【キャンピングカーコラム バックナンバー第82回】LED照明を調光式に変えられるスイッチ(2017年10月20日)


この連載でなんども触れているが、車内の照明器具は家庭と比べて目との距離が近く影響を受けやすく、夜の車内の雰囲気を決める重要なパーツのひとつである。

 最近の車内照明はLED化が進んでいて、昔は白い色ばかりだったが、暖色系も増えてきている。そのLED照明を調光できれば、光をアレンジすることができてさらに使い勝手がよくなる。

 たとえばダイネットの照明器具の場合、食事しているときには普段通りに使用。食事が終わってリラックスタイム、お酒を飲み始めたりしたら、調光して照明を少し落とし、落ち着いた雰囲気作りができる。

 「LED Dimmerスイッチ」はLED照明用の調光スイッチで、照明器具のオン・オフのほかにオンの状態で長押しすることで、押しているあいだ照明の明るさを調整できる。

 またスイッチのまわりが白く光るので、夜間でもスイッチを見つけやすいという利点もある。

 スイッチ本体は直径約21㎜、深さ10㎜。取り付け穴はφ17㎜。配線は1.5m付き。配線にはあらかじめコネクターがついており、取り付ける照明器具に合わせて必要な状態にカットしてつなぎ直す必要がある。

 To Power supply(電源側)とTo lights(照明器具側)と書かれた配線があり、黒がプラス、白いストライプが付いているほうがマイナスとなる。照明器具の消費電力は20Wまで対応する。

 組み合わせて使うのにお薦めの照明器具は「LED拡散照明モビライト ♯211078 8,640円(税込)」で、均一に光る発光面が調光されるため、より優しい光で車内を照らしてくれる。

※照明器具によってはうまく調光できない場合あり。(キャンピングカーパーツセンターで販売している照明器具については問い合わせ可能)

キャンピングカーパーツ スイッチ・ファン ♯211107 LED Dimmerスイッチ(調光スイッチ)

スイッチ・ファン
♯211107 LED Dimmerスイッチ(調光スイッチ)
価格:2,160円(税込)

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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