【キャンピングカーコラム バックナンバー第116回】キャンピングカー、夏の過ごし方(2018年6月15日)


キャンピングカーの魅力のひとつが、その日の気分でいつでも好きな場所に出かけられること。寒ければ暖かいところへ、暑ければ涼しいところへ。

 夏になれば高原などを目指して車を走らせて車中泊すれば、涼しく過ごすことができます。とはいうものの、高原ばかりに出かけるわけにはいかないですよね。

 最近は家庭用エアコンを装備するキャンピングカーも増えてきたので、一年中快適に過ごすことができます。

 網戸や扇風機などを利用して涼しく過ごす方法もありますが、今回紹介するのはルーフベンチレーターです。

 ルーフベンチレーターはキャブコンやバンコンの天井に取り付けられている、いわゆる換気扇です。自然換気のものと電動ファン付きがあって、電動ファン付きは排気のみ、吸排気タイプに分かれます。

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自然換気のタイプはキャンピングトレーラーなどによく見られるもので、ベンチレーターのルーフ部分をハンドルを回して操作するなどして持ち上げて換気します。天井付近には熱気が溜まりやすいので、その熱気を逃がすことができます。

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 電動ファンはさらに換気能力の高い装備です。自然吸気タイプと同様にハンドル操作などでルーフ部分を持ち上げ、スイッチをいれてファンを回し換気します。

 基本的に使うときは排気にして使います。このときにルーフベンチレーターだけでなく、ダイネットのウインドウなどで少し離れた場所を網戸にしておくと空気の流れができてより快適に過ごすことができます。

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 またマルチルームなど夏季はとくに熱がこもりやすいところに使うのに適している常時換気ファンもあります。太陽光で発電するので配線いらずで取り付けできます。トイレルームなどの換気に使えば気になるニオイを排出してくれます。

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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