【キャンピングカーコラム バックナンバー第177回】シーズン到来、虫天国とその対策(2019年8月16日)


どうにもこうにも、ハイシーズンで人間に楽しいキャンプの場では、虫さんが栄華を極めているのと時期がほとんどダブる。筆者自身、夏の日焼けと虫刺されにめっぽう弱く、日常持ち歩いている鞄のポケットには、常に日焼け止めと虫刺されなどの痒み止めを一年中持ち歩いている。

もちろん刺されて痒ければ薬に助けを乞うしかなく、最初はポケットサイズを購入し無くなり次第大瓶から移している状態。

たださすがに常時持ち歩いているわけではないのが虫除け剤。仕事でキャンプをするときなどは、買い出し時に出来る限り購入することを心掛けているが、手に入らないことも多い。そこでオススメなのがハッカ液の自家製虫除けプレーの作成。

ハッカ液は薬局で手に入るが、そこなら虫除けグッズが大抵手に入るジャンという声も聞こえそうだが、そこはそれちゃんと自宅で作って用意する理由はある。それは…、大抵の市販の虫除けより効果が高そうだということを体感しているから。そして、コストパフォーマンスも圧倒的に高い。

作り方はいたって簡単で、水と消毒用アルコールを1:5と、ハッカ液を適量何滴か気持ち多めに混ぜる。コレを適当なスプレーボトルに入れ、頻繁にシューシューするだけ。簡単である。

小さいスプレーボトルを家族分用意し、各自持ち歩けば効果覿面。陽を浴びすぎて火照った肌を、クールダウンさせるのにも効果的。これが暑い夏にはかなり効果的!

自らの防虫はもとより、周辺空間の防虫もしっかりしたい。外で使うなら、メチャクチャ強力なタイプを思う存分使えるが、キャンピングカーの中ではそうもいかない。

家庭と比較すると容積の少ないキャンピングカーの中では、家庭用の通常タイプを焚くと自分がむせるというか喉が大変なことになりがち。そこで、ペット用に発売されているものを利用しよう。これならキャンピングカーやテントの中という限られたスペースの中でも、結構安心して利用できるのではないだろうか。

お手軽なのは、防虫効果の成分が入ったパラフィンオイルが発売されているので、それをテーブルランタンとして点けっ放しにしておくこと。満タンにすれば丸1日程度は燃焼し続けてくれる。

せっかくいい季節なのに虫に悩まされるのもイヤなので、積極的にいろいろ活用するのがいいのではないだろうか。

 

TAMA@MAC

著者:TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。http://www.tamamac.com

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