【キャンピングカーコラム バックナンバー第167回】PVCコーティングでお手軽ブラッシュアップ(2019年6月7日)


前回、古くなったスマホの再利用で老眼対策などを書いてみたが、よく見るとそのスマホは外観が塗装もはげてボロボロ。そこでバックカバーが外せることをいい事に、サクッと見た目をかっこよくしてしまう方法を紹介。

用意するのは市販のPVCシート、いわゆるビニール製のシート。最近のシートはすごく良くできていて、パッと見に印刷であることもわからなかったり質感が似せてあったりと都合がいい。

準備としては、母材に対して割とたっぷり目に切り出すことから始まる。その理由は、後で分かるが引っ張ることが必要だから。

この方法は、車のダッシュボードのパネルとかキャンピングカーのパーツコーティングにも使えるので、ぜひ試して見てほしい。

貼り付け作業は、母材の油分を除去しシールの裏紙を外してとごく一般的なのだが、ここからがPVCの面白いところ。その素材の耐熱温度は60~70度Cあたりで、80~100度Cでグニャーンと伸びる。110度Cを超えたあたりから今度は一気に縮め始めるのだ。

この辺りの温度感覚を見極めつつ、ドライヤーであぶりながら伸ばしたり縮めたりしてきっちりシワなく張り込んでいくのだ。スマホケースなどの小物で何度か練習すればコツがつかめ、ダッシュパネルなどの大物も出来るようになるはずだ。

写真の状態は、結構時間をかけ丁寧に内側にシートを織り込み完全にカバーしたところ。このあと余分な部分をカットし取り去る。必要とあらば、ちょっと強目に温め縮ませシワを消していく。スマホの場合、最終的にレンズなどの穴部分もカット処理した。

本来なら、温度設定できるヒートガンを110度Cくらいにすると都合がいいようなのだが、今回は誰でも出来る方法ということでドライヤーでチャレンジ。

どんなに上手にやっても、気泡は残る。それはそれほど気にしなくていい。すごく値段の高いシートだとそれを抜くための目に見えない小さい穴が無数に開いているのだが、手っ取り早くマチ針などでつついて抜いてしまうのが簡単。そのあとちょっとドライヤーで炙れば大丈夫。

いかがだろうか? イメージ一新である。右は数年前に本体をバラすことを禁じられている林檎産機種に両面PVCシートを貼り込んだスマホ。シートもDIYショップで買える安価なものだったため、四六時中ポケットに突っ込まれた結果角部分のプリントが擦れて消えかかっているが、保護という意味でも十分機能してくれている。

古いものでも気分一新! コストパフォーマンスと出来栄えにはきっと驚くと思われるので、チャレンジ精神いっぱいで楽しんで見てほしい。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。http://www.tamamac.com

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第166回】いざというときのために。車載しておくと安心なアイテム(2019年5月31日)


旅先でのトラブルはいやなものです。そんなまさかのときに備えておくと便利なセーフティグッズを紹介します。

安心して旅をするために、準備しておきましょう。備えあれば憂いなし。

キャンピングカーパーツセンター ♯024075 スタック ヘルパーベルト
キャンピングカーパーツセンター ♯024075 スタック ヘルパーベルト

♯024075
スタック ヘルパーベルト
価格:5,400円

 ぬかるみ、雪道、砂浜などに車がはまってしまったときに、脱出を助けてくれるアイテムです。ベルトをタイヤに巻いて固定することでトラクションをかけて脱出できます。ベルト長が95㎝あるので、キャブコンのタイヤにも装着可能。2個セット。収納袋付きです。

 車両重量のある車はスタックするとなかなか脱出ができません。また雨の後のキャンプ場のちょっとした坂がスリップして登れなくなるなんていうこともあります。そんなときのために車載しておくといいでしょう。

キャンピングカーパーツセンター ♯266002 セーフティハンマー

♯266002
セーフティハンマー
価格:1,944円

こちらは1アイテムで5つの機能がありますから、場面に応じていろいろに使えます。

1、懐中電灯

最大36時間の点灯が可能。夜間の車のトラブル時に役立ちます。いまはスマホの明かりなどで代用もできますが、やはり専用品があったほうが安心です。

2、シートベルトカッター

万が一の事故のときに、シートベルトが脱出の妨げになることがあります。頑丈なシートベルトをカットすることができます。慌てて操作して指などを傷つけないように刃の部分にガードが付いています。

3、ハンマー

ウインドウを簡単に割ることができます。万が一の事故で車に閉じこめられたときに威力を発揮。ハンマーの先がとがっているので、わずかな力でウインドウを破砕できます。

4、LED発煙筒

最大48時間点灯するLEDです。強力な明かりで点滅して約200m先からも視認できます。

5、マグネット

本体に内蔵している磁石で車のボディに取り付けができます。手に持たずに使用できるので便利です。

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第165回】代替え残りスマホでかっこいい老眼対策(2019年5月24日)


前回、防水型Bluetoothスピーカーでサイトを音楽で彩るような話をしたが、そんな時には代替えで余ってしまい一応取っておいているようなスマホを再活用で使う場合も多いだろう。実際自分の手元にも数台あり、家族子供の分まで入れると…なんと無駄にしていることか。

その話とは別に、最近の乗用車などはメーター類が液晶。寄る年波に勝てず、運転中の直射日光がつらくきちんとした偏光レンズ入り眼鏡などにすると、メーターそのものが虹色で見えない。やむなく着色系に作り替えたりもしてきた。

そもそも老眼がどんどん進行していき、運転に都合のいい視力の出ているメガネを作ると、メーターなどの近めの距離が見えなくなってしまうというどっちつかず。特に近眼の人はそうなる。

そこでミュージックプレーヤーとして使うことにしたスマホの出番。目的地に着くまではどうせ充電しっ放しだろうし、スマホの場合まず間違いなくGPS搭載なので簡易スピードメーターとして使える。もちろんリアルタイムで正確な表示は無理ではあるが、実用性では十分。

これを前方に置いておけば、視線移動も少なく確認もしやすいのだが、液晶画面なので色がほとんどついていない偏光レンズでも確認が無理。というわけでヘッド・アップ・ディスプレー化してしまう。

ソフトはAndroidとiOSどちらも、HUDで検索すると相当数がヒットする。広告表示されないシンプルめなものがオススメ。反転してガラスに反射させることが可能で、反射されたものなら偏光レンズでも問題なく見ることができる。

問題は固定の仕方だが、そこは100均などで売っている滑り止めマットなどを利用するといいだろう。

勢い余ってウインドウど真ん中に表示させてみたが、正直邪魔でしょうがなかった。

おとなしくウインドウ端に表示させてみるとじつに具合がいい。たまたま用意した車には時計がなかったので、スピードと時間表示ができるソフトが好都合。中にはナビ機能もHUD表示できるものもあるので、ナビ画面が見にくいと思っていた人にも朗報かも。

というわけで、使っていない機材再活用の話でしたが、いかがでしたでしょうか。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。http://www.tamamac.com

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第164回】手の届くちょうどいい場所にドリンクホルダーが欲しい!(2019年5月17日)


これからの季節は車内でお茶などペットボトルに入ったドリンク類を飲む機会も増えるでしょう。ドリンクホルダーがあると便利ですが、ダイネットなど座る位置によっては、ちょうどいい場所にドリンクホルダーがないことがありますよね。そこで今回は後付けドリンクホルダーを紹介します。

キャンピングカーパーツセンター ♯061012 ワンアクション 壁付けドリンクホルダー

♯061012
ワンアクション 壁付けドリンクホルダー
サイズ:100×110×30mm(折りたたみ時)
価格:972円

「ワンアクション 壁付けドリンクホルダー」はその名前の通り、壁面に取り付けるタイプのドリンクホルダーです。使わない時は折りたたんでおけて、つまみを引き出すだけで使えるようになります。取り付けは壁面にネジ止めするだけなので簡単です。ネジは同梱していないので、壁の素材や厚みに合ったネジを用意しましょう。

キャンピングカーパーツセンター ♯061013 シートサイド ドリンクホルダー

♯061013
シートサイド ドリンクホルダー
価格:2,160円

 壁面などドリンクホルダーを取り付けできる場所がない場合に便利なのが「シートサイド ドリンクホルダー」です。取り付けは、シートの透き間や、壁とシートの透き間などに差し込むだけでOK。ドリンク2本と小物が入れられるドリンクホルダーでレザー調仕上げなので高級感もあります。

キャンピングカーパーツセンター ♯061008 カップホルダーステンレス 大 切寸φ74

♯061008
カップホルダーステンレス 大 切寸φ74
価格:540円

 最後に紹介するのは、ダイネットテーブルなどについているものをよく目にするカップホルダーです。「カップホルダーステンレス 大 切寸φ74」は、テーブル板に74㎜の穴を開けて上からはめ込むだけの簡単DIY。シンプルですが、使いやすいカップホルダーのできあがりです。

 以上、3タイプのカップホルダーを紹介しました。DIYが必要なものもありますが、初心者でも簡単に取り付けできて、しかも使いやすさをすぐに実感できますから、満足度の高いDIYとなります。

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第163回】キャンピングカーとサイトの音場を考える(2019年5月10日)


物は試しで、あまりにマニアックな細かい実音収録されているとあるトップガンという映画を再生してみると…、うわぁーカタパルトへの装着する小さな金属音が普通にきちんと聞こえる。大音量の離陸時アフターバーナーも大迫力、スゴいっ!

実は、音に気を良くしているだけではない。それはこのスピーカーは、水に落としても大丈夫な防水タイプなのである。そう、スマホをキャンピングカーの中に置いておき、スピーカーを持ってサイトで気兼ねなく聞いていられるのだ。おき忘れて夜露を浴びてもへっちゃらだし、ボタン操作も可能でかかってきた電話にだって出られる。新しいブルートゥースの規格なので、10m以上楽に電波も届くし楽しくてしょうがない。

単体でも十分音がイイのだが、遊び半分でガラスの灰皿の中に置いてみると、さらに重低音がいい感じ。固形燃料の鋳物五徳だとまた違った音質に。変な遊びではあるが、結構コレが面白い。それと、かなり大きな音のように聞こえるのだが、周辺にはそれほど音が伝わっていかないのも、サイトで利用する場合のミソ。スピーカー周りだけがイイ音場なのだ。こういったところも、周辺サイトに迷惑をかけない感じでいい。

ブルートゥースが使えるようなスマホがなくても直接有線で接続もできるので、ポータブルミュージックプレイヤーなどの場合はこの方がいいかも。ラジオが付いていればそれを聞くこともできるし。以前のタイプなら、最初からラジオが入っていたようなのだけれどね。

そして最も気に入ったのが、350・500mlの缶ジュースと同等サイズに作られているため、車やキャンピングカーのテーブルにあるカップホルダーにはめて利用できること。コレなら移動中に車内で転がることもないし、キャンピングカーのリビングルームにかなり凝った高額の音響装置を入れなくても十分満足かなと思えた。

正直、キャンプに必須かなぁと自分では思うが、問題点もある。音はイイのだが出力が弱くコーンも小さいわけで、当然音圧がグッと迫ってくるようなことは…、無い…、のだ。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。http://www.tamamac.com

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第162回】道の駅巡りの必需品。冷凍できるポータブル冷蔵庫(2019年5月7日)


これまで何泊も車中泊をして、道の駅巡りをしてきましたが、車中泊の必需品として挙げたいもののひとつがクーラーボックスです。

 クーラーボックスというとキャンプやバーベキューなどで、冷たい飲み物を入れて、家から持って出かけるイメージがありますよね。

 道の駅巡りの場合は、持っていくのではなく、「持って帰る」ことにクーラーボックスを使います。

 最近は人気の道の駅というと、農産物直売所や、魚市場など充実していて、あれもこれも買いたくなるものばかり。しかし、要冷蔵のものは、そのままでは買って帰ることができませんよね。

 そこで車にクーラーボックスをひとつ積んでおくと、気にせず買えるのでおすすめです。魚市場であれば、氷はお店で詰めてくれますし、コンビニで板氷を買うこともできます。

 そしてさらにクーラーボックスよりもおすすめなのが、冷凍も可能なポータブル冷蔵庫です。

 電源は付属のコードを使って車のアクセサリーソケットから取るので、氷が必要ありません。車に積んでおくだけで準備OKです。

 キャンピングカーパーツセンターのポータブル冷蔵庫のなかで人気商品はコンプレッサータイプのポータブル冷蔵庫CDF-18で、10℃からマイナス18℃まで冷やせる高性能タイプ。ダイヤルを回して庫内の温度調節が可能で、冷凍食品の持ち帰りもできます。

 庫内容量は18Lで、2Lのペットボトルがタテ置きで収納できる高さがあります。上部には持ち運びに便利な大きなハンドルが付いていて、使わないときには本体にスッキリと収まるので車内に置いても邪魔になりません。

 上開きタイプなので中身の出し入れがしやすいですし、冷気が逃げにくいというメリットもあります。コンパクトサイズで、車の足もとに置くこともできます。

 これさえ車載しておけば、生ものでも冷凍物でも道の駅でなんでも買い物ができます。

キャンピングカーパーツセンター ♯162068 Dometic ポータブル冷蔵庫CDF-18

♯162068
Dometic ポータブル冷蔵庫CDF-18
サイズ:465×414×300mm
重量:11.5kg
価格:59,400円

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第161回】艶出し効果満点、新車の輝き!(2019年4月26日)


前回は、完璧ではないがお手軽なヘッドライトの綺麗化を紹介した。確かにそれだけでかなり車のイメージがシャキッとするのだが、まだ何か足らない。そう、黒がビシッと締まらないと、全体のイメージがシャンとしないのだ。

そこで今回紹介するのは、ちまたでというかごく一部、ネット界隈などで密かな人気、信越シリコン製のシリコンオイルKF-96を取り上げよう。すごい高純度で、ネット通販などでも手軽に手に入るシロモノ。ちなみに写真のもの、1kg缶で2000円ほどである。

車の樹脂やゴム、プラスチック類に浸透させ光沢を蘇らせるシリコン系塗布剤は数あれど、見よこの輝き! もう使ってみるだけで楽しくてしょうがない。この部分は砂汚れなどを洗い流して塗布してみた。

気を良くして、ゴミがいっぱい挟まっているフロントグリルを、軽く水で流しただけでまだ汚れが着いている所にも塗布してみると、みるみる黒くなって汚れも一緒に落ちてしまうすごさ。

車の黒い部分、ウェザートリップなどもまとめて塗布してみて、乗用車1台分に塗り終えるのに30分とかからない。これで1週間以上は、ビックリするほどビシッとしまった黒色がキープされる。まめに連続して塗り込めば、さらなる効果アップが期待できそう。

さらにこれシリコンオイルなので、キャンピングカーにありがちなシリコンシーリングに塗布するのも問題ないはず。経年で硬化してしまう前にしっかり塗り込んで、防水を含めたメンテナンス用として利用しても十分納得できるものではないだろうか。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。http://www.tamamac.com

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第160回】夏の暑さ対策! 運転席、助手席の窓を網戸にする(2019年4月19日)


これから夏に向かっていくにしたがって、日差しが強くなってきます。車中泊では、暑さ対策が重要になってくる季節ですね。

 運転席、助手席のウインドウに取り付ける「レーザーシェード」は、紫外線を67.1%もカット。これからの季節にピッタリのアイテムです。

 その名前の通り、シェード(日除け)が主な役割ですが、ほかにもいろいろと機能があります。まずメッシュ構造になっているので風を通し、網戸として使えます。夏のキャンプ場などで、ウインドウから風が入ってくると車内の快適さがアップします。

 しかも3Dレーザースキャン技術を使って採寸した車種別専用設計なので、すき間なくぴったりと窓枠におさまり、蚊や光に寄ってくる蛾など虫の侵入を防いでくれます。

 メッシュ構造は車外から車内を見えづらくする効果もあるので、道の駅などで車中泊するときの車内プライバシーを守ってくれます。

 取り付けにネジや工具は必要なく、車内側のウインドウの溝にはめ込むだけの簡単装着。ウインドウの下側にレーザーシェードの下側を合わせたら、つぎに上側をフレームに固定するだけ。シェードに内蔵されているマグネットで車の内側に簡単に固定ができます。

 カーテンや吸盤を使って取り付けるタイプと違って、ウインドウの枠を使うので、夕立など突然の雨でも付けたままウインドウを閉められるので便利です。

 網の部分はグラスファイバー製で、フレームは耐熱性のあるABSを使用。使わないときは折りたたんで収納できます。 

 カムロード用のほかに、ハイエース用(標準・ワイド・スーパーロング)もラインナップ。ベンチレーターなどを合わせるとさらに涼しさがアップします。

キャンピングカーパーツセンター ♯075022 レーザーシェード カムロード(1台分2枚)

♯075022
レーザーシェード カムロード(1台分2枚)
価格:14,000

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第159回】超お手軽ヘッドライトメンテナンス(2019年4月12日)


キャンピングカーは、新車のうちはピッカピカで綺麗。白いボディのモデルが多いので、その傾向は強い。その綺麗さをキープしつつ乗り続けるのは意外と大変で、経年変化も当然起こる。

特に最近のアクリル系ヘッドライトと黒いゴムやプラスチックパーツの劣化は避けるのが難しく、中古車を入手した場合などは結構残念な状態だったりもする。

そこで今回は、根本的な解決ではないがお手軽な、それでいて「おおおっ!」とビックリすること間違いない裏技を紹介。それは、スーパーで手に入る「おふろのルック みがき洗い」、200円台で手に入るもの。

使った場所は、ヘッドライト。曇り取りに使用した。そもそもがFRP製の風呂桶を磨くもので、直接肌に触れるものに使うため、素手でも大丈夫だろうと思い濡らしたヘッドライトに直接塗り塗り。研磨剤の感じとしては、クリームクレンザーよりはるかに細かく、クリーミーな感じ。

手袋をしなかったのは、ガサガサになった表面がどうなるかをダイレクトに感じ取りたかったためだが、そのへんはどうだか分からず少し不安に。

ところがである、5分洗っているとおやっ! 10分を超えたあたりで感動。どうでしょう、最初の写真と比較すると黄ばみが劇的に減り、レンズカットもキリリッ! としていないだろうか。ちょっと写真だとわかりにくいかぁ…

確かに、カーショップで手に入る専用品ほどの効果は見込めないが、さらに言えば研磨後のコーティングもできてはいない。でも、お手軽さは画期的だし何しろ取り外し作業もなし。一度だまされたと思っても悔しくないリーズナブルさ。いかがでしょうか~。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

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【キャンピングカーコラム バックナンバー第158回】共同開発だからできる!キャンピングカパーツセンターオリジナルアイテム(2019年4月5日)


キャンピングカーパーツセンターではパーツメーカーと共同開発したオリジナルの商品を販売しています。自社でキャンピングカーを製作しているからこそできる共同開発商品といえます。

 ショックアブソーバーもそのなかの1ジャンル。キャンピングカーの善し悪しを語るときに、移動時の快適性はやはり重要で、ショックを変えることで、乗り心地も変わります。今回はその中でも最近発売になった2商品を紹介します。

 まずは国産キャブコンのベース車として使われているカムロード用のショックアブソーバー。ショックアブソーバー国内シェアナンバー1のKYBと共同開発したのが「KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 ♯241180」です。1年半の開発期間、そして約2万㎞の走行テストを行なって、完成した自信作です。

 最近のキャブコンはルームエアコンを装備したり、サブバッテリーを2個積み、3個積みするなど架装重量が増えている傾向にありますが、それに対応するように減衰力を高め、コーナリングやブレーキ時の挙動の安定性をアップ。またフロントとリヤで異なるチューニングをして、カムロードに合うように最適化しています。

キャンピングカーパーツセンター ♯241180 KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分

♯241180
KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 
価格:77,760円

 そしてもうひとつは、世界初のショックアブソーバーを生み出したモンローとの共同開発で、タウン・ライトエーストラック用のショックです。

 ライトキャブコンのベース車として使われることの多い同車用には、ショックが動きはじめるときの減衰力を高く設定しています。

スプリングの余分な動きを少なくして、しなやかな乗り心地に仕上げました。

 またタウン・ライトエースのバン用も同時に発売されています。(モンローOESpectrumタウンエース バン 4WD車除く#241179

キャンピングカーパーツセンター モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)

#241178
モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)
価格:58,320円

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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