ピンネシリ岳の大自然に抱かれた 道の駅・温泉隣接のオートキャンプ場


日本最北の地・宗谷地方に位置する北海道枝幸郡中頓別町の「ピンネシリオートキャンプ場」は、町のシンボルとなっているピンネシリ岳の麓にひらけた自然豊かなフィールド。宗谷岬まで約100km・2時間弱の場所にあるので、日本最北端を目指す旅人の宿泊地としてもピッタリです。

隣接する「道の駅ピンネシリ」には24時間利用できるコインランドリーや自動販売機が設置されていて、売店では中頓別町の特産品も購入可能。道を挟んだ向かい側(キャンプ場から約100m)にある「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」では、大人400円で日帰り温泉を堪能することもできます。北海道の最深部・道北エリアらしい自然に恵まれた静かな環境にありながら、一切不便を感じることなくキャンプを楽しめる。それが、このキャンプ場の最大の魅力です。

美しく整備された芝生のフィールドには、家族でゆったりとくつろげる4人用コテージや6人用コテージのほかに、4人用キャンピングボックス(トレーラーハウス)も完備されています。場内をグルッと取り囲むようにレイアウトされたカーサイトは、炉付き(1500円)とAC電源15A・流し台・炉付き(2000円)の2種類。本州のキャンプ場と比べると半額~1/3程度の格安料金で利用でき、1区画が広いのでハイシーズンでも安心・快適にキャンプを満喫できます。焚き火台を使用してサイト内で焚き火ができるのも、キャンプ好きにはうれしいポイント。ペット同伴も可能なので、愛犬と一緒に旅を楽しむキャンピングカーユーザーにも最適です。

道の駅の奥にある登山道からピンネシリ岳の登山やハイキングを楽しめるほか、近隣に「ペーチャン川砂金掘体験場」「ハイジの丘」などの観光スポットも点在しています。日本最北端を目指す旅の途中で、ぜひゆったりと流れる時間を過ごしてみてください。

(データ)

名称 ピンネシリオートキャンプ場

住所 北海道枝幸郡中頓別町字敏音知72-7

電話番号 01634-7-8510(道の駅ピンネシリ)

開設期間 5~10月中旬

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

青い池までクルマで3分! 観光も楽しめる利便性抜群のキャンプサイト


北海道上川郡美瑛町は、東京23区に匹敵する広大な土地に魅力的なスポットが点在する、道内屈指の人気観光地です。国道237号線沿いに広がる波状丘陵の美しい風景が有名ですが、「青い池」や「白金温泉」などがある白金地区も、美瑛観光には絶対に外せない人気エリアとなっています。

 

そんな白金地区にある、キャンピングカーにお勧めの宿泊地が「道の駅びえい白金ビルケ キャンピングカーサイト」です。この施設は、道の駅に併設されたキャンピングカー向けの車中泊スポット。白金エリアで一番人気の観光地「青い池」までは、クルマで3分(約1.7km)。源泉かけ流しの天然温泉を楽しめる「白金温泉」にも10分ほどでアクセスでき、観光のベース基地としても便利に活用できます。

周囲を自然に囲まれた開放的な敷地にはキャンピングカーサイトが5区画用意されており、駐車スペースに隣接したサイトにサイドオーニングやタープを設営して、ゆったりと過ごすことができます。サイト内でバーベキューや焚き火を楽しむこともでき、受付で薪の購入や焚き火台のレンタル(有料)も可能。駐車スペースは長さ12m×幅3.5mの広々サイズで、大型キャンピングカーでも安心して利用できます。

各サイトには個別にAC電源(20A)と水道が完備され、敷地内に共用の炊事場やダンプステーションも用意されています。道の駅の営業時間内であればシャワー設備や洗濯機・乾燥機も利用できるので、長期のクルマ旅でも安心。ペットの同伴やゴミ出しもOKとなっており、キャンピングカー旅の宿泊地として利便性は文句なしです。

道の駅には、美瑛の食材を使用したハンバーガーショップやカフェ、アウトドアブランドNORTH FACEのショップ、地元のお土産がそろった売店のほか、6つのコースが楽しめるパークゴルフ場も完備されています。立地条件・自然環境・利便性がすべてそろったキャンプサイトをベース基地にして、白金エリアの魅力をゆったりと味わってみてください。

 

 

(データ)

名称 道の駅びえい白金ビルケ キャンピングカーサイト

住所 上川郡美瑛町字白金

電話番号 0166-94-3355

開設期間 4月下旬~10月下旬

営業時間 チェックイン10:00~、チェックアウト~翌10:00

料金(1泊) 3500円(電源20A・水道付き)

※ペット可、ごみ処理可

https://biei-info.jp/biruke/experience/campersite.php

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

北海道フェリーの玄関口・苫小牧にある 国内最大級の高規格オートキャンプ場


フェリーで渡道する際、北海道の玄関口としてもっともポピュラーなのが苫小牧港です。キャンピングカーで港に降り立ち、これから始まる旅に胸を躍らせる人、北海道の旅を終えて愛車と共にフェリーに乗り込み帰路に就く人……。北海道キャンピングカー旅の起点や終点になることの多い苫小牧は、多くの旅人にとって特別な場所と言えるでしょう。

そんな苫小牧にある人気の高規格オートキャンプ場が、「オートリゾート苫小牧アルテン」。苫小牧港フェリーターミナルからクルマで約20km・30分ほどの場所にあるため、旅の最初の宿泊地や、旅の最後を締めくくる宿泊地として選ばれることの多いフィールドです。

キャンプ場のある錦大沼公園は総面積236ha(東京ドーム51個分)の広さを誇っていて、キャンプ場には200区画以上のキャンプサイトと28棟のキャビン・ログハウス・バンガローが整備されています。これは、高規格オートキャンプ場としては全国でも最大級の規模! 場内には、天然温泉の入浴施設、パークゴルフ場、カヌー基地なども完備されていて、オートキャンプ場というよりも「一大リゾート施設」といった方がピッタリのイメージです。

そんな大規模&高規格のキャンプ場でありながら、自然の中で静かにキャンプを楽しめるロケーションにも定評があります。キャンプサイトは、シンプルな設備のサイトから個別の電源・水道・TV端子を完備したサイトまで様々なタイプが用意されていて、キャンピングカーでも安心して利用できます。もちろん、すべてが駐車スペースを完備した区画型のオートサイトで、駐車スペース以外には美しい芝生が敷き詰められています。

ビギナーからベテランまで、幅広いキャンパーから愛される道内屈指の高規格キャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」。旅の始まりや旅の終わりに、ぜひここで安心・快適なキャンプライフを体験してみてください。

 

(データ)

名称 オートリゾート苫小牧アルテン

住所 北海道苫小牧市字樽前421-4

電話番号 0144-67-2222

開設期間 通年

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) オートサイト2200~6820円(時期によって変動)

※ペット可、ごみ処理可

https://arten-camp.co.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

観光のベース基地としても便利な 函館エリアの老舗オートキャンプ場


北海道函館市にある「白石公園はこだてオートキャンプ場」は、平成11年に函館初のオートキャンプ場としてオープンした北海道の高規格キャンプ場の先駆け的な存在です。魅力的な観光地が点在する函館エリアの中心部から海沿いの国道278号線を東に向かってしばらく走ると、白石町の小高い丘の上に450人収容可能な110サイトが開かれています。

敷地面積7.75haの場内には、3000㎡のフリーテントサイト、オートキャンプサイト、設備が整ったキャビンのほか、子供用のアスレチック広場や芝生広場、図書小屋、シャワールーム、ランドリーなどが完備されています。公園のように美しく整備された高規格キャンプ場なので、北海道の大自然を体感したい人は物足りなさを感じるかもしれませんが、各施設が清潔に保たれていて、ファミリーや初心者、女性でも安心してキャンプを楽しめるのが最大の魅力です。

オートサイトは、電源設備なしのスタンダードカーサイト(1泊4000円)、AC電源・流し台付きのスタンダードカーサイト(1泊5000円)が用意されていて、どちらも100㎡の広々とした区画で混雑時も窮屈さを感じることはありません。キャンピングカーユーザー向けには、AC電源・流し台・ダンプステーションを完備したキャンピングカーサイト(1泊6000円)も用意されています。こちらは駐車スペースの長さが12mもあるので、大型キャンピングカーやキャンピングトレーラーも問題なく利用でき、長期滞在でも快適に過ごすことができます。

函館山ロープウェイやベイエリア倉庫群までクルマで約30分、湯の川温泉までクルマで約15分の好立地にあるので、函館観光のベース基地としても利用価値は大。キャンプ場の隣りにはパークゴルフ場も完備されていて、キャンプ場宿泊者は割引価格(大人300円)で利用できます。

 

(データ)

名称 白石公園はこだてオートキャンプ場

住所 北海道函館市白石町208

電話番号 0120-54-6145(予約専用ダイヤル)

開設期間 4月下旬~10月下旬

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) スタンダードカーサイト4000円(電源なし)/5000円(電源15A・流し台付き)、キャンピングカーサイト6000円(電源30A・流し台・ダンプステーション付き)

※ペット可、ごみ処理可

https://shiroishi-park.hakodate.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

広大な芝生サイトでゆったり過ごせる 開放感抜群のオートキャンプ場


北海道の帯広市街からクルマで20分ほどの場所に、道立公園「十勝エコロジーパーク」があります。十勝川中流域の音更町、幕別町、池田町にまたがる総面積409ヘクタールの敷地は、なんと東京ドーム約87個分! 北海道のスケールの大きさを感じさせる、道内最大級の広大な公園です。

公園の敷地内には、ペットと一緒に宿泊できてごみ処理も可能(有料)なオートキャンプ場が完備されています。十勝らしさを体感できる広大なキャンプサイトと、一面に広がる大きな青空が、このキャンプ場の最大の魅力! 美しく整備された芝生のサイトや炊事場、トイレなど、どの場所も清潔に保たれているので、アウトドア初心者でも快適に過ごせます。

全30区画あるプライベートサイト(オートキャンプサイト)は、1区画だけでも本州の一般的なキャンプサイトの4~5倍ほどの広さがあり、オンシーズンで混雑している状態でも、周囲を気にすることなくゆったりとキャンプを楽しむことができます。区画されていないフリーサイトも用意されていますが、こちらの開放感も圧巻! 駐車場が芝のサイトに隣接しているので、クルマのすぐそばにタープを設営して、オートサイトと同様の感覚で快適に過ごせます。

公園内には、ふわふわドーム、水と霧の遊び場、ピクニック広場などがあり、子供連れのファミリーにも最適! 敷地内のカフェでは、特製カレーや十勝牛を使ったソーセージ、3種類のジャガイモを食べ比べできるフライドポテト、北海道産生乳と生クリームをたっぷり使用したソフトクリームなど、十勝の名物グルメを味わうことができます。

昼間は公園で思いっきり遊んで、夜はキャンプ場で満天の星空を眺めながらバーベキューに舌鼓。クルマで5分の十勝川温泉では、美人の湯として女性にも人気の植物性モール温泉も堪能できます。帯広まで近いので、観光のベース基地としても利用価値は大。快適性と利便性のバランスがとれた、開放感抜群のフィールドです。

 

(データ)

住所 北海道河東郡音更町十勝川温泉南18丁目1番地

電話番号 0155-32-6780

開設期間 4月下旬~10月

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 入場料:中学生以上1200円、小学生600円+サイト利用料:オートキャンプサイト1泊1500円、フリーテントサイト1泊1000円

※ペット可(プライベートサイトのみ)、ごみ処理可(有料)

http://www.netbeet.ne.jp/~ecopark/menu.html#CANPSITE

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/