さる9月27日から10月6日の間、福島県の羽鳥湖周辺で、オートキャンプの国際大会が開かれた。日本における主催は日本オートキャンプ協会で、多数の会員がホスト国として海外からの参加者と交流を持った。
このイベント、オートキャンプ協会の個人会員でないと参加できないのがちょっと敷居が高いかとも感じたが、特設だった会場はキャンピングカーユーザーにとっては環境は抜群。ただ、テントの下にはストーブを入れておかないと寒いというのに季節を感じた。
何がすごいかと言えば、まず電源。60kWの消音型発電機があちこちに置かれ、安心して電源を利用できること。そして各会場を結ぶシャトルバスが頻繁に往来し、温泉施設は朝7時半から夜9時までいつでも利用できたこと。
もちろん、各会場で他国の参加者と会話をする機会も多く、参加国ごとのレセプションも多数行われ交流はそれぞれに盛んであった。
そんなキャンプ中、キャンピングカーサイトで見かけたグッズでちょっと良いなと思ったのがハーフスクリーン。これはスーリー製のサイドオーニングのオプション品なのだが、残念ながら日本ではまだ未発売。まあ今時なら、個人輸入もそれほど難しくないだろう。風通しがちょうど良く、プロジェクター映像も写しこめて楽しそうだ。
そしておジャマしたサイトで見つけたのが、自作ランタン。オナーいわく、ものすごい製作費がかかっちゃったとのこと。コレは見る人が見れば分かるとあるメーカーのガスランタンに、銅と真鍮でゴージャスなアタッチメント台を接続し、テーブル上を優しく明るく照らしてくれる。
さすがに参加者はある意味オートキャンプのエキスパートだらけなので、みんなが持っているスキルが異常に高いと感じる。というわけで、たまにはそういった多人数のキャンプ大会に参加すると、いろいろアイデアをもらえるものだと再確認したのであった。