【キャンピングカーコラム バックナンバー第50回】小型軽量のBS/CSアンテナは持ち運び簡単で、しかもリーズナブル(2017年3月10日)


キャンピングカーで旅をしていてテレビを視聴する場合、地上デジタル放送は近くに建物などの遮蔽物があると受信しづらく、山のなかのキャンプ場などでは受信できないこともある。

 ところがBS/CS放送は衛星からの電波を拾えばいいので、空が開けている場所であれば全国ほとんどの場所で受信ができる。山奥のキャンプ場などに宿泊するとき、地上デジタル放送が映らなくても、CS/BS放送は受信できることが多い。

 ということで、旅先でもテレビを見たい人にとってCS/BSアンテナは欠かせない装備といえる。キャンピングカーパーツセンターの売れ筋商品のなかでも一年を通してアンテナ関連は上位を占めている。

 DACP-4012は昨年末に発売になったBS/CSアンテナで、沖縄県と一部離島をのぞく全国に対応。基本的に屋外に設置するタイプで、たとえばキャンプ場などで外のテーブルなどに置いて使用する。

 アンテナの仰角(上下角度)と偏波角(方位)を合わせれば受信OK。最近はスマホのアプリでアンテナ方向を確認できるものがあるので便利だ。ちなみに東京では仰角46、偏波角+18だが、稚内では仰角36、偏波角+15と違いがあるので、それぞれの土地に合わせて調整する。

 また車内であっても窓際や壁がFRP製(バンテック車では確認済み)であれば、受信が可能だ。バンクベッドやダイニングテーブル上などにアンテナを置いてテレビを見ることができる。

 走行中もダイネットなどでテレビを見たいのであれば、自動追尾式のBS/CSアンテナのDACP-355(162,000円)やDACP-452(216,000円)が必要になるが、出かけた先で車を停めて視聴するのならば、小型軽量で手頃な値段のDACP-4012で十分。7mのアンテナケーブルと、設置ベースが付属する。

キャンピングカーパーツ ♯231068 BS/CSデジタルハイビジョン フラットパッチアンテナDACP-4012

テレビアンテナ
♯231068 BS/CSデジタルハイビジョン フラットパッチアンテナDACP-4012
価格:47,250円(税込)
サイズ:400×120×65mm(アンテナ本体)
重量:2.7kg

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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