【キャンピングカーコラム バックナンバー第64回】開口寸法はヨーロッパ規格の400×400㎜。ルーフベントの交換、新規取り付けに(2017年6月16日)


キャンピングカー車内の明かり採り、そして天井付近に溜まった空気を抜くことがルーフベントの役割だ。車内で人が立てるくらい室内高のあるキャブコンは、とくに夏などルーフ付近に熱気が溜まるので、ルーフベントは必需品ともいえるパーツである。

ファン付きとファンレスのタイプがあるが、今回紹介するのはファンレスタイプのSEITZ MINI HEKI(ザイツ ミニ ヘキ)だ。

ちなみにルーフベントのサイズはアメリカ規格が360×360㎜の開口サイズ、ヨーロッパ規格は400×400㎜となっていて、SEITZ MINI HEKIはヨーロッパ規格。

アクリル製ドーム型のウインドウで、バーハンドルによって開閉角度を3段階に調整できる。取り付け高さは105㎜なので、ルーフへの出っ張りが少なくドーム式ということもあって破損しづらい。

本体室内側にシェードと防虫ネットを内蔵しているので、就寝時などはシェードにして明かりを遮り、フルオープンして外気を取り入れたいときには虫除けの防虫ネットを使用できる。

古くなったり、破損してルーフベントを交換する場合、もともと付いているのがヨーロッパ規格のものならばルーフの開口部分はそのまま流用できる。

新たにルーフに穴を開けて取り付ける場合は、ファンレスのために電気配線の必要がないので、そのぶん手間が少ない。

またSEITZのHEKIシリーズは、MINIのほかにも商品ラインナップがいろいろとあり、開口部が700×500㎜のルーフライトウィンドウMIDI-HEKI(#034071 69,120円)など大型のタイプも用意される。

※MIDI-HEKIは、受注発注商品のため、納期は4~6か月必要

キャンピングカーパーツ ルーフベント ♯034076 SEITZ MINI HEKI

ルーフベント
♯034076 SEITZ MINI HEKI
価格:21,600円(税込)
開口サイズ:400×400㎜
カラー:ホワイト

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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