前回は超有名ブランド品の格安コピー品、コレを使ってランタンを暖房としても使えるかも?というところまで話をした。そして今回は、同時にネット通販でポチッとしてしまった暖房器具、石油ストーブがほぼ2週間遅れで到着。イヤァ、香港発送だったようだが、きっとイロイロあったのではないかと推測。
購入商品は、いわゆるウィックと呼ばれる芯が一般的な石油ストーブの筒状のものではなく、まさに紐というか編みが甘い出来上がりの緩いロープ。開封直後ツッコミ所満載だったのだが、今回は商品説明では無いのでその辺りは割愛。いやぁ、笑う笑う。前回のランタン 同様、中華製品を買う醍醐味満載。
個人的に必要だったのは、そもそも本体ではなく燃焼部分の筒。まがいなりにも石油ストーブとして売っているのだから、それなりにパーツは使えるのではと想像したのだ。と言うより、パーツを自分で加工するのが結構面倒かもと考えたからでもある。
なぜ手間を惜しんでしまったかは、その驚きの購入価格。海外からやって来るのに、送料込み1500円ほど。この価格では、有名ランタン・バーナーメーカーのホワイトガソリンストーブに乗せるアタッチメントも購入できない、だろう、たぶん…。
コレを前出のランタンにアタッチメントとして取り付け、暖か赤外線を発するアタッチメントとして使おうという算段なのである。どこに取り付けるかと言えば、燃焼部分のマントルを下から多少覆うように高さを合わせて載せる感じになるはずだ。
そこはともかく、早速灯油を入れ燃焼テストをしてみると、意外にきれいに燃焼する。炎を覗いてみると、結構ガス化もうまくいっているようで、青い炎が立ち上がっているのが見える。
ウゥーミュ、悩み所だ。なぜなら、このストーブものすごい小型で持ち歩きも苦にならないサイズ、比較的熱量がありそうに思えるので、テントサイトでのパーソナルストーブに良さそうだと感じたから。
こうなると、次回が続くのかどうかが問題だ。ちなみに前回購入したアンカー製石油ランタンは、案の定まだ綺麗に燃焼させる事ができていない。正直結構慣らし運転をしないと安定しない模様が手に取るようにわかる。その理由は多々ありそうだが、そこは割愛。
ちなみり、そのランタン に灯油を投入し一回燃焼テストをした直後、タンク内の燃料を抜き取ってみると、ご覧の通り汚れと錆が面白いようにガンガン出てくる。有色ではあるが透き通った灯油が、なんだか白濁している。
こういう事が無くなるまで慣らし運転をしないと、安定した燃焼は望めないのだろうな、とは思った。