【第272回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その㉕


    キャブコンなど全高が3mに近いような背の高いキャンピングカーだと駐車する場所が限られます。屋外駐車場に駐めている人も多いのではないでしょうか。

 そうなると、外装は一年中紫外線を浴びることになり、さらに雨が降れば、ルーフに溜まった汚れが雨と共にボディサイドを流れて、いわゆるバーコード汚れが付きます。

 キャブコンなどのキャンピングカーのボディ外装部分に使われているFRPの表面は、ゲルコートと呼ばれる耐久性に優れた強い被膜で覆われています。

 この部分が紫外線による影響や雨にさらされることでくすんだり、黒いカビ汚れなどが付いて、洗車しても落ちにくくなることがあります。

 そこでクリーナーやワックスの登場となります。サイズが大きいキャンピングカーの洗車にぴったりのものをピックアップしました。

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♯103016

びっくりクリーナー

価格:2,750円

●どんなに汚れがひどいキャンピングカーでも、びっくりするほど汚れが落ちるということで名付けられたカーシャンプー。キャンピングカーのように面積の多いクルマを洗車するときの強い味方です。

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♯103027

シンプルグリーン液状タイプトリガーボトル500ml

価格:1,760円

●油汚れが強力に落ちる洗剤です。キャンピングカーのキッチンや室内はもとより、さまざまな場面で使うことができます。

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♯103015

FRP用クリーナー&ワックス♯09009

価格:1,595円

●新車から3年未満の比較的新しい車に有効なコンパウンド入りワックスです。軽度の汚れ用のクリーナーとなるので、汚れがひどい場合は「FRP用リストアー&ワックス♯09005」を使ってください。

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♯103014

FRP用リストアー&ワックス♯09005

価格:1,595円

●FRP専用の復元材入りワックスです。新車で購入してから3~5年経過している車に効果があります。ゲルコート面に生じた汚れや色あせなどを取り除き、磨き用のコンパウンドと特殊なワックス配合で、新車時の輝きを取り戻します。

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浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第268回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その㉓


 前回に引き続き、今回もサイクルキャリアの交換パーツを紹介します。自転車の積み下ろしで欠けたりすることがあるプラスチック製パーツ、そして自転車のフレームを固定するためのバイクホルダーは長さの違いで4種類あります。サイクルキャリアは紫外線の影響を受けやすく、本体よりも先に、プラスチックやゴム系のパーツが劣化します。クルマの走行中に自転車を固定するために重要なパーツですから、割れたり、欠けたりしたら、すぐに交換しましょう。

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♯023104

オムニバイク用ラックホルダー2P

価格:1,760円

 

●自転車を載せていないときにラックを折りたたんで固定するためのホルダーです。ベースフレームとラックのあいだに渡してはめることでラックが開くことを防ぎます。

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♯023105

オムニバイク用クリップ

価格:660円

 

●ベースフレームとラックを固定するためのクリップです。U字フレームのエンドキャップも兼用しています。

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♯023109

オムニバイクホルダー140mm

価格:7,700円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ140mmのパーツです。自転車をクルマのボディ側に近いところに固定することができます。

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♯023110

オムニバイクホルダー280mm

価格:9,020円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ280mmのパーツです。

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♯023113

オムニバイクホルダー420mm

価格:9,900円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ420mmのパーツです。

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♯023111

オムニバイクホルダー560mm

価格:10,450円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ560mmのパーツです。

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♯023114

オムニバイクストラップ(布製)

価格:550円

 

●自転車のタイヤをレールに固定するためのストラップです。バックルがプラスチック製なので自転車にキズが付きにくくなっています。

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♯023116

オムニバイクストラップ(ゴム製)

価格:990円

 

●自転車のタイヤをレールに固定するためのストラップで、ゴム製です。留める穴によって長さを調整し、適度な張力でしっかりと固定できます。

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♯023115

オムニバイクVレール エンドキャップ現行型

価格:550円

 

●自転車を載せるレールの端に装着するエンドキャップで、現行型レールに対応します。脱落しないようにビスで固定します。

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浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第262回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その⑳


前回はプッシュロックを紹介しました。今回もまたキャビネットやオーバーヘッドコンソールに使うためのもので「ドアキャッチ」を紹介します。プッシュロックとは異なり、キャッチにはドアノブが必要ないので、扉の表面がシンプルです。クルマの外装に取り付けるためのバゲージドアキャッチなども合わせて紹介しています。

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♯052064

ボックスローラーキャッチ TL-95

価格:308円

 

●ケースとツメに金属を使い耐久性を高めたボックスタイプのキャッチ。キャッチ部分がケースで囲まれているので荷物などに干渉されることがなく扉の開け閉めができます。サイズ:48.5×14×13mm。

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♯052067

耐震用タッチラッチ TL-191

価格:660円

 

●走行中で車内が揺れているときなどにはロックが掛かって開かなくなる耐震用のキャッチです。割れ物などを収納して、走行中に開いて欲しくないような扉に取り付けます。

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♯052068

マグネットキャッチ TL-75S

価格:440円

 

●磁石を使ったキャッチはシンプルな構造で、故障する要素がほとんどありません。軽い物を収納した棚の扉などに取り付けるのに適しています。

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♯052080

バゲージドアキャッチ 白

価格:550円

 

●クルマのボディ外板にビスで直付けして、跳ね上げ式のバゲッジドアなどを開けた状態で保持できるようにするキャッチです。フック部分にはバネが入っていて、通常は収納されていて走行中に開いたりしません。

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♯052043

ロータリーキャッチ TL-117-1

価格:66円

 

●ビスで簡単に取り付けができるプラスチック製のドアロック。ネジピッチは25mmで本体そのものが小さいので、サイズの小さなキャビネットに取り付けることができます。

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♯052022

ジュラコンキャッチ TL-118

価格:44円

 

●プラスチック樹脂の中でも特別に滑りのいいジュラコン製のキャッチです。かみ合い形状がピッタリなのでガタ付きが出ません。取り付けネジピッチは約20mm。

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浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第161回】艶出し効果満点、新車の輝き!


前回は、完璧ではないがお手軽なヘッドライトの綺麗化を紹介した。確かにそれだけでかなり車のイメージがシャキッとするのだが、まだ何か足らない。そう、黒がビシッと締まらないと、全体のイメージがシャンとしないのだ。

そこで今回紹介するのは、ちまたでというかごく一部、ネット界隈などで密かな人気、信越シリコン製のシリコンオイルKF-96を取り上げよう。すごい高純度で、ネット通販などでも手軽に手に入るシロモノ。ちなみに写真のもの、1kg缶で2000円ほどである。

車の樹脂やゴム、プラスチック類に浸透させ光沢を蘇らせるシリコン系塗布剤は数あれど、見よこの輝き! もう使ってみるだけで楽しくてしょうがない。この部分は砂汚れなどを洗い流して塗布してみた。

気を良くして、ゴミがいっぱい挟まっているフロントグリルを、軽く水で流しただけでまだ汚れが着いている所にも塗布してみると、みるみる黒くなって汚れも一緒に落ちてしまうすごさ。

車の黒い部分、ウェザートリップなどもまとめて塗布してみて、乗用車1台分に塗り終えるのに30分とかからない。これで1週間以上は、ビックリするほどビシッとしまった黒色がキープされる。まめに連続して塗り込めば、さらなる効果アップが期待できそう。

さらにこれシリコンオイルなので、キャンピングカーにありがちなシリコンシーリングに塗布するのも問題ないはず。経年で硬化してしまう前にしっかり塗り込んで、防水を含めたメンテナンス用として利用しても十分納得できるものではないだろうか。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第159回】超お手軽ヘッドライトメンテナンス


キャンピングカーは、新車のうちはピッカピカで綺麗。白いボディのモデルが多いので、その傾向は強い。その綺麗さをキープしつつ乗り続けるのは意外と大変で、経年変化も当然起こる。

特に最近のアクリル系ヘッドライトと黒いゴムやプラスチックパーツの劣化は避けるのが難しく、中古車を入手した場合などは結構残念な状態だったりもする。

そこで今回は、根本的な解決ではないがお手軽な、それでいて「おおおっ!」とビックリすること間違いない裏技を紹介。それは、スーパーで手に入る「おふろのルック みがき洗い」、200円台で手に入るもの。

使った場所は、ヘッドライト。曇り取りに使用した。そもそもがFRP製の風呂桶を磨くもので、直接肌に触れるものに使うため、素手でも大丈夫だろうと思い濡らしたヘッドライトに直接塗り塗り。研磨剤の感じとしては、クリームクレンザーよりはるかに細かく、クリーミーな感じ。

手袋をしなかったのは、ガサガサになった表面がどうなるかをダイレクトに感じ取りたかったためだが、そのへんはどうだか分からず少し不安に。

ところがである、5分洗っているとおやっ! 10分を超えたあたりで感動。どうでしょう、最初の写真と比較すると黄ばみが劇的に減り、レンズカットもキリリッ! としていないだろうか。ちょっと写真だとわかりにくいかぁ…

確かに、カーショップで手に入る専用品ほどの効果は見込めないが、さらに言えば研磨後のコーティングもできてはいない。でも、お手軽さは画期的だし何しろ取り外し作業もなし。一度だまされたと思っても悔しくないリーズナブルさ。いかがでしょうか~。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com