【第150回】車中泊マット、ベッドキットなどベッド環境のあれこれ


車中泊を快適にするために重要なことのひとつが「フラットなベッド」であるというのはこのコラムでも何度も書いてきました。

睡眠が十分ならば、翌日に疲れを残すことなく旅を続けることができます。

ミニバンなどで車中泊するならば、シートを倒してフラットにして車中泊用ベッドマットを敷くとシートの段差が解消されてより寝やすくなります。

シートを跳ね上げることができる車ならば、荷室状態にした状態にして、そこにベッドマットを敷くと、よりフラットにして寝ることができます。

キャンピングカーパーツセンター ♯266015 J-Sleepアクティブ

♯266015
J-Sleepアクティブ
価格:14,800円

 キャンピングカーならばベッド専用スペースがあります。家と同じような環境で寝ることができますが、より快適に就寝したいのであれば、ベッドマットの上に車中泊マットを敷くのもありですね。

 そして、この「ミニバン+車中泊ベッドマット」、「キャンピングカーのベッド」のあいだにあるのが、ベッドキットと言えるでしょう。

 対応している車種が限られますが、キャンピングカーに近いベッド空間が得られます。

 ちょいcamは、軽自動車に取り付けるベッドキットで、リヤを荷室にしたところに木枠をセット。上からベッドマットを載せて完成。5分程度で組み立てできます。

 リヤ部分がすべてベッドスペースになり、幅1230㎜、奥行き1900㎜で大人2名が寝られるスペースになります。マットを持ち上げると下が収納スペースになっているので、小物をまとめることができます。

 枕部分になるマットだけを外せば、運転席、助手席は乗車できるので、2人旅ならばベッド状態にしたままで旅を続けることができて便利です。

キャンピングカーパーツセンター ♯550150 ちょいCam(寝るだけキット)ダイハツセット

キャンピングカーパーツセンター ♯550150 ちょいCam(寝るだけキット)ダイハツセット

♯550150
ちょいCam(寝るだけキット)ダイハツセット
価格:145,260円

■対応車種
ダイハツ アトレーワゴン/S321G・S331G(4WD)平成17年式以降
ハイゼットカーゴ(バン)/S321V・S331V(4WD)平成17年式以降

※ダイハツ アトレーワゴン、ハイゼットカーゴの各OEM車にも設置可能。詳しくはhttp://www.yousnet.co.jp/company/route.html まで。

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp