【あさひかわラーメン村】旭川市内の人気店が集まったラーメンのテーマパーク


北海道旅の醍醐味は、北の大地ならではの美味しいグルメを味わえること☆ 新鮮な海の幸やスープカレー、ジンギスカン、豚丼のほか、B級グルメからスイーツまで、北海道にはさまざまなグルメがありますが、なかでも不動の人気を誇っているのがラーメン!   函館塩ラーメン、札幌味噌ラーメン、旭川しょうゆラーメン、室蘭カレーラーメンなど、その土地によって異なる味を楽しむことができます。しかし、人気の個人店や老舗店は混雑しているし、周囲にキャンピングカーを止められる場所があるか不安……。そんな人にオススメなのが、旭川市にある「あさひかわラーメン村」です。

この施設は、旭川市内の人気ラーメン店が集まったラーメンのテーマパーク。旭川が誇るラーメン文化を広く知ってもらいたいというコンセプトで、1996年に誕生しました。ショッピングセンター「パワーズ」の一角に位置しており、広い無料駐車場も完備しているのでキャンピングカーでの訪問も安心♪ 入場無料で、施設内の店舗から好きなお店を選んで極上の旭川ラーメンを味わうことができます。

営業している店舗は、64年の歴史を持つスープが自慢の老舗店「青葉」、丸1日煮込んだスープと2日間かけてつくるチャーシューが自慢の「いってつ庵」、すね骨の豚骨スープにこだわった「いし田」、昔ながらの味わい深いラーメンを楽しめる「天金」、全国的に有名な「山頭火」、健康・美人になる烏骨鶏ラーメンを提供する「さいじょう」、秘伝のスープに自家製中細ちぢれ麺を合わせた王道旭川ラーメン「梅光軒」の7店舗(2024年4月現在)。

施設内には、あさひかわラーメン村神社やラーメンにちなんだ顔出しパネル、丼と割りばしをモチーフにした休憩ベンチなど、記念写真スポットも盛りだくさん。絶品の旭川ラーメンとあわせて、ラーメン文化発信地ならではの雰囲気も味わってみてください。

 

(データ)

店舗 あさひかわラーメン村

住所 北海道旭川市永山11条4丁目119-48

TEL 0166-48-2153

営業時間 11:00~20:00

定休日 なし

駐車場 無料

https://www.ramenmura.com/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【猿払村道エサヌカ線】青空と地平線に向かってどこまでも続く全長16kmの直線道路


北海道には、日本離れした開放感を味わえる絶景のドライブルートが数多く存在しています。なかでも、北海道ならではのスケール感を存分に味わえるのが、どこまでもまっすぐに続く直線道路。アメリカ大陸のようなビッグスケールの直線道路を、「ぜひ一度キャンピングカーで走ってみたい」と思っているオーナーも多いのではないでしょうか。

 

北海道の各地に点在する直線道路の中でもとくにオススメなのが、北海道を訪れるライダーの聖地として知られている宗谷郡の「猿払村道エサヌカ線」です。その人気の秘密は、圧倒的な開放感とスケール感! 全長16kmの道路の途中に2か所のクランクがあるほかは、はるかかなたの地平線に向かってどこまでもまっすぐな道が続いています。

周囲には信号や電柱、建物、看板などの人工物が一切なく、あるのは頭上に広がる青空と壮大な牧草地を貫く一本道だけ。広大な面積を持つ北海道とはいえ、ここまでスケールの大きな直線道路は珍しいので、ライダーの聖地として人気を集めているのも納得できます。どこまでも続く直線道路を地平線に向かって走っていると、思わずここが日本であることを忘れてしまうほどです。

「猿払村道エサヌカ線」は、宗谷岬から約50km南側のオホーツク海沿いにあるので、宗谷岬に向かって北上する途中や宗谷岬から南下する途中で立ち寄るのがおすすめです。注意点は、見通しのいい直線道路だからといってスピードを出し過ぎないこと。クルマを停めて景色を眺めたり写真を撮影したりする際は、周囲に迷惑をかけたり危険を及ぼしたりすることがないように十分気をつけましょう。エサヌカ線のある猿払村はホタテの水揚げ量日本一としても有名な村なので、ドライブに合わせてホタテ丼やホタテカレー、ホタテラーメンなどのご当地グルメもぜひ味わってみてください。

 

(データ)

名称 猿払村道エサヌカ線

住所 北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地

期間 冬期間通行止め

問合先   さるふつ村観光協会 TEL:01635-2-2211

https://sarufutsu.jp/sightseeing/%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%8C%E3%82%AB%E7%B7%9A/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【カレーショップ インデアン】優しい味わいで地元の人から愛され続ける帯広のソウルフード


北海道は、グルメ天国! 海鮮、ラーメン、ジンギスカン、スイーツなどの定番メニューはもちろんですが、函館ならラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーやハセガワストアのやきとり弁当、札幌ならスープカレー、釧路ならスパカツ、根室ならエスカロップといったように、地域によって異なるソウルフードを味わうことができます。十勝エリア(帯広)のグルメで最も有名なのは豚丼ですが、そのほかに地元の人から絶大な支持を得ているのが「カレーショップ インデアン」です。

「インデアン」は、帯広エリアに11店舗、釧路エリアに2店舗を構えるカレーショップ。「帯広で2番目においしい店」がキャッチフレーズになっていますが、その理由は「一番おいしいのは妻と母の料理だから」だそうです。そんな控えめで温かみのあるキャッチフレーズからも、長年地元に愛され続けている理由の一端がうかがえます。

 

インデアンのカレールーは、ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加えて旨味と甘味をひき出した「ベーシックルー」、牛肉をふんだんに使用し、数十種類のスパイスで熟成された「インデアンルー」、大ぶりなじゃがいもと人参、玉ねぎが入った「野菜ルー」の3種類。トッピングは、カツ、ハンバーグ、エビ、チキン、チーズがあり、辛さも普通から激辛まで5段階からお好みでチョイスできます。インデアンカレーは、高級レストランのように特別な日に選ばれるものではなく、家庭料理のように日常に溶け込んだメニュー。自宅から鍋を持参して、ルーをテイクアウトする人が多いのも特徴です。

帯広エリアには11か所の店舗がありますが、なかでもキャンピングカーユーザーにオススメなのは「みなみ野店」。広い駐車場を完備しているので、運転が苦手な人や大型のキャンピングカーでも安心して来店できます。帯広を訪れた際は、ぜひ「カレーショップ インデアン」で地元の人に愛されるソウルフードを味わってみてください。

 

(データ)

店舗 カレーショップ インデアン みなみ野店(帯広・釧路に13店舗あり)

住所 北海道帯広市西17条南36丁目2-8

TEL 0155-47-1311

営業時間 11:00~21:00

定休日 12月31日・1月1日

駐車場 あり

http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

北海道最高峰の大雪山旭岳で 極上の雲上散歩を楽しむ


大雪山は、北海道の中心部にある標高2000m級の山々の総称です。雄大な大雪山系の主峰は、標高2291mの旭岳。その雄々しい姿を間近に望みたいなら、旭岳観光のメインスポット「大雪山旭岳ロープウェイ」がおすすめです。

定員101人のロープウェイに乗り込み、標高1100mの山麓駅から旭岳の5合目にあたる標高1600mの姿見駅まで約10分。姿見駅からは1周 約 1時間(1.7km)の散策コースが整備されていて、旭岳や姿見の池を間近に眺めながら極上の雲上散歩を楽しむことができます。散策路周辺のなだらかな斜面には、本州では3000m級の山でしか見られないような高山植物が咲き誇り、運がよければエゾシマリスなどの野生動物に出会えることもあります。

春はミズバショウやエゾノリュウキンカ、夏はキバナシャクナゲやチングルマ、秋はナナカマドやダケカンバの紅葉、冬はダイヤモンドダストやサンピラー、霧氷と、季節によって移り変わる風景も「旭岳ロープウェイ」の大きな魅力。とくに、赤・黄・緑のコントラストが一面に広がる秋の紅葉は、一度は目にしてみたい大自然の芸術品です。

アウトドア経験が豊富で体力に自信がある方は、姿見駅から旭岳山頂まで約2時間の登山にチャレンジしてみるのもおすすめです。岩場などの危険個所がないので、登山靴やレインウエアなどの装備を整えて天候と体調に気をつけながら登れば、ファミリーで標高2291mの山頂を目指すこともできます。片道約2時間の登山を完遂したご褒美は、眼前に十勝岳連峰、芦別岳、暑寒別岳が広がる360度の大パノラマ。山頂から見た景色は、単なる観光とはひと味違う貴重な体験として深く心に刻まれることでしょう。

「旭岳ロープウェイ」までは、人気観光地・美瑛からクルマで約40分(38km)。北海道ならではの雄大な景色を肌で感じたい人は、ぜひロープウェイに乗ってカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)の雲上散歩を楽しんでみてください。

 

(データ)

名称 大雪山旭岳ロープウェイ

住所 北海道上川郡東川町旭岳温泉

電話 0166-68-9111

営業時間 9:00~17:00(季節により変動)

定休日 なし(悪天候・整備点検による運休あり)

料金 中学生以上2400~3200円(季節により変動)・小人1600円

駐車場 150台(普通車500円、中型車以上2000円)

https://asahidake.hokkaido.jp/ja/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

ピンネシリ岳の大自然に抱かれた 道の駅・温泉隣接のオートキャンプ場


日本最北の地・宗谷地方に位置する北海道枝幸郡中頓別町の「ピンネシリオートキャンプ場」は、町のシンボルとなっているピンネシリ岳の麓にひらけた自然豊かなフィールド。宗谷岬まで約100km・2時間弱の場所にあるので、日本最北端を目指す旅人の宿泊地としてもピッタリです。

隣接する「道の駅ピンネシリ」には24時間利用できるコインランドリーや自動販売機が設置されていて、売店では中頓別町の特産品も購入可能。道を挟んだ向かい側(キャンプ場から約100m)にある「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」では、大人400円で日帰り温泉を堪能することもできます。北海道の最深部・道北エリアらしい自然に恵まれた静かな環境にありながら、一切不便を感じることなくキャンプを楽しめる。それが、このキャンプ場の最大の魅力です。

美しく整備された芝生のフィールドには、家族でゆったりとくつろげる4人用コテージや6人用コテージのほかに、4人用キャンピングボックス(トレーラーハウス)も完備されています。場内をグルッと取り囲むようにレイアウトされたカーサイトは、炉付き(1500円)とAC電源15A・流し台・炉付き(2000円)の2種類。本州のキャンプ場と比べると半額~1/3程度の格安料金で利用でき、1区画が広いのでハイシーズンでも安心・快適にキャンプを満喫できます。焚き火台を使用してサイト内で焚き火ができるのも、キャンプ好きにはうれしいポイント。ペット同伴も可能なので、愛犬と一緒に旅を楽しむキャンピングカーユーザーにも最適です。

道の駅の奥にある登山道からピンネシリ岳の登山やハイキングを楽しめるほか、近隣に「ペーチャン川砂金掘体験場」「ハイジの丘」などの観光スポットも点在しています。日本最北端を目指す旅の途中で、ぜひゆったりと流れる時間を過ごしてみてください。

(データ)

名称 ピンネシリオートキャンプ場

住所 北海道枝幸郡中頓別町字敏音知72-7

電話番号 01634-7-8510(道の駅ピンネシリ)

開設期間 5~10月中旬

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/