【第268回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その㉓


 前回に引き続き、今回もサイクルキャリアの交換パーツを紹介します。自転車の積み下ろしで欠けたりすることがあるプラスチック製パーツ、そして自転車のフレームを固定するためのバイクホルダーは長さの違いで4種類あります。サイクルキャリアは紫外線の影響を受けやすく、本体よりも先に、プラスチックやゴム系のパーツが劣化します。クルマの走行中に自転車を固定するために重要なパーツですから、割れたり、欠けたりしたら、すぐに交換しましょう。

————————————-

 

♯023104

オムニバイク用ラックホルダー2P

価格:1,760円

 

●自転車を載せていないときにラックを折りたたんで固定するためのホルダーです。ベースフレームとラックのあいだに渡してはめることでラックが開くことを防ぎます。

————————————-

 

♯023105

オムニバイク用クリップ

価格:660円

 

●ベースフレームとラックを固定するためのクリップです。U字フレームのエンドキャップも兼用しています。

————————————-

 

♯023109

オムニバイクホルダー140mm

価格:7,700円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ140mmのパーツです。自転車をクルマのボディ側に近いところに固定することができます。

————————————-

 

♯023110

オムニバイクホルダー280mm

価格:9,020円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ280mmのパーツです。

————————————-

 

♯023113

オムニバイクホルダー420mm

価格:9,900円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ420mmのパーツです。

————————————-

 

♯023111

オムニバイクホルダー560mm

価格:10,450円

 

●自転車のフレームを固定するための長さ560mmのパーツです。

————————————-

 

♯023114

オムニバイクストラップ(布製)

価格:550円

 

●自転車のタイヤをレールに固定するためのストラップです。バックルがプラスチック製なので自転車にキズが付きにくくなっています。

————————————-

 

♯023116

オムニバイクストラップ(ゴム製)

価格:990円

 

●自転車のタイヤをレールに固定するためのストラップで、ゴム製です。留める穴によって長さを調整し、適度な張力でしっかりと固定できます。

————————————-

 

♯023115

オムニバイクVレール エンドキャップ現行型

価格:550円

 

●自転車を載せるレールの端に装着するエンドキャップで、現行型レールに対応します。脱落しないようにビスで固定します。

————————————-

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【白金青い池】水面がコバルトブルーに輝く 幻想的な「青い池」 


北海道・美瑛町にある「白金青い池」は、富良野のラベンダー、美瑛の丘の風景、旭山動物園などと並ぶ、旭川・美瑛・富良野エリアを代表する観光名所です。美瑛エリアの中心部からクルマで20分ほどの場所にあり、白金温泉や吹上温泉と近いこともあって、世界中から多くの観光客が訪れます。

ネーミング通りコバルトブルーの水面をたたえた青い池は、20年以上前に地元在住のプロカメラマンが発見し、口コミで広まっていったスポットです。2012年にはアップル社のMacBook ProやiPhoneの壁紙に青い池の写真が採用され、世界的な景勝地として海外でも広く知られるようになりました。

不思議なほどに青く輝く水面と立ち枯れのカラマツが、唯一無二の幻想的な風景を作り出しています。見る角度や時間帯、四季によって様々な表情を見せるため、観光客のほかに写真家からも絶好の撮影スポットとして人気を集めており、最近ではその神秘的な光景からパワースポットとしても注目されています。冬シーズンには夜間のライトアップが行われるので、昼間とは雰囲気の違う風景を楽しみたい人はそちらもお勧めです。

池のすぐそばには、約300台分のスペースを確保した大きな駐車場があり、キャンピングカーでも安心して訪問できます。また、青い池からクルマで約3分の道の駅びえい「白金ビルケ」には、電源、水道、炊事場、トイレ、ダンプステーション、シャワー設備、洗濯機、乾燥機を備えたキャンピングカーサイト(1泊3500円)もありますので、そちらを利用して周辺の観光や温泉を満喫するのもお勧めです。

 

(データ)

住所 北海道上川郡美瑛町字白金

入場料金 無料

営業時間 7:00~19:00(5~10月)、8:00~21:30(11~4月)

営業期間 通年

駐車場 約300台(普通車500円、マイクロバス1000円)

問い合わせ 道の駅びえい白金ビルケ 0166-94-3355

https://biei-shiroganeaoiike.business.site/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第267回】暑い時のチョット小腹が…、にオススメ!?


 コレは何か? 実は即席袋麺を水戻しして食べようと言う代物。えっ! と思われるかもしれないが、意外にいけたりする。しかも、1人前だと多いなぁという時にちょこっと作ることもできて便利この上なし。お湯で戻すとか煮込まなくても大丈夫なの? と聞こえてきそうだが、袋麺やカップ麺は基本すでに熱加工された麺をなんらかの方法で乾燥させたもの。なので、熱処理しなくても基本大丈夫なはず。風味という点では、やっぱり熱い方が良いとは思われるけどね。そもそも熱い環境のキャピングカー車内で、コンロに火を付けてお湯を沸かすのも嫌だなとか、まだしばらくはそういう気温が続くわけで。

 今回用意したものは、見ての通りのもの。イロイロ試してみたが、多分何処でも手に入る超有名品が一番具合がよろしいかと。あと、普通のカップ麺も用意してみた。

  

 某有名鶏ラーメンは、お湯をかけて戻すときは400ccとなっているので、200ccの水をメスティンに入れた。自分のメスティンには、炊飯用に目安となる印を付けてあるのでそれに従ったが、まあシェラカップなりなんなりで計ろう。量はきちんとした方が味がおかしくならない。

  

 なぜ袋麺をオススメするかと言えば、バリっと半分に分けられるから。と言うよりさらに小分けも可能。そして某鶏ラーメンが都合がいいのが、小袋のスープなどがなくすでに麺に味が染み込ませてあること。手間がかからなくて最高である。水に浸けて全体がふやけてくる様にひっくり返し、大体20分くらい経ったら食べ頃の始まり、3分ではどうにもならない。1時間放置しても、相当水分は麺に吸い上げられるが伸びちゃった状態にはなかなかならないので、麺の硬さの好みのあたりで時間調節するのが吉。

 試しというか比較に普通のカップ麺も用意した。コレも同様に規定量まで水を注ぎ20分以上放置するだけ。ここからが問題で、写真のように後入れの油があるとしてコレを投入すると、ベタベタするし白く固まってしまうこと。油的風味が欲しければごま油か何かにした方がいい。 実は、某鶏ラーメンの場合そもそも含まれている油が少ないので、仕上がりにベタベタ感が少ないのも向いていると言えそう。後は好みでネギやワカメなど載せ頂くだけ。レモン汁などを振りかけると、より夏の暑さにサッパリとした状態で楽しめる。気分は山形の冷やしラーメン。 邪道と言えばそれまでだが、キャンプで撤収を終えた後にカップ麺を食べるという比率は相当高いらしく、それは手間と洗い物などを少なくしたいという欲求からだろう。こんな方法もあるよという一工夫として、頭の中に入れておくといいかも。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【納沙布岬】北方領土を間近に望む 日本最東端の岬


日本の本土最東端にあたるのが、北海道根室市にある「納沙布(のさっぷ)岬」です。岬までは、根室駅から約23km。根室市街を抜けて道道35号線を東に走り、クルマ通りが減って最果て感が最高潮に達したあたりで、日本最東端の納沙布岬にたどり着きます。

岬から望む海では、夏にはラッコ、春から冬にかけてはイルカやミンククジラなど、四季を通してさまざまな野生動物を観察できます。また、「日本でもっとも早く朝日を見ることができるスポット」としても知られ、毎年元旦には日本一早い初日の出を見ようと、全国から大勢の観光客が集まってきます。

「日本の灯台50選」にも選ばれた「納沙布岬灯台」など、大自然に囲まれた素晴らしい景観も魅力ですが、ほかの観光地と大きく異なるのは、海の向こうに北方領土の歯舞群島、国後島を望み、肉眼でも確認できるほど近い場所に貝殻島や水晶島があることです。

納沙布岬を訪問した際にぜひ訪れてほしいのが、「根室市北方領土資料館」と「北方館・望郷の家」。「根室市北方領土資料館」には北方四島(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)に関する資料やパネルが展示され、戦前の歴史・事実、島の人々の当時の暮らしぶりなどを知ることができます。「北方館・望郷の家」では、北方領土問題の資料を閲覧できるほか、2階の展望室にある無料の望遠鏡では、貝殻島の灯台、水晶島に設置されたロシアの監視塔やレーダー施設まで確認することができます。

岬の周囲には、世界平和と北方領土返還を祈念するために作られた高さ13mのシンボル像「四島(しま)のかけ橋」や、北方領土の返還を願うモニュメント「きぼうの鐘」などもあり、ほかの観光地とは違う独特の雰囲気が漂っています。道東エリアを旅する際は、ぜひ根室まで足を伸ばして日本最東端の納沙布岬を訪れてみてください。

 

(データ)

住所 北海道根室市納沙布

電話 0153-24-3104(根室市観光協会)

駐車場 無料

http://www.nemuro-kankou.com

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第266回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その㉒


 キャンピングカーに自転車を積んで出かける人の必需品がサイクルキャリヤです。サイクルキャリヤはクルマの外装に取り付けられているので、紫外線の影響を受けやすく、サイクルキャリヤ本体のフレームよりも先に、プラスチックやゴム系のパーツが劣化します。自転車を固定するために重要なパーツなので、割れたり、欠けたりしたら、すぐに交換しましょう。ゴムバンドなどは見た目は普通に見えても、弾性がなくなっていることもあります。キャンピングカーパーツセンターではフィアマ製とオムニ製のサイクルキャリアの取り扱いがあります。まず今回はフィアマ製キャリーバイクの交換パーツについて紹介します。

————————————-

♯023123

フィアマ バイクレール クイックセーフ

価格:1100円

●キャリーバイクレールクイックに付属する専用のアタッチメントで、タイヤを固定します。締め上げるための機構が組み込まれていて簡単な操作で確実に自転車をレールに固定できます。

————————————-

♯023125

フィアマ キャリーバイクラックホルダー

価格:1870円

●キャリーバイクは自転車を載せないときにはレール部分を跳ね上げておくことができます。そのときにフレームを上げたままの状態でキープするために使うホルダーです。走行時の振動でも開かなくなります。

————————————-

♯023151

フィアマ キャリーバイクブロックPRO 1 Black

価格:2970円

●キャリーバイクの標準セットに付いているパーツで、一番車体側にある自転車のフレームを固定するためのパーツです。ベルトの欠損や脱落などによる紛失、劣化した場合の交換パーツとして。

————————————-

♯023152

フィアマ キャリーバイクブロックPRO 2 Black

価格:3564円

●キャリーバイクを拡張するときにレールを増設するとともに必要なアタッチメントです。プラスチック部分の劣化があったら交換します。

————————————-

♯023126

フィアマ バイクレール エンドキャップ

価格:1210円

●キャリーバイクレールクイックPro Blackに標準で装備されるエンドキップです。はめ込み式で簡単に交換ができます。欠けたり、割れたりしたときの交換部品となります。

————————————-

♯023118

フィアマ キャリーバイクストリップ 赤 2本組

価格:1870円

●クイックセーフだけでは固定できないような場合に使うストラップで、より安定した固定ができます。長さ39㎝。

————————————-

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp