【はまなす交流広場キャンプ場】道の駅の裏手に広がる、予約不要・利用料無料の広大なフリーサイト


北海道は、まさにキャンプ天国。本州のオートキャンプ場の利用料は1泊6000~7000円が相場ですが、北海道には数100円で泊まれる格安のキャンプ場や、無料のキャンプ場が数多く残っています。しかも、どのキャンプ場もロケーション抜群! 北海道にきて、舗装の駐車場でしか車中泊をしないなんてもったいない。ぜひ、最高の景色に囲まれながら、北海道でしかできないキャンプライフを満喫してみてください。

 

無料のキャンプ場は道内にいくつもありますが、なかでも旅人から人気なのが、北海道枝幸町にある「はまなす交流広場キャンプ場」。オホーツク海沿いの道の駅「マリーンアイランド岡島」の裏手に整備された、無料で利用できる貴重なフィールドです。枝幸町は、旅人やキャンパーにとても優しい町。「はまなす交流広場キャンプ場」「ふれあいの森キャンプ場」「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」と、町内だけで3ヵ所の無料キャンプ場が用意されています。

「はまなす交流広場キャンプ場」は、広大な芝のフリーサイトを無料で利用できる、予約・受付不要のキャンプ場です。目の前には雄大なオホーツク海、周囲には鮮やかなハマナスの花が広がっています。炊事場・BBQ炉・水洗トイレのみのシンプルな設備ですが、隣接する道の駅「マリーンアイランド岡島」にレストランや海産物直売所があるので、食事や買い出しに困ることは皆無。枝幸市街までクルマで5分ほど走れば、スーパーやコンビ、日帰り温泉、ガソリンスタンドもあります。

 

7月下旬~8月初旬は、目の前に「はまなす海水浴場」がオープンするので、キャンプと海水浴を組み合わせた贅沢な楽しみ方も可能です。無料で利用できるキャンプ場は北海道でも貴重な存在なので、しっかりマナーを守ってキャンプを楽しみましょう。

 

(データ)

名称 はまなす交流広場キャンプ場

住所 北海道枝幸郡枝幸町岡島

電話番号 0163-62-4242(枝幸町役場/観光課)

開設期間 6月1日~8月31日

営業時間 チェックイン/チェックアウト時間なし

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【京極スリーユーパークキャンプ場】ふきだし公園・京極温泉が徒歩圏内にある羊蹄山麓の格安キャンプ場


「蝦夷富士」と称される羊蹄山の麓にある北海道京極町は、名水の町として知られています。京極町の人気観光スポット「ふきだし公園」は、羊蹄山に降った雨や雪が長い年月をかけて地下に浸透し、ミネラル分を適度に含んだ名水として絶え間なく湧き出している“名水の郷”。1日に湧き出す名水の量は8万トンで、約30万人分の生活用水に相当します。公園内の湧水口では名水を自由に汲むことができ、容器に入れて持ち帰ることも可能。キャンピングカーの給水ポイントとしても、非常にありがたい存在です。

そんな「ふきだし公園」の目の前にあるのが、「京極スリーユーパークキャンプ場」です。最大の魅力は、羊蹄山と尻別川に囲まれた静かな環境と、「ふきだし公園」まで徒歩4分、日帰り温泉施設「京極温泉」まで徒歩1分の好立地。羊蹄山を望む広大なキャンプサイトには、テニスコート、ゲートボール場、パークゴルフ場が隣接しているので、長期滞在でも退屈する心配はありません。日中は徒歩圏内の「ふきだし公園」で観光を楽しみ、テニスやパークゴルフで汗を流して、キャンプサイトの目の前にある「京極温泉」で雄大な羊蹄山を眺めながら極上の天然温泉を満喫する……。そんなゆったりと流れる贅沢な時間を過ごせるのが、このキャンプ場の大きな魅力と言えるでしょう。

基本は車両乗り入れNGのフリーサイトですが、キャンプサイトに隣接した駐車場にクルマを止めれば、オートサイト感覚でキャンプを楽しむこともできます。テント・タープの設営が1張500円、キャンピングカーの車中泊が1泊500円というリーズナブルな料金も魅力的。駐車場の車中泊のみでも利用可能なので、キャンプが目的ではなく、低料金で安心して車中泊を楽しみたい人にもピッタリです。様々な魅力が詰まった利便性抜群のフィールドで、観光・温泉・眺望・スポーツ・キャンプを思いっきり満喫してください。

 

 

(データ)

名称 京極スリーユーパークキャンプ場

住所 北海道虻田郡京極町字川西

電話番号 0136-42-2189(管理棟)

開設期間 5月上旬~10月下旬

営業時間 チェックイン11:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 車中泊:1台500円、タープ・テント:1張500円

※ペット不可、ごみ持ち帰り

https://www.town-kyogoku.jp/page/1092.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【カムイワッカ湯の滝】沢登りをしながら温泉の流れる滝を楽しめる、知床のアドベンチャー・アクティビティ


世界自然遺産に登録されている北海道・知床には、手つかずの自然を満喫できる魅力的なスポットが数多く点在しています。なかでも、「知床五湖」と並ぶ人気観光スポットとして知られているのが「カムイワッカ湯の滝」。知床硫黄山から湧き出る温泉がカムイワッカ川に流れ込み、川全体が約35~38℃の温泉になっています。

「カムイワッカ湯の滝」までのアクセスは、知床観光の玄関口「知床自然センター」からクルマで約40分。滝に向かう道路の途中は約10kmの砂利道が続いていて、道幅が狭い区間もあるので通行には注意が必要です。カムイワッカ川の入り口付近には乗用車18台分の駐車スペースが完備されていますが、8月(お盆前後)のマイカー規制期間に「カムイワッカ湯の滝」を訪れる場合は、「知床自然センター」の専用バス停から有料シャトルバスを利用する必要があります。

 

以前は個人でもカムイワッカ川に入ることができましたが、転倒や転落、クマ、落石、増水などのリスクがあるため、現在個人の観光客ができるのは橋から川を見ることのみ。カムイワッカ川に入るには、「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」のアクティビティに予約(オンラインの予約サイトでのみ受け付け)・参加することが必須となっています。対象は小学生以上(保護者同伴)で、料金は大人2900円・小・中学生700円(マイカー期間)。参加者にはヘルメットの無料貸し出しサービスのほか、有料のウォーターシューズレンタルも用意されています。

有料のアクティビティにはなりますが、専用ゲートをくぐってカムイワッカ川に入渓し、温かい川の水を全身に浴びながら、1の滝から最終地点の4の滝まで初歩的な沢登りを体験できるのは、最高の思い出になること間違いなし。せっかく知床エリア随一の人気スポットを訪れるなら、「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」に参加してアドベンチャー・アクティビティの醍醐味を味わうのがオススメです。

 

 

(データ)

名称 カムイワッカ湯の滝

住所 北海道斜里郡斜里町遠音別村

営業期間 7~9月(8月にマイカー規制あり)

料金 大人2900円、小・中学生700円(マイカー期間)

電話 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)

駐車場 あり(無料)

https://www.goshiretoko.com/kamuywakka/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【三毛別羆事件復元地】日本獣害史上最悪のヒグマ事件を後世に伝える、スリル満点の展示施設


北海道・苫前町は、留萌市から日本海オロロンラインを43km北上したあたりに位置しています。オロロンライン沿いに「道の駅 風Wとままえ」「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」などの人気スポットが点在しているので、旅の途中で一度は訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。オロロンラインから見える道内最大級の風力発電風車群も有名ですが、苫前町は100年以上前に起きたある事件の現場としても知られています。それは、日本史上最悪の熊害と言われる1915年(大正4年)の「三毛別羆事件」です。

「三毛別羆事件」は、体重340kg・体長2.7mの巨大なヒグマが2日間にわたって苫前村三毛別(現在の苫前町三渓)の開拓集落を襲い、女性や子供7人を殺害、3人に重傷を負わせた痛ましい事件です。吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」をはじめとする多くの小説や映画のモデルにもなっていて、北海道開拓史における最大の教訓として現在も語り継がれています。苫前町三渓にある「三毛別羆事件復元地」は、史上最悪の獣害事件の現場付近に、当時の開拓小屋や巨大なヒグマの模型などを復元した展示施設。ヒグマによって多くの人が犠牲になった悲話を後世に伝えるために1990年から公開され、独特のスリルが味わえる隠れた観光スポットとして人気を集めています。

展示施設は、携帯電話もつながないうっそうとした森の中にあります。周辺にはヒグマが出没することもあるので、見学の際は熊鈴など音の出るものが必須。危険なので、夜間の見学は禁止されています。復元跡地に向かう途中にある三渓神社には「熊害慰霊碑」が建ち、「苫前町立郷土資料館」でも事件に関する展示が行われています。一般的な観光スポットのように明るく楽しい施設ではありませんが、一度は現地を訪れて北海道で実際に起きた獣害事件について学んでみてはいかがでしょうか。

 

(データ)

名称 三毛別羆事件復元地

住所 北海道苫前郡苫前町字三渓

開設期間 5月上旬~10月末

開設時間 夜間の見学は禁止

入場料 無料

電話 0164-64-2212(苫前町商工労働観光課)

駐車場 あり(無料)

http://www.town.tomamae.lg.jp/section/shokouroudou/lg6iib0000000ls1.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【タウシュベツ川橋梁】林道走行でアドベンチャー気分を味わい、目の前で“幻の橋”を眺める


北海道河東郡上士幌町にある「糠平湖」は、1955年に音更川をせき止めて誕生した人口ダム湖です。原生林に囲まれた静かなロケーションで、春は美しく映える新緑、夏はニジマスやサクラマス釣り、秋は赤や黄色に色づいた紅葉、冬は厚く凍った湖面からワカサギ釣りを楽しめます。四季折々で異なる魅力を味わえることから、アウトドア好きを中心とした多くの観光客から人気を集めています。

そんな「糠平湖」でもっとも有名な観光スポットが、旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋の「タウシュベツ川橋梁」です。毎年1月頃から凍結した湖面に姿を現し、8~10月頃には湖底に沈んでしまうため、“幻の橋”と呼ばれています。タウシュベツ川橋梁を見学する方法は、「国道沿いの展望台から見る」「現地ガイドの有料ツアーに参加する」「林道を使って現地まで走る」の3パターン。展望台から橋までは約750mの距離があるので、せっかく糠平湖を訪れたなら、林道でタウシュベツ川橋梁の目の前まで行って見学するのがオススメです。

 

林道のゲートには鍵がかかっているので、専用サイトで事前に鍵の予約をする必要があります。貸出期間は、4月下旬~11月上旬(希望日の1ヵ月前から予約可能)。予約が取れたら、当日に「道の駅かみしほろ」でゲートの鍵を借りて、自家用車で林道を走行します。道の駅から「タウシュベツ川橋梁」までは、クルマで約60分。道幅が狭くガードレールもないので、通行できるのは全長5m×全幅1.8m以内の車両とバイクのみです。キャンピングカーの場合はコンパクトモデル限定になりますが、道中の林道走行と駐車場から橋梁までの小径でちょっとした冒険気分を味わうことができ、目の前で大迫力の「タウシュベツ川橋梁」を見学することができます。糠平湖を訪れる際は、ぜひ林道ゲートの鍵を事前予約して、 “幻の橋”が織りなす幻想的な風景を満喫してみてください。

 

(データ)

名称 タウシュベツ川橋梁

住所 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷

電話 01564-7-7272(上士幌町観光協会)

駐車場 あり(無料)

https://kamishihoro.info/key/index.php

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/