【第177回】シーズン到来、虫天国とその対策


どうにもこうにも、ハイシーズンで人間に楽しいキャンプの場では、虫さんが栄華を極めているのと時期がほとんどダブる。筆者自身、夏の日焼けと虫刺されにめっぽう弱く、日常持ち歩いている鞄のポケットには、常に日焼け止めと虫刺されなどの痒み止めを一年中持ち歩いている。

もちろん刺されて痒ければ薬に助けを乞うしかなく、最初はポケットサイズを購入し無くなり次第大瓶から移している状態。

たださすがに常時持ち歩いているわけではないのが虫除け剤。仕事でキャンプをするときなどは、買い出し時に出来る限り購入することを心掛けているが、手に入らないことも多い。そこでオススメなのがハッカ液の自家製虫除けプレーの作成。

ハッカ液は薬局で手に入るが、そこなら虫除けグッズが大抵手に入るジャンという声も聞こえそうだが、そこはそれちゃんと自宅で作って用意する理由はある。それは…、大抵の市販の虫除けより効果が高そうだということを体感しているから。そして、コストパフォーマンスも圧倒的に高い。

作り方はいたって簡単で、水と消毒用アルコールを1:5と、ハッカ液を適量何滴か気持ち多めに混ぜる。コレを適当なスプレーボトルに入れ、頻繁にシューシューするだけ。簡単である。

小さいスプレーボトルを家族分用意し、各自持ち歩けば効果覿面。陽を浴びすぎて火照った肌を、クールダウンさせるのにも効果的。これが暑い夏にはかなり効果的!

自らの防虫はもとより、周辺空間の防虫もしっかりしたい。外で使うなら、メチャクチャ強力なタイプを思う存分使えるが、キャンピングカーの中ではそうもいかない。

家庭と比較すると容積の少ないキャンピングカーの中では、家庭用の通常タイプを焚くと自分がむせるというか喉が大変なことになりがち。そこで、ペット用に発売されているものを利用しよう。これならキャンピングカーやテントの中という限られたスペースの中でも、結構安心して利用できるのではないだろうか。

お手軽なのは、防虫効果の成分が入ったパラフィンオイルが発売されているので、それをテーブルランタンとして点けっ放しにしておくこと。満タンにすれば丸1日程度は燃焼し続けてくれる。

せっかくいい季節なのに虫に悩まされるのもイヤなので、積極的にいろいろ活用するのがいいのではないだろうか。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第176回】夏に弱くなるメインバッテリーを元気にする


冬と同じようにバッテリー上がりが多いのが夏です。キャンピングカーというとサブバッテリーが注目されがちですが、エンジンを始動するためのメインバッテリーも重要です。

 夏はエアコンを多用します。今年は梅雨明け後にずっと暑さが続いているので、エアコンも大活躍していることでしょう。

 エアコンを使うとガソリンなどの燃料消費が増えるとともに、メインバッテリーからの電気も消費します。

 走行していれば、充電も適切に行われますが、行楽地の渋滞などでオルタネーターの発電量が十分でないと、メインバッテリーへ充電が行われず、バッテリーが弱る原因になります。

 そこで走行充電以外にも充電できるソーラーパネルが活躍します。「パークセーフ2」は、前モデルよりも発電量がアップ。以前は7Wでしたが、新モデルは最大15Wの発電量となりました。

キャンピングカーパーツセンター ♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2

♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2
価格:8,000円

 使い方は簡単です。メインバッテリーへの接続には「OBDⅡ」を使います。OBDⅡとは、車両の故障診断機などを接続するためのコネクタで、ここにワンタッチで接続できます。

キャンピングカーパーツセンター ♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2

 そしてダッシュボード上にソーラーパネルを開いて置くだけです。ソーラーパネルに直角に太陽光が当たると発電量が最大になります。発電中は赤色のインジケーターが点灯。本体にはUSBポートが付いているので、メインバッテリーの充電をしながらスマートフォンなどの充電も可能です。

キャンピングカーパーツセンター ♯202041 ソーラーチャージャー パークセーフ2

 ソーラーパネルは三つ折り式で使わないときはB5ノートサイズに折りたたむことができます。サイズは広げた状態で495×251×2.5㎜、折り畳むと163×251×17㎜になります。本体重量は440gです。

 またソーラーパネルは日差しが弱くなると発電できず電流が流れなくなります。日差しが回復したときに自動的にリセットをして充電を再開するUSBオートリセット回路付きです。

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第175回】通常の石油ランタンを植物オイル添加で使う Part2


前回に引き続き2回目。前回は植物油で石油ランタンがそのまま使えるかどうかの実験をし、結局は燃焼させ続けることができなかった。写真は、左側が通常の使用にのっとった白灯油を入れたもの。右側は後の検証を始めた最初の燃焼結果。

そもそも当コラムでも、以前植物油でランタンというかキャンドルを燃焼させたことがあるが、あのときの現象から実はすでに結果には気付いていた。それは、植物油は良く燃えるのだが、吸上げの高さが液面からせいぜい3~4センチでないと燃焼に必要な吸い上げ速度がまともに得られないということ。そのため、芯自体が燃えてしまうのだ。

見ての通り、植物油だけでもランタンの芯の高さが液面から相当あっても一応吸い上げてはいる。この段階ですごく惜しい感じ。多分、植物油の粘性がジャマをし吸い上げ速度が間に合わないのだろうと考えた。

そこでやってみたのは、白灯油とのハイブリッドで粘性を落とすこと。まずは3割ほど混ぜて燃焼テストをし
て見る。この段階で芯を調節しなくても連続燃焼が可能になった。それが最初の写真であるが、心なしか炎が小さい。

嬉しいことに、キャンピングカーの中で燃焼させてもあの鼻につく白灯油の燃える臭いが気にならない。コレは実用的かも? と思った瞬間新たな問題に直面した。

それは、芯にカーボンなのだろうか燃えかすがどんどん堆積していくのだ。この状態にいたるまでランタンの大きさにも因るだろうが30分から1時間程度。カーボンは芯を少しひっこめたり出したりすれば落とせるのでどうにかなると言えばそれまでだが、付着している状態ではいかんせん炎が小さい。

その次に試したのが配合率5割ほどのハイブリッド。こうなると相当植物オイルの不完全燃焼なのかなんなのかのカーボン付着はかなり少なくなる。最終的には白灯油7割以上も試してみた。当然結果はどんどん良好になる。

なぁ~んだ、それなら普通に白灯油だけ入れればいいじゃん! と誰しも思うだろう。でもそれがそうではないのです。燃焼だけならそうかもしれないが、7割以上白灯油を混ぜた場合燃焼そのものはほぼ白灯油だけと同じ。そしてここが肝心なのだが、燃焼時に白灯油の鼻につくあのキツイ匂いが発生していない、眼がシバシバする感じもないのだ、キャンピングカーの中で…。

というわけでなぜこんなことを試したかと言えば、最近のキャンピングカーの照明はLEDばやり。電気消費量は少なくなったし調光調色も可能になって嬉しい限りだが、贅沢かもしれないが雰囲気が足りないと思ってしまったのだ。白状します、夜中に優しい灯りの元で美味しいお酒が飲みたいのです。

というわけで、こんなわがままに賛同いただける方、一度試してみてはいかがでしょう。小さいキャンドルなら植物油だけで十分だし、極めて小さめのオモチャのような石油ランタンなら植物油のままでも大丈夫かもしれないですよ。あ、それから、キャンピングカーや車中泊など車内で使うときは、換気に十分注意しましょうね。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第174回】夏の車中泊で活躍する車種別の網戸


夏休みになってキャンプに出かけたり、車中泊する人も多いでしょう。車で移動中はエアコンが使えるので快適ですが、目的地に到着したらエンジンを切るので、エアコンは使えません。

 夏のキャンプ場、車中泊場所は海や川があるところや、標高が高くて涼しいところなどを選ぶのが快適に過ごすために重要なポイントですが、そんな場所でも車を締め切った状態ではサウナ状態になってしまい暑いですよね。かといって窓を開けっぱなしでは、虫が入ってきます。そこで車にピッタリの網戸があると便利です。

「アミエース」は、車種ごとに合わせて加工した網戸で、装着状態のままで窓の開け閉めができます。もちろんそのまま走行できるので、いちいち取り付け、取り外しをしないで使えます。

キャンピングカーパーツセンター ♯074028 200系ハイエース用アミエース 4型1枚

♯074028
200系ハイエース用アミエース 4型1枚
価格:11,880円

 アミエース本体裏側の上下に固定ステーが付いていて、ビスを使って車の窓枠を挟み込むようにして固定できます。車に穴を開けるなどの加工は必要ありません。

キャンピングカーパーツセンター ♯074028 200系ハイエース用アミエース 4型1枚

 網戸にすることで空気の流れができて、さらに車載用のDC12Vで駆動する扇風機などを使うことで、夏の車内でも快適に過ごすことができます。

 ハイエース用のアミエースは1~3型に適応するものも販売していて、窓の大きさに合わせて大、中、小の3種類があります。

 ちなみに200系ハイエースは、マイナーチェンジを繰り返していて、1型から4型までありますので、車の型に合わせて注文をしましょう。アミエースはほかにコースター用、NV350用もラインナップされています。

キャンピングカーパーツセンター ♯074039 NV350アミエース 大1枚

♯074039
NV350アミエース 大1枚
価格:11,880円

キャンピングカーパーツセンター ♯074022 コースター用アミエース1枚

♯074022
コースター用アミエース1枚
価格:17,280円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第173回】通常の石油ランタンを植物オイル添加で使う Part1


電気がいらない、音がしない、明かりが強すぎず目に優しい。それが石油ランタン。だが、石油、いわゆる白灯油を入れて利用すると、キャンピングカーやテント内での使用では匂いがキツすぎて使用に向かない。タープ下など表では何ら問題はないのだけれどね。

そこで利用するのがパラフィンオイル。こちらは燃焼時の匂いがほとんどなく、テントやキャンピングカーの中でも快適に利用できる。最近では防虫機能のあるパラフィンオイルもあり、それはそれで素敵なのだが価格が高い。

そこでふとキャンピングカーの中を見渡してみると、置きっ放しになって酸化の進んだ開封済みのサラダオイ
ルが積みっぱなしになっている。酸化しちゃったなぁと思い、さらに新しいものを購入しどんどん余っていく。いくら格安で手に入るタイプのものだとは言えもったいない。

そもそも植物系の油は、オリーブオイル、サラダオイル、天ぷら油などは、芯材がしっかりしていればかなりきっちり燃える。ただ、燃焼時に無臭というわけにはいかず、多少独特な匂いを発するのだが、白灯油のような鼻につく揮発油系のものとはまったく違いそれほど気にならない。そのため屋内やキャンピングカーなどでも使えるレベルと考えた。

今回は実験を踏まえてなので長くなるので、2回に分けてお伝えしたい。

そこで、購入したまっさらのフェアハンド石油ランタンにいきなりサラダオイルを投入し点灯してみると、最初はいい感じで燃え始めたのだが、そのうち炎が弱くなり芯を調節しているうちに芯を燃やし尽くしてしまった。

そこで替え芯を購入しそれに差し替えてテストしてみると、やはり最初はそこそこ燃えているようだが芯ごと燃えてしまい結局は失敗。

購入したのはネットで結構手に入れやすい1センチと2センチ幅のもの。吸い上げ自体は最初に付いていたものより良かったので期待が持てる。使えそうな事が分かってしまえばしめたもので、キャンピングカーに置きっぱなしで傷んでしまったサラダオイルが燃料になるので捨て場所にも困らない利点や災害時にいいかなと思う。

さて次回は、どうやって燃焼させるかの追加実験と結果をお届けしよう。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com