL
価格:16,000円~(1本)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第6回】カムロードベース車専用 死角をなくす後付けミラー


バンクベッドや大きなウインドウなどいわゆるキャンピングカーらしい外観を持つキャブコンは、バンコンなどに比べて居住空間が広いが、その反面で車を大きいと感じる人もいる。

ベース車の幅よりも架装部分の方が大きくなるのでボディに段差ができて、余計に車を大きく感じ、なかには運転に不安を覚える人も…。

右ハンドル車の場合、普通車でも左後方は確認しづらいが、ボディ段差のあるキャブコンの場合はさらに見えづらくなる。

たとえば高速道路の合流時や左折時に、もうちょっと見えたらいいのになと思うことがある。慣れの問題でもあるが、死角がないにこしたことはない。

セーフティサイドミラーはそんな死角をなくすための後付けミラーだ。

取り付けは標準ミラーのステーにボルトで固定するだけなので簡単。同梱されているブラケットを使って固定すればOKだ。

固定した後に見え方を微調整することもできる。ちなみにカムロードベース車専用のアイテムで、年式によっては付属のゴム製アタッチメントをステーに巻いた上にブラケットを固定する。

実は今年の2月に発売して以来、キャンピングカーパーツセンターで人気商品となっていて、これまで困っていた人が多かったということの証だろう。価格も手ごろ。

セーフティサイドミラーを取り付けると、純正ミラーの下側に多少かぶるようになるが、純正ミラーだけではカバー仕切れない部分がかなりワイドに見え、左折時も、高速合流時もバッチリ確認ができる。
これまで後方視界に不安を感じていた人におすすめ。広くなった視界を体感できる。

セーフティサイドミラー(カムロード専用)

セーフティサイドミラー
価格:4,800円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp