【ウエモンズハート】十勝の老舗牧場直営店で、搾りたての生乳を使用したジェラート&ソフトクリームを味わう


北海道・十勝エリアは、日本でも屈指の“酪農王国”として知られています。そんな十勝エリアを訪れた際に必ず味わっておきたいのが、搾りたての新鮮な牛乳で作ったジェラートやソフトクリーム! ここで紹介する「ウエモンズハート」は、「食べログ百名店2023」のアイス・ジェラート部門において、十勝で唯一選出された地元の人気店。帯広駅からクルマで13分ほど(約7km)の場所にあるので、帯広エリアの観光に合わせて訪問するのがオススメです。

「ウエモンズハート」本店は、90年以上の歴史を持つ広瀬牧場直営のジェラート&アイスクリームショップです。目印は、緑の森に囲まれた黄色い壁と緑の屋根のかわいらしい建物。広い駐車スペースが確保されているので、キャンピングカーでも安心して訪問できます。

 

お店の原点は、「広瀬牧場で搾られた牛乳を使って、美味しいものを提供したい」という思い。ジェラートやソフトクリームは、乳化剤や着色料、香料などを一切使用せず、低温殺菌した新鮮な生乳をベースに毎日手作りしています。ジェラートのフレーバーの材料となる果物や野菜・豆類は、十勝産や道内産の無農薬・有機栽培にこだわった厳選素材のみを使用。作り手の愛情とこだわりが詰まったジェラートも、甘さ控えめで濃厚な牛乳の味わいが楽しめるソフトクリームも、まさに絶品の一言です。

広瀬牧場はNHKドラマ「なつぞら」のロケ地になったことでも知られていて、敷地内にはドラマ関連の写真や美術道具を見学できる馬小屋もあります。帯広を訪れた際はぜひ「ウエモンズハート」に立ち寄って、店内のカフェスペースや静かな森のなかで、こだわりのジェラートやソフトクリームを味わってみてください。

 

(データ)

名称 ウエモンズハート本店

住所 北海道帯広市西23条南6丁目13番地

電話 0155-33-6064

営業時間 10:00~18:00(4~10月)、10:00~17:00(3・11・12月)

定休日 無休(3・11・12月は水曜定休)

駐車場 20台(無料)

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【くまうし 弟子屈本店】地元素材を活かした美味しい豚丼と手打ちそばを一度に味わえる人気店


秘伝のたれで香ばしく焼き上げた豚肉をご飯の上にたっぷり載せた豚丼は、北海道・帯広エリアのソウルフードです。本場の豚丼を味わいたいなら豚丼専門店で食べるのがベストですが、そうなるとメニューは必然的に豚丼のみ。家族やグループで来店する場合、「豚丼以外のメニューを食べたい」という人もいるかもしれません。そんな時にオススメなのが、道の駅摩周湖のすぐそば(クルマで2分)にある「くまうし 弟子屈本店」です。

ここは、地元の食材を活かした美味しい豚丼と手打ちそばを一度に味わえるお店。観光客はもちろん、舌の肥えた地元住民からも人気があり、常に多くの人でにぎわっています。北海道の一流シェフやカリスマバイヤーなどが選考する「北のハイグレード食品」を受賞した経歴もあり、その味はお墨付きです。

 

名物の豚丼は、厳寒の地で飼育された北海道産豚を素朴な調理法で焼き上げた逸品。肉のうまみを引き出すように調合された秘伝の醤油たれも、本場帯広の豚丼ファンをもうならせる美味しさです。豚丼は脂質の評価が高い「バラ」、赤身にほどよく脂肪が入った「ロース」、ロースとバラを同時に味わえる「ミックス」があり、子供向けのハーフサイズやチーズ、キムチ、温卵のトッピングも用意されています。

豚丼と並ぶ名物の「摩周そば」は、道産石臼粗挽き粉を使用したこだわりの手打ち。あえて挽きぐるみと呼ばれる蕎麦の皮部分も加えており、蕎麦に載せる種ものも可能な限り地元の素材を使用しています。

 

豚丼と摩周そばのセットメニューが用意されていて、絶品の豚丼とこだわりの摩周そばをリーズナブルな価格で贅沢に味わえるのもうれしいポイントです。豚丼を豪快にかきこむもよし、摩周そばをじっくり味わうもよし、豚丼と摩周そばを一度に味わうもよし……。道東を旅する際にぜひ立ち寄りたい、隠れた名店です。

 

(データ)

店舗 くまうし 弟子屈本店

住所 北海道川上郡弟子屈町鈴蘭1丁目8-6

TEL 015-482-2688

営業時間 1~2月/11:00~15:00・17:00~20:30、3〜12月/11:00~20:30

定休日   火曜日

駐車場 あり

https://kumaushi.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【カレーショップ インデアン】優しい味わいで地元の人から愛され続ける帯広のソウルフード


北海道は、グルメ天国! 海鮮、ラーメン、ジンギスカン、スイーツなどの定番メニューはもちろんですが、函館ならラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーやハセガワストアのやきとり弁当、札幌ならスープカレー、釧路ならスパカツ、根室ならエスカロップといったように、地域によって異なるソウルフードを味わうことができます。十勝エリア(帯広)のグルメで最も有名なのは豚丼ですが、そのほかに地元の人から絶大な支持を得ているのが「カレーショップ インデアン」です。

「インデアン」は、帯広エリアに11店舗、釧路エリアに2店舗を構えるカレーショップ。「帯広で2番目においしい店」がキャッチフレーズになっていますが、その理由は「一番おいしいのは妻と母の料理だから」だそうです。そんな控えめで温かみのあるキャッチフレーズからも、長年地元に愛され続けている理由の一端がうかがえます。

 

インデアンのカレールーは、ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加えて旨味と甘味をひき出した「ベーシックルー」、牛肉をふんだんに使用し、数十種類のスパイスで熟成された「インデアンルー」、大ぶりなじゃがいもと人参、玉ねぎが入った「野菜ルー」の3種類。トッピングは、カツ、ハンバーグ、エビ、チキン、チーズがあり、辛さも普通から激辛まで5段階からお好みでチョイスできます。インデアンカレーは、高級レストランのように特別な日に選ばれるものではなく、家庭料理のように日常に溶け込んだメニュー。自宅から鍋を持参して、ルーをテイクアウトする人が多いのも特徴です。

帯広エリアには11か所の店舗がありますが、なかでもキャンピングカーユーザーにオススメなのは「みなみ野店」。広い駐車場を完備しているので、運転が苦手な人や大型のキャンピングカーでも安心して来店できます。帯広を訪れた際は、ぜひ「カレーショップ インデアン」で地元の人に愛されるソウルフードを味わってみてください。

 

(データ)

店舗 カレーショップ インデアン みなみ野店(帯広・釧路に13店舗あり)

住所 北海道帯広市西17条南36丁目2-8

TEL 0155-47-1311

営業時間 11:00~21:00

定休日 12月31日・1月1日

駐車場 あり

http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/