キャンピングカーパーツ MAXX FAN

【第20回】雨の日にも使えるルーフベンチレーター


お盆休みを迎えキャンピングカーで旅に出かけている人も多いだろう。今年はやはり暑い夏のようで、場所によっては40℃近い気温を記録しているところもあるが、旅の車内、快適に過ごせているだろうか。

車内の空調はとくに暑い季節には重要になる。そしてファン付きのルーフベントは、車内の空気を循環させるのにピッタリのアイテムだ。

一般的なルーフベントは、使うときにまずハンドルを回してルーフベントを開けてから、スイッチを押すことでファンが回り、車内の空気を排出する。ルーフベントを開けると雨が降り込んできてしまうので、雨天時には使えない。

MAXX FANは、ルーフベントとベントカバーが一体化したタイプだから、雨が降っていても使え、さらに走行時にも使えるすぐれものだ。(ちなみにMAXX FANスタンダードというモデルもあり、こちらもカバーを閉めたままで吸排気ができる)

マニュアル操作で10段階の風量調節が可能。基本的には排気モードで使用するが、吸気もできるので幅広く使える。温度設定による自動運転にも対応しているのが特徴で、いちいちマニュアル操作しなくても快適な環境を維持してくれる。

取り付け部の開口サイズは356×356㎜でいわゆるアメリカサイズ。開口寸を確認してみて、同サイズであれば、新たに取り付けるためのDIYも比較的容易にできる。

天井側から本体を、そして室内側から受けの枠を押し入れてルーフをサンドイッチし取り付ける。ただしルーフに乗っての作業になるので安全に作業することがなによりも重要だ。ちなみにルーフに取り付けた状態で全高は127㎜。全開にした状態では236㎜になる。

本品はリモコン操作ができないが、リモコン付きのモデルであればさらに便利。034080(ホワイト)034081(スモーク)はリモコン操作対応モデルだ。

キャンピングカーパーツ MAXX FAN

ルーフベント
♯034065 MAXX FAN ホワイト
価格:42,120円(税込)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp