北海道・帯広のソウルフードとは言えば、まず頭に思い浮かぶのが豚丼です。これまで本コラムでも多くの豚丼専門店を紹介してきましたが、今回紹介するのは「ぶた丼のとん田」。地元のリピーターはもちろん、道内・道外の各地から美味しい豚丼を求めて多くのファンが訪れる、豚丼の本場・帯広の超有名店です。
お店は、JR帯広駅から東に向かってクルマで8分(約2.5km)ほどの場所にあります。駅から徒歩では厳しい距離ですが、帯広市街のはずれにあり駐車場も確保されているので、クルマ旅の途中で立ち寄るには便利な立地です。ただし、帯広随一の人気店なので、訪問する際は多少の行列は覚悟しましょう。
ここの豚丼の特徴は、「ロース」「バラ」「ヒレ」の3種類の部位が選べること。脂身と赤身のバランスが取れた基本の豚丼を押さえるなら「ロースぶた丼」、脂身が多くこってりとした味わいがお好みなら「バラぶた丼」、脂身が苦手な人は「ヒレぶた丼」がお勧めです。価格はどれも790円とリーズナブルで、お肉大盛りが200円増し、ライス大盛りが120円増しとなっています。「一杯の豚丼で違った部位を味わいたい」という贅沢な豚丼フリークは、「ロース・バラ盛り合わせ」(940円)も選べますのでご安心を!
お肉は、柔らかい部分を厳選して一枚一枚丁寧に手切りされています。炭火で香ばしく焼き上げたお肉をご飯の上に敷きつめ、手作りのタレをたっぷりかければ、ここでしか味わえない絶品豚丼の完成! 別の容器に用意された秘伝のタレをお好みで追加できるのも、濃い目の味つけが好きな人にとっては、うれしいポイントです。
敷地内にある姉妹店の「とかちチャーム」では、湯煎か電子レンジで温めるだけで手軽にとん田の豚丼を楽しめる「リトルとん田」も販売されているので、キャンピングカーの車内で秘伝の味をゆっくり堪能するのもお勧めです。
(データ)
店舗 豚丼のとん田
住所 北海道帯広市東10条南17丁目2番地
営業時間 11:00〜18:00(売切れ次第終了)
定休日 年末年始
TEL 0155-24-4358
駐車場 あり(21台)