【パノラマロード江花】富良野岳に向かって伸びる 約5kmの爽快な直線道路


北海道のほぼ中央に位置する富良野は、日本離れしたスケールの大きな絶景スポットが点在する道内屈指の人気観光地です。なかでも、北海道の雄大さの象徴とも言えるのが、穏やかな田園風景の中をどこまでもまっすぐに走る直線道路。富良野エリアでもっとも有名なのは、上富良野町にある「ジェットコースターの路」ですが、それと並んで観光客から人気を集めているのが「パノラマロード江花」です。

JR上富良野駅から4.2km。道道581号線沿いにある標識に従って穏やかな田園風景の中をしばらく走ると、「パノラマロード江花」の標柱が立っています。ここは、丘の上から富良野盆地に向かってまっすぐに伸びた、5kmにおよぶ直線の下り坂。富良野岳に向かってゆっくりとクルマを走らせると、大自然に吸い込まれるような不思議な感覚を味わえます。

「ジェットコースターの路」よりもアップダウンは緩やかですが、富良野エリアらしい穏やかな田園風景を眺めながらゆったりとドライブを楽しむには、こちらの方がお勧め。直線道路の起点が、富良野盆地よりも50mほど標高が高い丘の上にあるため、見晴らしがよく、晴れた日にはまっすぐに続く直線道路のはるか向こうに、雄大な十勝岳連峰の姿を眺めることができます。

「ジェットコースターの路」と同様に、地元町民が選ぶ上富良野の絶景スポット「かみふらの八景」に認定されていますが、常に観光客でにぎわう人気スポットの「ジェットコースターの路」と比べて、「パノラマロード江花」は比較的観光客が少ない穴場的スポットになっていますので、ゆっくりと絶景を堪能したい人や、愛車をバックに記念撮影したい人にピッタリ。ドライブはもちろん、十勝岳連峰とパッチワークの丘の大パノラマを眺めながらサイクリングやウォーキングを楽しむのもお勧めです。

 

(データ)

住所 北海道空知郡上富良野町西3線北21号

問合先   かみふらの十勝岳観光協会 TEL:0167-45-3150

https://www.kamifurano.jp/hakkei/04b.html

 

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【ジェットコースターの路】激しいアップダウンが続く 約2.5kmの爽快な直線道路


全国第1位の面積を誇る広大な北海道には、日本離れしたスケール感や開放感を味わえる絶景のドライブルートが数多く存在しています。なかでも、アメリカ大陸のようにどこまでもまっすぐに続く直線道路は、北海道ならではの名物と言えます。

観光スポットとして知られている直線道路の中でも、もっとも高い知名度を誇る道のひとつが、北海道・上富良野町にある「ジェットコースターの路」です。地元町民が選ぶ上富良野の絶景スポット「かみふらの八景」のひとつに数えられるこの道は、倉本聰脚本のテレビドラマ「優しい時間」に登場したことでも知られ、シーズンになると多くの観光客が北海道ならではの絶景を求めてこの場所を訪れます。

周囲にはほとんど民家がなく、非常にわかりにくい場所にありますので、訪問の際はJR美馬牛駅方面からアクセスするのがお勧めです。美瑛・富良野エリアのメインストリート237号線を富良野から美瑛方面に向かって走り、JR美馬牛駅あたりにある「西11線道路」(ジェットコースターの路の正式名称)の標識を左折すると、そこが2.5kmに渡って激しいアップダウンが続く直線道路「ジェットコースターの路」の入り口です。

緩やかな道から一気に急降下と急上昇を繰り返す様子は、まさにジェットコースター。道の左右に広がる田園風景や美しい丘陵を眺めながら爽快なドライブを楽しめる、北海道屈指の絶景ルートです。

クルマを停めて景色を眺めたり、写真を撮影したりする観光客が多いので、訪問する際は運転には十分に気をつけましょう。また、道の両側が畑になっているので、記念撮影をする際などに立ち入らないよう注意してください。

 

(データ)

住所 北海道空知郡上富良野町西11線北30号

問合先   かみふらの十勝岳観光協会 TEL:0167-45-3150

https://www.kamifurano.jp/hakkei/01b.html

 

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【オロロンライン】北海道随一のロングルートで 感動のドライブ体験!


「北海道らしい絶景を楽しみながらドライブしたい」。そんな人にピッタリなのが、小樽から稚内までの海岸沿い約380kmをひたすら走る「オロロンライン」です。北海道には絶景のドライブルートが数多く存在しますが、スケール感ではこのルートが随一。雄大な日本海を眺めながら、北海道ならではの絶景ロングドライブを満喫できます。

約380kmというと、東京~名古屋、東京~仙台とほぼ同じ距離。それがすべて海沿いの一般道ですので、オロロンラインのスケールの大きさに驚かされます。小樽から稚内まで走破すると、ノンストップでおよそ6時間。休憩を入れて、約7時間のルートです。

オロロンラインを北上すると常に海側の車線を走ることになるので、稚内方面へ向かう際にこのルートを利用するのがお勧め。旭川からも札幌からも出やすい留萌を起点として稚内方面に北上すると、雄大な景色を眺めながら爽快なドライブを楽しめ、途中に魅力的な観光&グルメスポットも点在しています。

留萌市街から北へ30分ほど走ると、道沿いに「道の駅おびら鰊番屋」があり、国の重要指定文化財「旧花田家番屋」を見学できるほか、食堂でにしんをメインにした海鮮も味わえます。さらにその先を進めば、立ち寄り温泉施設とオートキャンプ場を併設した「道の駅風W(ふわっと)とままえ」「道の駅ロマン街道しょさんべつ」と、温泉、キャンプ場、新鮮な海の幸という3つの要素を楽しめる魅力的な道の駅が続きます。

オロロン街道のハイライトは、天塩町周辺。天塩川を越えて106号線を走っていると、広大な直線道路の左手に日本海のかなたに浮かぶ利尻富士、右手に28基の巨大風車が立ち並ぶ光景を眺めることができます。日本離れした雄大な景色は、まさに北海道ならでは! そこからサロベツ原野を抜けて1時間ほど走れば、日本最北の市・稚内に到着です。

絶景、道の駅、温泉、オートキャンプ場など、魅力がいっぱい詰まった「オロロンライン」。北海道に行ったら、ぜひ一度は走ってみたい最高のドライブルートです。

 

(データ)

住所 北海道稚内市大通6丁目北海道道106号稚内天塩線

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【宗谷丘陵】自然のコントラストが織りなす 息をのむほどの大絶景!


日本最北端の地・宗谷岬を訪れた際には、ぜひ「宗谷丘陵」をセットで観光することをお勧めします。宗谷丘陵は、北海道稚内市の宗谷岬南部に広がる日本最北の丘陵地帯です。視界いっぱいに広がる緩やかに起伏した丘陵風景は、「ココ、本当に日本!?」と思ってしまうほどの圧倒的なスケール感! 約2万年前の氷河期に形成されたといわれる周氷河地形は、北海道遺産にも認定されています。

宗谷岬の記念碑から、道路を挟んで向かい側にある坂道を登っていくと、オランダ風の風車が目印の宗谷岬公園レストハウスが見えてきます。建物内には、無料の展望台や宗谷黒牛のステーキなどを味わえるレストラン、稚内特産品の売店などが完備されています。

そこからさらに南に進むと、目の前にモンゴルの平原を思わせるような360°の大絶景が広がります。宗谷岬方面を振り返ると、緑豊かな丘陵の背後にオホーツク海が広がり、天気が良ければ、日本海方面に浮かび上がる利尻富士を眺めることもできます。

自然に恵まれた宗谷丘陵で日本最北のブランド牛肉「宗谷黒牛」を生産している「宗谷岬牧場」では、1500ヘクタールを超える広大な牧草地に約3000頭の宗谷黒牛が放牧されています。丘陵内には、57基の風力発電機を設置した国内最大級のウインドファームもあり、青い空、白い雲、緑豊かな丘陵地と背後に見える大海原、白い風車群が、美しいコントラストを織りなし、ここでしか見られないスケールの大きな絶景を作り上げています。

丘陵内の道路には要所に駐車帯があるので、愛車と風景を1枚の写真に収めることも可能。宗谷丘陵の日本離れした大絶景を眺めながら、ゆったりとドライブを楽しんでください。

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【宗谷岬】北海道の旅人が目指す 日本最北端の地


北海道に行ったらぜひ一度は訪れたいのが、稚内市にある日本最北端の宗谷岬。目の前の宗谷海峡を挟んで43km先にロシア・サハリンの島影が浮かび上がる、まさに日本の最果てです。新千歳空港から高速道路を使っても、宗谷岬までは約400km・5時間半。距離的には、東京~名古屋とほぼ同じです。函館からだと約650km・8時間半となり、東京~青森・十和田とほぼ同じ。これだけ見ても、いかに北海道が広大かということを思い知らされます。だからこそ、宗谷岬にたどり着いた時の喜びや感動はひとしおです。

稚内市街から宗谷岬を目指して海沿いの238号線を40分ほど走ると、次第に店も人もクルマも少なくなり、沿道ではエゾシカがのどかに草を食んでいる光景が見られるようになります。宗谷岬を目指すライダーやチャリダーの姿も増え、時には自転車をこぐ若者がこちらに大きく手を振ってくれることも。日本最北端を目指して旅をする者同士、心が通い合う瞬間です。

目の前に大きく宗谷海峡が広がる岬の先端には、大きな駐車場が確保されているので、キャンピングカーでも安心です。海をバックに建てられた、北緯45度31分22秒の「日本最北端の地」を標す碑は、記念撮影スポットとして大人気。混雑時には、記念碑の前に撮影の行列ができるほどです。

記念碑の周囲には、お土産屋さんや食堂が並んでいます。ここでしか買えない「日本最北端到達記念」のステッカーも数多く販売されていますので、北海道の旅の記念に好きなデザインのステッカーを購入するのもお勧めです。また、記念碑の東側には、日本最北端のガソリンスタンド「安田石油店」があり、ここで給油をすると「日本最北端給油証明書」と貝殻で手作りしたキーホルダーがもらえます。宗谷岬を訪問した際は、次の目的地に向けて給油を済ませ、ここでしか手に入らない貴重な記念品をぜひゲットしてください。

 

(データ)

住所 北海道稚内市宗谷岬(駐車場あり)

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/