これまで数々の焚き火台を購入しては使い、そして淘汰されてきた。そして手元に残っているのが、写真右ユニフレームのファイアグリル。現在手元にあるのはコレ1つだったのだが、最近の流行りの商品を購入してみた。それがピコグリルと言うもの。
なぜ今更不自由していない焚き火台を、しかも気に入っているものがあるのに追加購入に踏み切ったか、それは収納サイズと重量。
ファイアグリルは相当コンパクトで軽量にも関わらず圧倒的な耐久性を持っているのだが、コンパクトで軽量という点では比較にならなかったから。だってケースに入れてもノートにしか見えないサイズと重量…、これは驚異的だ。
そして自分的に大事だったのは、キャンプ場やホームセンターですぐに手に入る30㎝前後の薪の束、これをそのまま燃料として放り込めるサイズであることだった。
この条件はクリアしたが、耐久性の高さは長年使ってみないと結果は出ないだろう。とりあえず着火から熾火にいたるまで空気の流れも良く、使い勝手は良好だ。
ただ、こんなことは絶対できないな…、というオプションの活用、明らかに焚き火台のコンセプトに反しているし。
というより、ファイアグリルのケースの中にあっさりしまえるので、普段2つ持って行くというのは十分にアリ! ソロキャンプなどの時はピコグリルだけ持っていくという使い方がいいかも。
もう1つ最近気になっていたのは、焚き火台ではなく着火のための道具。特に炭に火を点ける場合を想定。これに具合が良かったのが底面にも穴の開いたステンレス製カトラリーの水切り。着火剤1つで15分ほどで確実に全体に火が回るのだ。
これも、冬の間のキャンプに十分活躍しそうだ、というのが落ち葉舞う季節でのキャンプでの出来事だった。