【第159回】超お手軽ヘッドライトメンテナンス


キャンピングカーは、新車のうちはピッカピカで綺麗。白いボディのモデルが多いので、その傾向は強い。その綺麗さをキープしつつ乗り続けるのは意外と大変で、経年変化も当然起こる。

特に最近のアクリル系ヘッドライトと黒いゴムやプラスチックパーツの劣化は避けるのが難しく、中古車を入手した場合などは結構残念な状態だったりもする。

そこで今回は、根本的な解決ではないがお手軽な、それでいて「おおおっ!」とビックリすること間違いない裏技を紹介。それは、スーパーで手に入る「おふろのルック みがき洗い」、200円台で手に入るもの。

使った場所は、ヘッドライト。曇り取りに使用した。そもそもがFRP製の風呂桶を磨くもので、直接肌に触れるものに使うため、素手でも大丈夫だろうと思い濡らしたヘッドライトに直接塗り塗り。研磨剤の感じとしては、クリームクレンザーよりはるかに細かく、クリーミーな感じ。

手袋をしなかったのは、ガサガサになった表面がどうなるかをダイレクトに感じ取りたかったためだが、そのへんはどうだか分からず少し不安に。

ところがである、5分洗っているとおやっ! 10分を超えたあたりで感動。どうでしょう、最初の写真と比較すると黄ばみが劇的に減り、レンズカットもキリリッ! としていないだろうか。ちょっと写真だとわかりにくいかぁ…

確かに、カーショップで手に入る専用品ほどの効果は見込めないが、さらに言えば研磨後のコーティングもできてはいない。でも、お手軽さは画期的だし何しろ取り外し作業もなし。一度だまされたと思っても悔しくないリーズナブルさ。いかがでしょうか~。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com