テネコ社といえば世界有数のショックアブソーバーメーカーである。そのテネコ社がハイエース用に開発を行い、日本国内限定のショックアブソーバーとして「モンローサムライ」をリリース。“スポーツラグジュリー”を提唱していて、スポーティでありながら、乗り味も重視したショックアブソーバーに仕上げた。
車が路面から受けた衝撃はスプリング(バネ)が吸収。スプリングだけだといつまでも収まらない揺れをさらにショックアブソーバーが伸びたり縮んだりすることで吸収する。
その揺れを抑える力を減衰力といって、一般的には強いと乗り心地が固くなりスポーツ走行向きで、弱いと乗り心地がよくなる傾向にあるが、あまり弱すぎるといつまでも揺れが収まらずフワフワとした乗り心地になってしまう。
モンローサムライは、フロントの伸び側の中速域の減衰力を高め、縮み側は抑えることでごつごつとした乗り味を緩和。
さらにリヤは伸び側も縮み側も全域で減衰力を上げることで、サスペンションの路面追従性を高めている。
走行中はもちろんだが、たとえば駐車場から車を出して、小さな段差を乗り越えたときにも揺れの収まりのよさに気づくはずだ。
ショックアブソーバーの交換目安は乗用車では7万㎞、架装重量のあるキャンピングカーの場合だと5万㎞といわれている。交換時期が近づいてきたら純正品ではなく、ワンラックアップしたモンローサムライに交換することで乗り心地の違いを実感できるはずだ。
適応車種はトヨタ200系ハイエースで、2WD、4WDともに共通。基本パッケージは4本セットになるが、フロントのみ、リヤのみのオーダーも可能だ。(1万7640円/1本)
ただし、単品注文の場合は納期がかかるのでご注意。
ショックアブソーバー
♯241162 200系ハイエース専用プレミアムショックアブソーバーモンローサムライ
価格:72,576円(税込・4本セット)