キャンピングカーシーズン到来。いつも春になるとできるだけ啓蒙したいなと思っているのが、タイヤの話だ。そんな折りに日本自動車タイヤ協会、通称JATMAから連絡をもらった。議題は「キャンピングカーのタイヤチェック」をいかに啓蒙するか。結構詳しいデータを持っているようで、乗用車以上に気を付けてもらうにはどうしたらいいかの作戦会議。
実は、平成12年から4月8日がタイヤの日になった。そこで、JATMAが全国6カ所でタイヤについての啓蒙活動として、運転手に対してお声がけによるチェックを行った。そのひとつ羽生サービスエリアでの結果は最後にデータを貼るとして、その内容に愕然!
何がって言えば、乗用車の25%が指定エア圧に満たないこと。指定エア圧というのは冷間時での指定圧であり、高速道路走行後にタイヤが熱くなってエア圧が随分と上がっているはずでも指定圧以下…。いかに無頓着に乗用車に乗っているかということがわかる。
バンテックユーザーなら、新車中古車に関わらず、タイヤが2~3年経過した車両には春のタイヤ点検のDMが送られてくるはずだ。以前には「メタボチェック」と称し、グッズが載った状態での車両重量測定もしたことがあると聞いた。
脅すわけじゃないですが、これ絶対受けた方がイイですよ。私もダテに25年もモーターホーム転がしているわけではありません、実体験付きです。車両にはいつもコンプレッサー載せているくらいですから。
ただカムロードなどの場合600kPaという高圧のため、ガソリンスタンドのポータブル充てん機では指定圧にするのがなかなか大変。そんなことも含め、アドバイスは受けておいた方がいい、気分的にも楽になるし。
というわけで、気分良く安全で楽しく旅に出かけるには、まずは足元から気をつけなきゃね、というお話でした。
【平成28年4月8日 羽生サービスエリア タイヤ点検結果】
対象になった絶対数は微々たるものだとはいえ、この実態は頭に入れておいた方がいいかも。これが世間一般なのだ。キャンピングカーオーナーだからこそ、空気圧はマメにチェックしたいものだ。
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