キャンピングカー用冷蔵庫 WAECO COOL FREEZER CDF-18

【第10回】マイナス18℃! 氷も作れるポータブル冷蔵庫が活躍


夏に向けてバーベキューやキャンプなどのイベントに出かけることも多くなるだろう。暑い季節はクーラーボックスがあると冷たい飲み物をそのままフィールドに持ち運べて便利だ。

日帰りの予定ならば、クーラーボックスに氷を入れていけばいいが、キャンプや車中泊などで1泊以上となると、クーラーボックスに入れた氷は溶けてしまう。翌日も使うならば水を捨て、新しく氷を入れ直さなければならず面倒。

そこで活躍するのが電源を接続して使うポータブル冷蔵庫だ。ポータブルタイプの冷蔵庫にはペルチェ式やコンプレッサー式などがあり、方式によって冷え方が異なる。

ペルチェ式は作りがシンプルで価格も手ごろだが、性能もそれなり。一方のコンプレッサー式は家庭用の冷蔵庫と同じ仕組みを使っているので、しっかりと冷える。

COOL FREEZER CDF-18はコンプレッサー式のポータブル冷蔵庫でダイヤルを回して庫内の温度調節ができる。10℃からマイナス18℃まで冷やせる高性能タイプなので、もちろん氷も作れてしまう。

庫内容量は18Lあり、2Lのペットボトルがタテ置きで収納できる。上部には持ち運びに便利な大きなハンドルが付属。ハンドルは使わないときには本体にスッキリと収まるので、車内に置いても邪魔にならない。

電源となるのはDC12・24V(自動切り替え)で、付属のコードを使って車のアクセサリーソケットから取ることができる。

上開きタイプなので中身の出し入れがしやすく、冷気が逃げにくいという特長もあり。サイズもコンパクトなので、車の足もとに置いたり、ミニバンやバンコンの車中泊などでも活躍する。

キャンピングカー用冷蔵庫 WAECO COOL FREEZER CDF-18

#162068
WAECO COOL FREEZER CDF-18
サイズ:465×414×300mm
重量:11.5kg
価格:54,000円(税抜)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp