【第240回】ワンちゃんにも快適な天幕スペースを


キャンピングカーユーザーにおいて、ペット連れの確率は非常に高く、その中でも群を抜いて見られるのが犬連れキャンプの姿。

大抵の場合キャンピングカーにリードをつなぎ、車体下あたりで丸く寝ている微笑ましい姿を目にするのだが、なんだか専用のスペースがあってもいいのかもと要らぬ心配をしてしまった。

そんなことを考えていた時、みんな大好き100均ショップで超高額な1000円アイテムをゲットした。それはクイックエクスパンドサンシェードという商品で、広げた時の床面が144×100cmのワンタッチサンシェードテント。背面はモスキートネット加工されている。

丸め方はカメラ撮影で使うレフ板のような感じ、ただ大判になるので多少コツが必要だが、何しろ設置の簡単にペグダウンできるなど、機能的には問題なし。これを居間スペースの横に置いてお気に入りマットでも敷いておいてあげれば、ワンちゃんだっていつも横に居られ幸せ、犬舎としてではなく、到着したらサッと広げて仮荷物置きとして使えば汚れないし軽い雨もしのげるというものだろう。

そして個人的に本命だと思うのは、正方形や長方形のタープテント生地。最近はソロキャンプ流行りなので色々なサイズが手に入るが、3×3mか3.5×3.5mが使いやすいだろう。なぜなら、サイドオーニング展開時に取り付け、風雨の浸入を防ぐアイテムとしても利用しやすいから。

写真は3×3mのもので、ペグ9本と120cmの突っ張り棒を利用しモノポールテントの様に張ってみた状態。犬舎として十分な広さが確保できるどころか、薄めのコットやマットを敷けば大人の就寝スペースとしても十分なサイズ。

どちらも荷物として追加しても苦になる収納サイズではないので、ペットちゃんパートナーがキャンプに同行する人は用意してみてはどうだろう。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com