【キャンピングカーコラム バックナンバー第176回】夏に弱くなるメインバッテリーを元気にする(2019年8月9日)


冬と同じようにバッテリー上がりが多いのが夏です。キャンピングカーというとサブバッテリーが注目されがちですが、エンジンを始動するためのメインバッテリーも重要です。

 夏はエアコンを多用します。今年は梅雨明け後にずっと暑さが続いているので、エアコンも大活躍していることでしょう。

 エアコンを使うとガソリンなどの燃料消費が増えるとともに、メインバッテリーからの電気も消費します。

 走行していれば、充電も適切に行われますが、行楽地の渋滞などでオルタネーターの発電量が十分でないと、メインバッテリーへ充電が行われず、バッテリーが弱る原因になります。

 そこで走行充電以外にも充電できるソーラーパネルが活躍します。「パークセーフ2」は、前モデルよりも発電量がアップ。以前は7Wでしたが、新モデルは最大15Wの発電量となりました。

キャンピングカーパーツセンター ♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2

♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2
価格:8,000円

 使い方は簡単です。メインバッテリーへの接続には「OBDⅡ」を使います。OBDⅡとは、車両の故障診断機などを接続するためのコネクタで、ここにワンタッチで接続できます。

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 そしてダッシュボード上にソーラーパネルを開いて置くだけです。ソーラーパネルに直角に太陽光が当たると発電量が最大になります。発電中は赤色のインジケーターが点灯。本体にはUSBポートが付いているので、メインバッテリーの充電をしながらスマートフォンなどの充電も可能です。

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 ソーラーパネルは三つ折り式で使わないときはB5ノートサイズに折りたたむことができます。サイズは広げた状態で495×251×2.5㎜、折り畳むと163×251×17㎜になります。本体重量は440gです。

 またソーラーパネルは日差しが弱くなると発電できず電流が流れなくなります。日差しが回復したときに自動的にリセットをして充電を再開するUSBオートリセット回路付きです。

 

浅井 佑一

著者:浅井 佑一

キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。http://rvtravel.jp 

 

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