【キャンピングカーコラム バックナンバー第98回】ロングセラーを続けたS-4から新たなウインドウD-Luxへ(2018年2月9日)


キャンピングカーのウインドウには採光、換気、断熱など高い性能が要求される。これまでキャブコンなどでは、ドメティックのS-4ウインドウが主流だったが、あらたにD-Lux(ディーラックス)が登場し、新しい車に次々と採用されている。

 D-Luxの特徴のひとつはフラットパネルデザインにより凹凸がなく、ボディとの一体感が高いところ。じっさい、車両に装備されたウインドウをみると、フレームとボディ面が同じ位置にあってフラットに見え、車のデザインを損なうことがない。アクリル二重窓部分も外側に出っ張っていない。

 S-4でも評価の高かった断熱特性はさらに向上し、車外からの暑さ、寒さを防ぎ、車内の結露も防止してくれる。

 操作の部分でも進化をしており、ウインドウの開閉部分にはステンレス製の無段階ステーを採用。ウインドウを開けるとステーによって固定位置が無段階で調節できる。

 また車内側にはシェードと網戸がついているが、そのどちらもが無段階で操作可能。これまでのように決まった位置でしか固定できない、ということはなくなった。

 さらに軽量化と耐久性を向上していて、これからますます採用されていくことが見込まれるウインドウである。

 ウインドウのサイズ表記はボディカット寸法となっているので、注文する際には取り付け場所のサイズをよく確認すること。

 サイズは、全11種類。サイズ、価格について詳しくはキャンピングカーパーツセンターのウェブサイトをチェック。

 適合壁厚は35~43㎜前後。アウターフレーム色は、ライトグレー。インナーフレーム色は、クリームとなっている。

キャンピングカーパーツ ♯032072 SEITZ 押出ウィンド D-Lux 500×300キャンピングカーパーツ ♯032072 SEITZ 押出ウィンド D-Lux 500×300

ウインドウ
♯032072 SEITZ 押出ウィンド D-Lux 500×300
価格:43,200円

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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