【オロンコ岩】知床半島の玄関口に立つ60mの巨岩の頂上から360度の大パノラマを眺める


知床半島は、世界自然遺産に登録されている北海道屈指の観光スポットです。このエリアの最大の魅力は、道内でも指折りの大自然を満喫できること。広大な知床半島の全域に、ハイキングやトレッキングを楽しめるスポットや、日本離れした絶景を楽しめるスポットが点在しています。そんな知床半島の観光拠点となる「道の駅うとろ・シリエトク」から、約800m(クルマで3分)の場所にあるのが「オロンコ岩」です。

知床八景に数えられる「オロンコ岩」は、ウトロ港にある高さ60mの巨岩。知床ならではの絶景を楽しめるウトロのシンボル的存在として、多くの観光客から人気を集めています。その名称は、「そこに座っている岩」を意味するアイヌ語に由来したもの。昔、この岩で先住民族が戦ったという逸話も残されています。「オロンコ岩」は下から見れば単なる巨岩でしかなく、その魅力を味わうには岩の外側にある約200段の急な石段で頂上まで登る必要があります。北海道グルメの爆食で増加した体重を気にする人にとっては、ちょうどいい運動と言えるでしょう。

心地よい汗をにじませながら石段を登りきると、平坦な頂上に木道が整備されています。そこから眺める青く澄んだオホーツク海、知床連山、プユニ岬、チャシコツ崎、ウトロの町並みは、まさに360度の大パノラマ! 知床八景のひとつに数えられているのも納得の、ため息がこぼれるような絶景が眼下に広がっています。頂上までの石段はしっかり整備されていますが、急こう配なので脱げやすいサンダルやヒールの高い靴はNG。転んでケガをすることがないように、運動靴やトレッキングシューズなど、しっかりとした靴で歩くのがオススメです。長期のキャンピングカー旅で運動不足や体重増が気になる人は、運動と絶景の観賞を兼ねてぜひ頂上まで登ってみてください。

(データ)

名称 オロンコ岩

住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ東

電話番号 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)

営業期間 4月下旬~12月上旬(無雪期)

駐車場 バス18台・乗用車96台(夏期のみ有料)

https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/oronkoiwa

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【サロベツ原野駐車公園】原野に並ぶ28基の巨大風車と愛車を絡めて撮影できる貴重なスポット


北海道には、他のエリアに類を見ないスケールの大きな絶景スポットが数多く存在しています。せっかく北海道らしい絶景に出会えたなら、「愛車と景色を一緒に写真に収めたい」と思うのがキャンピングカー乗りの性(さが)。そんな人にぜひオススメしたいのが、北海道天塩郡幌延町にある「オトンルイ風力発電所の風車群」です。

まずは、北海道随一の絶景ドライブルート「オロロンライン」を日本海沿いにひたすら北上して、サロベツ原野を目指します。道北エリアの深部に入り、天塩川にかかる天塩河口大橋を渡って道道106号稚内天塩線を道なりに走ると、広大な直線道路の右手に「オトンルイ風力発電所」の巨大風車28基が立ち並ぶ光景が広がります。前方には数km先まで見通せる直線道路、左手には日本海に浮かぶ利尻富士、右手には原野に並んだ巨大風車群……。広大なアメリカ大陸を彷彿とさせる日本離れした光景は、まさに北海道でしか味わえないスケール感です!

交通量が少ないので、オロロンラインの路肩にクルマを止めて愛車と風車群を撮影することは可能ですが、周囲の交通状況と安全面に配慮しながら短時間で済ませるのが鉄則。ゆっくり時間をかけて愛車と風車を絡めた写真を撮影したいなら、オトンルイ風力発電所のすぐ近くにある「サロベツ原野駐車公園」がオススメです。道道106号線沿いに14台分の無料駐車スペースが確保されていて、ズラリと並んだ巨大風車をバックに愛車の写真を落ち着いて撮影することができます。公園内に東屋やトイレもあるので、風車群と利尻山を眺めながら休憩したい人にもピッタリ。道北エリアを訪問する際は、ぜひオロロンラインを北上して、オトンルイ風力発電所の巨大風車群とキャンピングカーのベストショットを狙ってみてください。

(データ)

名称 サロベツ原野駐車公園

住所 北海道天塩郡幌延町浜里32-4

電話番号 0162-33-2516(宗谷総合振興局)

営業期間 通年

駐車場 14台(無料)

https://www.souya.pref.hokkaido.lg.jp/kk/wkk/douro/sarobetsu_cyusyazyou.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【定山渓温泉】札幌から1時間弱の好立地で、山と渓谷が織りなす四季折々の絶景と良質な温泉を満喫できる


年間約240万人が訪れる札幌の奥座敷・定山渓温泉は、北海道を代表する温泉郷のひとつです。支笏洞爺国立公園内に位置していて、札幌市街からクルマで1時間弱(26km)の場所にあるとは思えないほど、豊かな自然に恵まれています。見どころやグルメスポットのほか、日帰り入浴で源泉かけ流しの湯を堪能できる施設も多数あり、緑豊かな渓谷の湯どころとして観光客や地元の人から人気を集めています。

山と渓谷に囲まれた定山渓の最大の魅力は、四季折々で異なる風情を楽しめることです。定山渓エリアは全国有数の紅葉名所としても知られていて、10月上旬~中旬になると木々が赤や黄色に色づき、幻想的な風景を作り出します。温泉街を散策するだけでも鮮やかな紅葉は楽しめますが、周辺に「定山渓ダム」「豊平峡ダム」「札幌国際スキー場」などの紅葉名所が点在しているので、周辺エリアまで足を延ばしてゆっくりと紅葉巡りをするのがオススメです。

定山渓温泉の歴史は古く、慶応2年(1866年)に修験僧の美泉定山がアイヌ人の案内で温泉を発見・開拓したのが起源と言われています。現在の定山渓エリアは温泉ホテルが立ち並び、年間を通して多くの観光客が集まるにぎやかなスポットですが、山と渓谷に囲まれた美しく風情ある景観は昔と変わらず残されています。

中心部にある「定山源泉公園」を起点に、温泉街を一望できる「月見橋」を渡ると、「二見公園」から豊平川の上流に向かって「二見定山の道」が整備されています。“癒しの回廊”の別名を持つ自然散策路のハイライトは、鮮やかな紅色が木々の緑に映える温泉街のシンボル「二見吊橋」。橋の上から「二見岩」や「かっぱ淵」を望むことができ、紅葉の季節には赤や黄色に染まった山々と紅色の吊り橋が絶景を織りなします。定山渓を訪れた際は、野鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けながら、約800種もの山野草が生息する森の中をゆっくり散策してみてください。

 

(データ)

名称 定山渓温泉

住所 北海道札幌市南区定山渓温泉

電話 011-598-2012(定山渓観光協会)

駐車場 あり(有料)

https://jozankei.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ】標高1300mの黒岳5合目まで雲上散歩を楽しめる、日本最北の山岳ロープウェイ


北海道上川町にある「層雲峡」は北海道のほぼ中央に位置しており、旭川からのアクセスはクルマで1時間ちょっと。四季折々の峡谷美や素晴らしい山岳景観を手軽に楽しめることから、年間200万人の観光客が訪れる人気スポットになっています。

温泉街の中心部は、カナダの山岳リゾートをイメージした「キャニオンモール」として整備され、敷地内には食事処や土産店、日帰り温泉施設「黒岳の湯」、大雪山や層雲峡の自然について学べる「層雲峡ビジターセンター」などがあります。なかでも、観光客から人気を集めているのが「大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ」。標高670mの山麓・層雲峡駅から標高1300mの5合目・黒岳駅までを約7分間で結ぶ、日本最北の101人乗りロープウェイです。

ロープウェイの窓から層雲峡の断崖絶壁や大雪山の山々を眺めながら、約7分の雲上散歩を楽しむと、5合目・黒岳駅に到着します。駅舎には地元・上川町の特産品や黒岳オリジナルグッズを扱う売店、「上川ラーメン」などの地元グルメを味わえる食堂があり、建物の屋上にある展望台「黒岳ネイチャーテラス」からは360°の大パノラマを堪能できます。駅舎の周囲には1周約30分の散策路が整備され、ペアリフトで標高1520mの黒岳7合目まで登ることもできます。

春は残雪の黒岳と新緑、夏は美しい高山植物、秋は大雪山を鮮やかに彩る紅葉、冬は幻想的な雪景色……。ウインターシーズンには、5合目から7合目の斜面に「黒岳スキー場」がオープンし、大雪山の美しい景色を眺めながら極上のパウダースノーを味わうこともできます。観光、温泉、トレッキング、写真撮影、スキー&スノーボードなど、楽しみ方は人それぞれ。層雲峡温泉を訪れた際は、黒岳ロープウェイで四季折々の楽しみを満喫してみてください。

 

(データ)

名称 大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ

住所 北海道上川郡上川町層雲峡

電話 01658-5-3031

営業時間 7:00~17:00(季節により変動)

定休日 整備運休日あり

料金(往復) 大人3000円・小学生1500円

駐車場 無料

https://www.rinyu.co.jp/kurodake/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【層雲峡 銀河・流星の滝】断崖絶壁を2つの滝が並んで流れ落ちる、日本の滝100選にも選ばれた名瀑


大雪山国立公園の玄関口にある層雲峡は、石狩川を挟んで約24㎞の断崖絶壁が続く峡谷です。周辺には、大型ホテルが立ち並んだ「層雲峡温泉」、手軽に絶景を堪能できる「黒岳ロープウェイ」、高さ200 mの断崖を間近で見られる「大函・小函」など、数多くの観光名所が点在しています。断崖に2本の滝が連なる「銀河・流星の滝」も、層雲峡を訪れたら必ず立ち寄りたい人気スポットのひとつ。層雲峡温泉街から国道39号線で約3kmの距離なので、クルマなら5分もかからずにアクセスできます。

「銀河・流星の滝」は、日本の滝百選にも選出された北海道の名瀑です。150台収容の広い駐車場が完備されているので、キャンピングカーで訪れても安心。駐車場の目の前には、2本の滝が断崖絶壁を並んで流れ落ちる、壮大な風景が広がっています。90mの落差を太く力強い1本の滝となって流れ落ちるのが「流星の滝」、120mの落差を白糸のように優美な姿で流れ落ちるのが「銀河の滝」。異なる流れの様子から、流星の滝は「男滝」、銀河の滝は「女滝」の別名を持ち、絶壁・不動岩の左右を流れ落ちる2本の滝を合わせて「夫婦滝」と呼ばれることもあります。層雲峡は紅葉の名所としても知られていて、秋になると2本の滝と美しい紅葉が織りなす幻想的な風景を堪能できます。紅葉を楽しみたいなら、10月上旬~中旬に訪問するのがオススメです。

駐車場内の売店・休憩所には、「双瀑台遊歩道」の入口があります。「双瀑台」までは、急な階段が続く430mの山道を20分ほど登らないとたどり着けませんが、不動岩の左右を流れる2本の滝を同時に眺められる絶好のビュースポットなので、一度は登ってみることをお勧めします。遊歩道には木製の階段が整備されていますが、山道なのでサンダルはNG。運動靴やトレッキングシューズなど、しっかりとした靴で歩きましょう。

 

(データ)

名称 【層雲峡】銀河・流星の滝

住所 北海道上川郡上川町層雲峡

電話番号 01658-2-1811(層雲峡観光協会)

営業期間 通年

駐車場 150台(無料)

https://sounkyo.net/view/detail.html?content=7

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/