キャンピングカーパーツ ♯162082 ポータブル冷蔵庫CDF-11

【第108回】車中泊の必需品。ポータブル冷蔵庫。


キャンピングカーはもちろんのこと、ミニバンで車中泊しながら旅をしている人も、車載用のポータブル冷蔵庫があると便利です。  

 車内で調理をするならば、食材を保管しておくための必需品といえます。これからの季節、冷たい飲み物を保存しておくこともできます。

 日帰りの旅であれば、クーラーボックスでも代用できますが1泊以上になると氷が溶けてしまい、そのたびに買い足すのも面倒です。

 ポータブル冷蔵庫とひと口に言っても、容量、性能、価格もさまざま。飲み物を冷やすだけならば、庫内容量10L前後のもので十分ですが、車内で調理をするために生鮮品などの食材を入れるならば、それ以上の大きさがあるといいでしょう。

 また冷蔵庫は冷却のための動力が必要です。ミニバンなどに乗っているならば、電源はアクセサリーソケットから取れるので、DC12V(もしくはDC24V)を電源にしている冷蔵庫を選ぶことができます。家庭用冷蔵庫でも使われているコンプレッサーを使用する気化圧縮型と呼ばれるタイプの冷蔵庫が主流です。

 コンプレッサー式は冷却能力が高く、マイナス18℃まで冷やすことができる車載用ポータブルタイプの冷蔵庫もあります。

 冷凍庫としても使えるものは、道の駅などで冷凍の魚介類などのお土産を買うことができるのでお薦めです。

 そのほかにカセットガスを使って、冷やすタイプもあり、電源が取れない車外に持ち出して使えるのと動作音が静かだというメリットがあります。

 簡易式のポータブル冷蔵庫で、ペルチェ式の温冷蔵庫もあります。こちらはペルチェ素子に電気を流すことで温度を制御します。コンプレッサー式のように起動音や振動音がなくファンの動作音のみで静かですが、保冷能力はコンプレッサー式に比べると低いです。

キャンピングカーパーツ ♯162082 ポータブル冷蔵庫CDF-11

ポータブル冷蔵庫
♯162082 ポータブル冷蔵庫CDF-11
価格:46,440円(税込)
サイズ:540×358×235㎜
庫内容量:11L
冷却能力:+10℃~-18

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp