家庭の照明と比べると、キャンピングカー車内の照明は光源が目に近いところにあるので影響も大きい。
たとえば車の運転で疲れた目は明るさを感じやすくなるが、長時間運転したあとでダイネットでくつろごうと思っても、ただ明るいだけの照明だったら、まぶしくて余計に目が疲れてしまう。
さらに色でいえば、蛍光灯のような青味を帯びた光よりも、電球のような暖かみのある光のほうがよりリラックスできるだろう。
最近は省エネのために蛍光灯や白熱灯をLED照明に交換する人が増えているようだが、そこでおすすめしたいのが光学メーカーである日東光学が作った「モビライト」だ。
2015年にドイツ・デュッセルドルフで行われた世界最大規模のキャンピングカーショーに出展して、現地でも好評だったという注目のLED照明だ。
明かりがついた状態を見ればその違いは一目瞭然。「面発光」が特徴で、LED照明でありながら発光面が均一に光る新しいタイプの照明である。
明るさは太陽の日の入り1時間前と同じ色温度3000K(ケルビン)に設定されていて、車内でくつろぐのにちょうどいい明るさ。
それに普通のLED照明だと光が一直線に進む指向性が強く、明るいところと暗いところのコントラストがつきすぎて、目には好ましくないが、モビライトは照明本体にフレームがなく、外周部分も明るく周辺全体を照らしてくれる。
いまのところは正方形で150×150㎜と60×60㎜の2サイズをラインナップ。今後はスポットライトやライン型を追加する予定だ。
LED拡散照明
♯211078 モビライト150×150
価格:14,040円(税込)