【第208回】早くも、今年一番のお気に入りグッズな予感!


2月27日発売されて間もないが、ホームセンターやいろいろ回っても手に入らない。ナゼだろうと考えたら、カッターナイフでお馴染みのオルファではあるが、OLFA WORKSと名乗るそれはアウトドアブランドとして独立したということらしい。そこでイソイソとアウトドアショップへ出掛けてみると、やっと出会えた。

基本的にはこれまであった大型のカッターナイフの柄に収まっているようだが、2色あるカラーリングやすっぽ抜け防止専用コードを装備しているあたりは違う。あと、立派な転写シールも付いていた。

刃は、おそらくだと思うがオルファの黒刃と同じではないだろうか。知ってますか? 職人さん御用達黒刃、だとすると相当な切れ味で、同時発売されたナイフも気になるところだが、個人的には断然コッチ、ノコギリ、2000円である。ちょっとだけ高価。

これまでは、折り畳みや剪定用の小型のノコギリを利用していた。その切れ味が悪いとか何とかではない。見ての通り、バトニングするナイフよりコンパクト、刃もサッと出しやすくきちんとロックもかけられる。この利便性は画期的に思われた。

もちろんカッターの刃同様に簡単に取り替えができるので、目立てをしなければとか切れ味で悩むなんて事もない。

さてその切れ味だが、ちょっと川原にピクニックに出掛け流木、木端を拾ってノコを引いてみた様子を動画でどうぞ。中には超密度のある木端もあったのだが、ソレも苦労なく裁断できるようだ。

焚き火をするなら、あらかじめ割られた薪を使うことがほとんどだろうから、鉈かナイフがあれば焚き付け用の細切れやフェザースティック作りは問題ない。ただ自分的には、焚き火のほかに卓上サイズのホーボーストーブやウッドガスストーブも楽しくて愛用している。ウワッ、そんな面倒なのヤダなどの意見は、個人の趣味趣向の問題なのでこの際受け付けません。

ただそんな時は、一般的な裁断された薪の長さでは使うのに不自由で、どうしても10㎝未満に短くカットしておく必要がある。その作業に、大きなノコギリを持ち歩くのが不満だったのだ。でもこれからは大丈夫、と言い切れるかもと思えるほど、個人的には盛り上がっているツールを手に入れられたのであった。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com