【北海道道444号稚咲内豊富停車場線】地平線まで続くサロベツ原野をバックに愛車の写真を撮影できる穴場スポット


天に向かってまっすぐ伸びる18kmの直線道路「天に続く道」、ホタテの貝殻を敷き詰めた宗谷丘陵の「白い道」、地平線に向かってどこまでも続く全長16kmの直線道路「猿払村道エサヌカ線」、激しいアップダウンが続く美瑛の「ジェットコースターの道」……。北海道には、ほかのどの場所とも違うスケールの大きな一本道が点在しています。今回紹介するのは、道北の豊富町内を東西に走る「北海道道444号稚咲内豊富停車場線」。サロベツ原野をバックに愛車の写真を撮影できる、穴場的スポットです。

利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている「サロベツ湿原」は、東京ドーム約1400個分(6700ha)の広さを持つ、日本一の高層湿原。人工物が見当たらない原野が地平線まで続く光景は、まさに北海道でしか味わうことのできないスケール感です。せっかく北海道ならではの雄大な景色にめぐりあえたなら、愛車のキャンピングカーを絡めて写真を撮りたくなるのがキャンピングカーオーナーの性(さが)。そんな人にオススメなのが、北海道天塩郡豊富町の「北海道道444号稚咲内豊富停車場線」です。

天塩エリアのシンボル「オトンルイ発電所」の巨大風車を抜けて、日本海オロロンラインをさらに13kmほど北上し、左手に稚咲内漁港がある交差点を右折すると、道道444号に入ります。撮影スポットは、そこから4㎞ほど走った「旧サロベツ原生花園」周辺。このあたりは見通しの良い直線道路が続いているので、路肩にクルマを止めて道路の左右に広がるサロベツ原野をバックに愛車を撮影することができます。撮影の際は、周囲の迷惑にならないように、走行車両を確認しながら短時間で済ませるのが鉄則。サロベツ原野をバックに愛車の撮影をした後は、東に1.5kmほど走った場所にある「サロベツ湿原センター」に立ち寄って、資料館や1周1kmの木道で 北海道でしか味わえない“本物の自然”をぜひ体感してみてください。

(データ)

名称 北海道道444号稚咲内豊富停車場線

住所 北海道天塩郡豊富町

https://maps.app.goo.gl/78iN2kfzaAMsiNnLA

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【オロンコ岩】知床半島の玄関口に立つ60mの巨岩の頂上から360度の大パノラマを眺める


知床半島は、世界自然遺産に登録されている北海道屈指の観光スポットです。このエリアの最大の魅力は、道内でも指折りの大自然を満喫できること。広大な知床半島の全域に、ハイキングやトレッキングを楽しめるスポットや、日本離れした絶景を楽しめるスポットが点在しています。そんな知床半島の観光拠点となる「道の駅うとろ・シリエトク」から、約800m(クルマで3分)の場所にあるのが「オロンコ岩」です。

知床八景に数えられる「オロンコ岩」は、ウトロ港にある高さ60mの巨岩。知床ならではの絶景を楽しめるウトロのシンボル的存在として、多くの観光客から人気を集めています。その名称は、「そこに座っている岩」を意味するアイヌ語に由来したもの。昔、この岩で先住民族が戦ったという逸話も残されています。「オロンコ岩」は下から見れば単なる巨岩でしかなく、その魅力を味わうには岩の外側にある約200段の急な石段で頂上まで登る必要があります。北海道グルメの爆食で増加した体重を気にする人にとっては、ちょうどいい運動と言えるでしょう。

心地よい汗をにじませながら石段を登りきると、平坦な頂上に木道が整備されています。そこから眺める青く澄んだオホーツク海、知床連山、プユニ岬、チャシコツ崎、ウトロの町並みは、まさに360度の大パノラマ! 知床八景のひとつに数えられているのも納得の、ため息がこぼれるような絶景が眼下に広がっています。頂上までの石段はしっかり整備されていますが、急こう配なので脱げやすいサンダルやヒールの高い靴はNG。転んでケガをすることがないように、運動靴やトレッキングシューズなど、しっかりとした靴で歩くのがオススメです。長期のキャンピングカー旅で運動不足や体重増が気になる人は、運動と絶景の観賞を兼ねてぜひ頂上まで登ってみてください。

(データ)

名称 オロンコ岩

住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ東

電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)

営業期間 4月下旬~12月上旬(無雪期)

駐車場 バス18台・乗用車96台(夏期のみ有料)

https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/oronkoiwa

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【サロベツ原野駐車公園】原野に並ぶ28基の巨大風車と愛車を絡めて撮影できる貴重なスポット


北海道には、他のエリアに類を見ないスケールの大きな絶景スポットが数多く存在しています。せっかく北海道らしい絶景に出会えたなら、「愛車と景色を一緒に写真に収めたい」と思うのがキャンピングカー乗りの性(さが)。そんな人にぜひオススメしたいのが、北海道天塩郡幌延町にある「オトンルイ風力発電所の風車群」です。

まずは、北海道随一の絶景ドライブルート「オロロンライン」を日本海沿いにひたすら北上して、サロベツ原野を目指します。道北エリアの深部に入り、天塩川にかかる天塩河口大橋を渡って道道106号稚内天塩線を道なりに走ると、広大な直線道路の右手に「オトンルイ風力発電所」の巨大風車28基が立ち並ぶ光景が広がります。前方には数km先まで見通せる直線道路、左手には日本海に浮かぶ利尻富士、右手には原野に並んだ巨大風車群……。広大なアメリカ大陸を彷彿とさせる日本離れした光景は、まさに北海道でしか味わえないスケール感です!

交通量が少ないので、オロロンラインの路肩にクルマを止めて愛車と風車群を撮影することは可能ですが、周囲の交通状況と安全面に配慮しながら短時間で済ませるのが鉄則。ゆっくり時間をかけて愛車と風車を絡めた写真を撮影したいなら、オトンルイ風力発電所のすぐ近くにある「サロベツ原野駐車公園」がオススメです。道道106号線沿いに14台分の無料駐車スペースが確保されていて、ズラリと並んだ巨大風車をバックに愛車の写真を落ち着いて撮影することができます。公園内に東屋やトイレもあるので、風車群と利尻山を眺めながら休憩したい人にもピッタリ。道北エリアを訪問する際は、ぜひオロロンラインを北上して、オトンルイ風力発電所の巨大風車群とキャンピングカーのベストショットを狙ってみてください。

(データ)

名称 サロベツ原野駐車公園

住所 北海道天塩郡幌延町浜里32-4

電話番号 0162-33-2516(宗谷総合振興局)

営業期間 通年

駐車場 14台(無料)

https://www.souya.pref.hokkaido.lg.jp/kk/wkk/douro/sarobetsu_cyusyazyou.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【定山渓温泉】札幌から1時間弱の好立地で、山と渓谷が織りなす四季折々の絶景と良質な温泉を満喫できる


年間約240万人が訪れる札幌の奥座敷・定山渓温泉は、北海道を代表する温泉郷のひとつです。支笏洞爺国立公園内に位置していて、札幌市街からクルマで1時間弱(26km)の場所にあるとは思えないほど、豊かな自然に恵まれています。見どころやグルメスポットのほか、日帰り入浴で源泉かけ流しの湯を堪能できる施設も多数あり、緑豊かな渓谷の湯どころとして観光客や地元の人から人気を集めています。

山と渓谷に囲まれた定山渓の最大の魅力は、四季折々で異なる風情を楽しめることです。定山渓エリアは全国有数の紅葉名所としても知られていて、10月上旬~中旬になると木々が赤や黄色に色づき、幻想的な風景を作り出します。温泉街を散策するだけでも鮮やかな紅葉は楽しめますが、周辺に「定山渓ダム」「豊平峡ダム」「札幌国際スキー場」などの紅葉名所が点在しているので、周辺エリアまで足を延ばしてゆっくりと紅葉巡りをするのがオススメです。

定山渓温泉の歴史は古く、慶応2年(1866年)に修験僧の美泉定山がアイヌ人の案内で温泉を発見・開拓したのが起源と言われています。現在の定山渓エリアは温泉ホテルが立ち並び、年間を通して多くの観光客が集まるにぎやかなスポットですが、山と渓谷に囲まれた美しく風情ある景観は昔と変わらず残されています。

中心部にある「定山源泉公園」を起点に、温泉街を一望できる「月見橋」を渡ると、「二見公園」から豊平川の上流に向かって「二見定山の道」が整備されています。“癒しの回廊”の別名を持つ自然散策路のハイライトは、鮮やかな紅色が木々の緑に映える温泉街のシンボル「二見吊橋」。橋の上から「二見岩」や「かっぱ淵」を望むことができ、紅葉の季節には赤や黄色に染まった山々と紅色の吊り橋が絶景を織りなします。定山渓を訪れた際は、野鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けながら、約800種もの山野草が生息する森の中をゆっくり散策してみてください。

 

(データ)

名称 定山渓温泉

住所 北海道札幌市南区定山渓温泉

電話 011-598-2012(定山渓観光協会)

駐車場 あり(有料)

https://jozankei.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【サロベツ湿原センター】1周1kmの木道を歩いて、日本一の面積を誇る「サロベツ湿原」の大自然を体感しよう!


広大な北海道ならではの魅力のひとつは、見渡す限りの地平線を眺められるスポットが点在していることです。数あるスポットの中でも道内屈指のスケールを誇っているのが、道北エリアの「サロベツ湿原」。利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、ラムサール条約にも登録されている高層湿原です。広さは6700ha で、東京ドームに換算すると約1400個分! 高層湿原としては、日本一の面積を誇っています。

サロベツ湿原の雄大な自然を満喫したい人は、原野の玄関口に建つ案内施設「サロベツ湿原センター」にぜひ立ち寄ってみてください。太陽光発電やヒートポンプ暖房などの自然エネルギーを利用した建物は、「人と自然の共生」がテーマ。館内には、写真やパネル、豊富な映像資料が展示されていて、湿原の成り立ちや、そこに生息する動物や花々、地域の人々の暮らしや産業、かつて行われていた泥炭採掘の歴史などについて学ぶことができます。

建物の右手には、ミュージアムショップとレストハウスが併設されています。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らないオリジナル商品や珍しい商品、サロベツの自然を楽しむためのアイテムを購入することができ、レストハウスでは、大きな窓から湿原を眺めながら、地元・稚咲内特産のホッキ貝入り「サロベツラーメン」や、「あげいも」「いももち」などの北海道グルメを味わうことができます。

建物の裏手には湿原が見渡す限り広がり、手軽に散策できる1周1km(徒歩30~40分)の木道が整備されています。バリアフリー対応で車椅子やベビーカーでも利用でき、途中に展望デッキや休憩デッキがあるので小さな子供のいるファミリーでも安心して楽しむことができます。木道をゆっくり歩きながら、季節によって変化するサロベツ湿原の雄大な景色、美しく咲き誇る花々、湿原に住む野生動物など、ここでしか味わえない“本物の自然”を体感してみてください。

 

(データ)

名称 サロベツ湿原センター

住所 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地

電話番号 0162-82-3232

営業時間 【5~10月】9:00~17:00、【11~4月】10:00~16:00

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/