【ファーム富田】富良野エリアを代表する 日本最大級のラベンダー畑


大地を鮮やかな紫色に染め上げるラベンダー畑は、北海道・富良野エリアの夏の代名詞です。なかでも、北海道空知郡中富良野町の「ファーム富田」は、1903年(明治36年)にスタートした歴史ある農園。日本最大級のラベンダー畑を見ようと、国内外から毎年約1000万人もの観光客が訪れる、富良野エリア屈指の人気観光スポットです。

広大な敷地のファームには、花人の畑、倖の畑、彩りの畑、トラディショナルラベンダー畑など、様々な花畑が広がっていて、ラベンダー、マリーゴールド、ポピー、サルビア、ハマナスなど、季節によって咲く色とりどりの花々が来場者を出迎えます。

圧巻なのは、ラベンダーの紫が斜面を埋め尽くすトラディショナルラベンダー畑。日本で最も長い歴史を持つラベンダー畑の上からは、紫のじゅうたんのように咲き誇る美しいラベンダーと、富良野盆地の穏やかな田園風景、はるか彼方の十勝岳連邦が一望できます。ラベンダーの開花時期は、6月下旬~8月上旬。一番の見ごろは、7月上旬~中旬です。

大駐車場が完備されているのでクルマでのアクセスがスタンダードですが、夏季シーズンのみ運行するJR富良野線の臨時列車「富良野・美瑛ノロッコ号」を利用するのもお勧めです。臨時駅の「ラベンダー畑駅」からファーム富田までは、徒歩約7分。「富良野・美瑛ノロッコ号」は旭川駅~富良野駅間を運行しているので、近隣の駅にクルマを止めて電車に乗り、車窓から富良野の穏やかな田園風景を眺めるのも良い経験です。

ファーム内のカフェでは、ラベンダーソフトクリームや季節の野菜カレー、じゃがバター、ゆでとうもろこしなど、地元の食材を使った北海道グルメを堪能できます。花々を鑑賞した後は、カフェでゆったりと北海道グルメに舌鼓を打ち、至福の時間を味わいましょう。

 

(データ)

住所 北海道空知郡中富良野町基線北15号

入場料金 無料

営業時間 8:30~18:00(時期により変動)

定休日 年中無休

駐車場 500台(無料)

問い合わせ 0167-39-3939

https://www.farm-tomita.co.jp/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第270回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ その㉔


 首都圏の気温は連日30℃を越える夏日を記録し、暑い日が続いていますね。基本的にキャンピングカーは好きなところに移動して宿泊できるので、暑ければ涼しいところへ行けばいいのですが、移動中の車内の温度管理も重要です。猛暑になり外気温が35℃を越えると、車内は50℃近くになり、エアコンの効きも悪くなります。

 最近はキャンピングカーの車内に家庭用エアコンを設置するクルマが増えています。キャンピングカー以外のクルマだとポータブルクーラーが人気です。室外機のある本格的なタイプから冷風機までさまざまなタイプがあって、クルマの大きさや予算によって選ぶことができます。

 そこで今回は暑い夏を快適に過ごすためのエアコンとその関連パーツを紹介します。

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♯165720

200系カムロード用サブコンデンサー

価格:121,968円

●既存のコンデンサーに合わせて設置することで、エアコンの吹き出し口からの温度を2~4℃下げることのできるパーツです。

※取り付けには専門の技術と知識が必要なので、専門店へご依頼ください。

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♯165717

コールマン ルーフエアコンMACH8

価格:302,940円

●後付けクーラー「ルーフエアコンMACH8」は、本体の高さが21㎝に抑えられているので、空気抵抗が少なく、木の枝などにもひっかかかりづらい設計です。一体型のため、高い耐久性があります。

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♯165507

エアーダクトφ64 1m切り売り

価格:1,320円

●エアコンの吹き出し口の使われるエアーダクトです。ダクトをつないで冷たい空気を好きな場所へ排出することができます。結露による湿気に強い素材でできています。

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♯165509

ルーバー マルチキング用 145×63

価格:2,200円

●エアーダクトφ64 1m切り売り(♯165507)に対応する吹き出し口です。風向きを上下左右に切り替えるルーバーが付いています。

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浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【ハセガワストア】函館エリアのソウルフード 安くて美味しい「やきとり弁当」


北海道・函館エリアで大人気のバーガーショップ「ラッキーピエロ」と並んで、函館ならではの絶品ご当地グルメを味わえるのが「ハセガワストア」です。このお店は、函館エリアに13店舗を構えるコンビニエンスチェーン。通常のコンビニにはない同店ならではのウリが、函館名物の「やきとり弁当」です。

この「やきとり弁当」は、同店で40年以上の歴史を持つ名物メニュー。お店の中に入ると、通常のコンビニと違って店内に調理スペースがあり、注文を受けてからスタッフがやきとりを焼いてくれます。ちなみに、函館をはじめとする道南エリアでは、やきとりといったら「豚精肉」を指すのが一般的。ハセガワストアの「やきとり弁当」も、海苔を敷いたほかほかのご飯の上に濃い目のたれを絡めた豚精肉の「やきとり」を載せたものです。

「やきとり弁当」は、ごはん200g+豚精肉3本の「小」から、ごはん450g+ジャンボ豚精肉4本の「ジャンボ」まで4つのサイズがあり、子供や女性、年配の方でも自分に合ったサイズを選ぶことができます。「小」サイズならワンコイン、「ジャンボ」でも1000円でおつりがくるお手頃価格も大きな魅力です。

秘伝のたれがたっぷり絡んだ「やきとり」は、とにかく絶品! ラッキーピエロと同様に、一度食べたら病みつきになる美味しさです。豚肉や鶏肉の単品串メニューを合わせて注文すれば、さらにボリューム満点の「やきとり弁当」を味わうことができます。

熱々のお弁当をキャンピングカーの車内に持ち帰って食べるのもよし、帰りのフェリーの船内に持ち込んで、フェリーの中で「やきとり弁当」を味わいながら北海道の旅を締めくくるのもよし。ラッキーピエロと並ぶ函館の名物グルメ、ハセガワストアの「やきとり弁当」。北海道を訪問した際は、ぜひ函館でしか味わえない絶品ご当地グルメを味わってみてください。

 

(データ)

店舗 ハセガワストア ベイエリア店(函館に13店舗あり)

住所 函館市末広町23-5

営業時間 7:00~22:00

TEL 0138-24-0024

駐車場 近隣の有料コインパーキングを利用

http://www.hasesuto.co.jp/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第269回】自分好みの明かりを用意しよう。その1


  

 ※ 改造は自己責任で行われたものです。危険なのでマネはしないでください。

 単4乾電池3本で点灯するLED照明というのは世の中に溢れている。その理由は、大抵のLEDが3.6V点灯だから。乾電池3本直列だと3.6~4.5Vということになるから、複雑なシステムが必要無くなるからだ。それにしても明るい! これをキャンプサイトで利用したいというのが今回のくわだて。

 利用した商品は、みんな大好き100均で見つけた、大きなスイッチそのものがLEDライトになっていて、壁に掛けたり貼り付けて使用できるもの。タッチライトって書いてあるけど、タッチスイッチじゃ無い気もするけどね その構造だと…という感じ。LEDの構造はCOBいわゆる基盤設置タイプで、限りなく平面発光かな? というものが税込110円なら安いなぁと勢い勇んで購入。そのまま利用してもいいのだが、調光ができたら便利だろうなと要らぬ考えが頭をよぎる。

 早速バラしてみると、電流制限の抵抗やダイオードも無い、スイッチのみの直付け配線だった。ちょっと怖さを感じながらも、消費電力が少なければこんなものでもいいのか、とも思う。そこへ、10KΩのボリュームを配線内に組み込み、熱としてエネルギーを捨てるという効率の悪い調光機構を組み込んでみる。

 その結果、最小絞りでこれくらい暗くできた。ボリュームは抵抗値が比例変化するBカーブを利用したが、何となくの感じだと、曲線変化するCカーブの方が良かったかもしれない。というわけで、激安調光機構付き簡易ランタンの完成である。車中泊照明として利用するにはちょうど良いかもしれないと感じた。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【四季彩の丘】うねりのある丘に広がる 四季折々の芸術的な花畑


起伏のある丘にパッチワークのような田園風景が広がる北海道・美瑛エリアは、北の大地ならではの雄大な景色を堪能できる人気の観光スポットです。美しい花々が咲き誇るスケールの大きな花畑も、美瑛エリアの名物。なかでもお勧めなのが、美瑛町新星にある「四季彩の丘」です。

この施設は、7ヘクタール(東京ドーム3個分)の広大な敷地に数十種類の花が咲き誇る展望花畑。最大の特徴は、緩くうねりのある丘全体が花畑になっていて、まるでカラフルなじゅうたんのような美しい景観を楽しめることです。4月下旬から10月下旬までの長期間にわたって、チューリップ、パンジー、ポピー、サルビア、マリーゴールド、コスモス、ひまわり、ラベンダーなど、四季折々の花を鑑賞でき、美瑛エリアを代表する花園として人気を集めています。

色とりどりの花々が丘一面をカラフルなじゅうたんのように彩る風景は、まさに圧巻。花畑の中の散策路を歩きながら景色を楽しめるほか、園内を1周するトラクターバス「ノロッコ号」(大人500円、小・中学生300円)や、15分間貸し切りで園内をフリー走行できるカート(4人乗り2000円)を使って園内を回ることも可能です。

農産物直売所やお土産販売所、レストランのほか、アルパカ牧場(大人500円、小・中学生300円)、約1kmの専用コースを1周できるバギー(1人乗り500円、2人乗り800円)などのアトラクションも完備されているので、大人から子供までゆっくりと楽しめます。

また、こうした施設としては珍しく通年営業となっていて、ウィンターシーズン(12月初旬〜翌4月初旬)には、有料でスノーモービルやスノーラフティングなどの雪遊びを楽しむことができます。

 

(データ)

住所 北海道上川郡美瑛町新星第三

入場料金 無料

営業時間 8:30~18:00(時期により変動)

定休日 年中無休(年末年始は除く)

駐車場 350台(無料/7~9月は1日500円)

問い合わせ 0166-95-2758

https://www.shikisainooka.jp/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/