【ニセコサヒナキャンプ場】自然の中で焚き火を楽しめる 通年営業のキャンプ場


羊蹄山(標高1898 m)とニセコアンヌプリ(標高1308 m)の雄大な山容を間近に望む北海道・ニセコ町は、豊かな自然を味わえるスポットとして人気の高いエリアです。尻別川のラフティングやキャニオニングなどのアウトドア体験のほか、雪質抜群のスキー場も充実していることから、1年を通して国内外から多くの観光客が訪れます。

「ニセコサヒナキャンプ場」は、そんなニセコエリアにある民営の老舗キャンプ場。テントサイト15区画、カーサイト9区画のこじんまりとしたフィールドですが、自然豊かなロケーションと静かにキャンプを楽しめる雰囲気の良さから、道内はもちろん本州からも多くのキャンパーが訪れる、道央エリア屈指の人気キャンプ場になっています。

オーナーがコツコツと作り上げたフィールドは、豊かな緑に囲まれた落ち着きのある雰囲気が特徴です。最大の魅力は、テントサイト、カーサイトのすべてに石を並べて作った焚き火用の炉が完備されていて、直火で焚き火を楽しめること。北海道では焚き火自体を禁止しているキャンプ場が多く、ましてや直火OKのフィールドとなると数えるほどしかありません。そのため、キャンプ場には「ゆっくり焚き火をする」ことを目的としたリピーターが、季節を問わず訪れます。

北海道では珍しい通年営業のキャンプ場なので、ウインターシーズンに雪中キャンプを楽しむことも可能です。雪が積もった静寂のキャンプサイトで、焚き火の揺らめく炎を眺めながら、ゆっくりと流れる時間を過ごす……。このキャンプ場なら、アウトドア好きが一度は憧れるそんなシチュエーションを、リアルに体験することができます。

大自然に囲まれた静かなフィールドで“キャンプ本来の楽しみ”を味わえるのが、「ニセコサヒナキャンプ場」の大きな魅力。「北海道でしかできない極上のキャンプを体験してみたい」というアウトドア派のキャンピングカーユーザーは、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

(データ)

住所 北海道磯谷郡蘭越町字湯里224-19

電話番号 0136-58-3465

開設期間 通年

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 利用料:大人1000円・4歳~小学生700円+カーサイト:3000円

※ペット可、ごみ持ち帰り(生ゴミのみ処理可)

https://sahina-camp.com/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【旭山動物園】大人も子供も楽しめる 「日本最北」の動物園


旭川市は、札幌市に次ぐ北海道第2位の都市。中心部はマンションや大型店舗が建ち並ぶ大都会ですが、クルマで少し走れば北海道らしい豊かな自然に出会うことができ、魅力的な観光スポットも点在しています。なかでも、旭川市を訪れた際にぜひ一度は立ち寄っていただきたいのが、旭川駅からクルマで30分ほどの場所にある「旭川市旭山動物園」です。

「旭山動物園」は、旭川市が運営する日本最北の動物園。NHK「プロジェクトX」で紹介されたり、旭山動物園をテーマにしたテレビドラマや映画が制作されたりと、メディアでも数多く取り上げられている北海道屈指の観光スポットです。その人気の理由は、ただ動物の姿を見せるだけの「形態展示」ではなく、動物本来の行動や生活を自然のまま見せる「行動展示」を導入していること。旭山動物園の代名詞ともなっている独創的な「行動展示」は、野生に近い環境づくりを行うことで動物のストレスを軽減し、動物たちの生き生きとした姿を見せるのがコンセプトとなっています。

とくに人気を集めているのが、目の前の円柱水槽でアザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「あざらし館」、透明なカプセルでアザラシの視点からホッキョクグマを観察できる「ほっきょくぐま館」、100年前の北海道の自然を再現した「オオカミの森」、さまざまな角度からライオン、トラ、ヒョウ、エゾヒグマを観察できる「もうじゅう館」など。

ほかにも、飼育スタッフがエサを与えながら動物たちについて解説する「もぐもぐタイム」をはじめ、飼育展示係の職員自らが担当動物の解説を行う「なるほどガイド」「ワンポイントガイド」、普段はなかなか見られない動物たちの夜の行動を見学できる「夜の動物園」など、さまざまなアイデアで魅力的な展示を実現しています。

子供から大人まで幅広く楽しめる動物園ですので、クルマ旅で旭川エリアを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

 

(データ)

名称 旭川市旭山動物園

住所 北海道旭川市東旭川町倉沼

入場料金 高校生以上1000円、中学生以下無料

営業時間 9:30~17:15(季節により変動)

営業期間 通年(4月・11月・年末年始に休業期間あり)

駐車場 無料(500台)

問い合わせ 0166-36-1104

https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

 

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第283回】峠の釡めしの器で効率よく キャンプでより美味しく炊く


 前回まで、小さな土鍋や釡めしの器で、固形燃料による流行りの自動炊飯の手法を考えてみたが、やっぱりキャンピングカーではどうなのかが気になる所。そんな実験をしてみた。 使うのは、キャンピングカーで上信越道を走っている時に手に入れることが出来る峠の釡めしの器。炊き方は私の前回の回を参考にしていただきたい。気を遣いたい点は、釡全体に上手く熱を与えられるようにすること。

 釡というのは、食材が入っている部分全体を温めることにより効率よく美 味しく調理できる道具だが、釡めしの器をコンロの五徳にそのまま載せただけではそれは実現できない。散々探してコレはっ!? と見つけ出したのがケーキの焼き型、いわゆる底が抜けるようになっているモノ。サイズは5号というらしく、底板を外して逆さまにした時ちょうど器がはまるのである。

 米の洗い方や量は普通に、今回はさらに内側にアルミホイルで皿を作って底の部分に数箇所穴を開け、惣菜に使いやすい材料を一緒に蒸してみることにした。炊き方も特別なことはなくいつも通りで大丈夫。

  写真では家庭用コンロだが、キャンピングカーのガスコンロでも五徳はあるのでその上に直接載せて大丈夫のようで、この辺りは何回か試した。また、最初は釡を支えるケーキ型の上部になる部分へ熱の抜ける穴を追加するなど加工が必要かと思われたが、それもしなくてよさそうだ。ステンレス製なので穴を開けるだけでも一苦労なのでこの点は嬉しかった。

  仕上がりは見ての通り。ご飯の上にアルミ箔の皿を載せていたため綺麗なカニ穴とはいかなかったが、根菜類もふっくら蒸し上がった。これらの野菜は、レトルトカレーやシチューのゴロゴロ素材として利用するなどすれば幸せになれる。さてなんで数回に渡って米の炊き方をやっていたかといえば、キャンプの時って調理道具や食器洗浄の数を最低限まで減らしたいと誰しもが思うだろうし、この丼型の器を使えば、調理と食器が1つでまかなえるから。 昨今、1人キャンプや夫婦だけで大して量は要らないというキャンピングカーユーザー層が多いと聞くので、こういった方法で快適で美味しいキャンプ旅をしてみてはいかがというわけである。

 

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第282回】SDGsを逆手に取る! 御飯の美味しい炊き方


 日本最古の駅弁屋として全国的に名の通っているおぎのやの峠の釜めし。2021年11月には、益子焼きの容器の製造メーカーがニュー スにあがり、その存続が危ぶまれる事態が発生したが現在問題無く販売が行なわれている。とは言え時代の流れはサスティナブルな方向性なわけで、主流の容器はすでにパルプモールドのものとなっていて、益子焼きのものが確実に手に入るとは限らない状況になりつつあるのかも。

 さてお美味しく頂いた後のこの容器、大きさが前回紹介したかなり手に入れ難い1合炊き用土鍋とほぼ同じ、という訳でトランギアのストームクッカーSにモロはまり。

 さらに御丁寧にも包装紙には1合が炊けますよとの表記も。

 さらにさらにおぎのやのホームページ https:// www.oginoya.co.jp/釜を使ったご飯の炊き方/ には丁寧な炊飯方 法とそのほか応用レシピ集まで載っている。お釜もこんな利用をすれば、ワンウェイ容器だって無駄だと世間 様からのバッシングは受けないはず……だ。 現在ソロキャンブームを背景に、メスティンとアルコール固形燃料1つで自動炊飯するのが流行っているのだが、このお釜もそれでやってしまおうと言うのが今回の趣旨。

 用意するのは大人気100均キャンプグッズの固形燃料用コンロと折りたたみ式の風防。

 それらと釜を組み合わせ炊けばいいのだが、ここでさらに美味しく炊くためのTipsを追加。まず洗米の仕方。通常精米され売られている白米の場合、現代の精米器の性能が非常に高くゴリゴリ研ぐという作業はいらない。優しくかき回して洗う感じで、米粒の表面に細かい均一の傷をつける感じ。実はこの方法、夜に居酒屋で出会う米農家さんで10台以上炊飯器 を常時用意している米炊きオタク若社長の弁。加水率や浸水時間は前出ホームページ通りでいいだろう。さらに自分としては、米1合に粗塩など耳掻き1杯くらいとできれば米油、無ければサラダオイルを1〜2滴投入。ただし、1合炊きとはいえ吹きこぼれを考えると、米は7〜8勺位が良いのではないだろうか?

 炊き方もホームページで紹介されている通りなのだが、釜から湯気が出始めたら蓋をズラすだけでは無く1度中の米を軽く攪拌して内部温度を均衡化させる。コレは大きな窯で何合も炊くのに比べ、器が小さいため熱の偏りが酷く茹っている間米がうまく踊って回らない可能性が大きいため。


 風防により全体的に温められたお釜によって炊き上がったお米は、1合という小量炊きにも関わらず見事なまでの蟹の穴。キャンプグッズで御飯炊きに特化した道具も数あれど、このお釜はなかなか侮れません。

 今回は100均で手に入る3つ入りの固形燃料で全く火力調節しな い自動炊飯を行なってみた。その結果、オコゲがかなり激しくこびり付いた。こうなる前に火から下ろせば良いのだが……。

 それよりも問題だったのは固形燃料の火力の強さ。そのため、炊き上がり直前に水分が飛びオコゲが出来始める辺りで、水分が漏れてしまう様なものではないが釜の外側や底部にヒビが数カ所入った。さらに強い火を利用するともっと露骨に割れてしまうかもしれない。よって、細かい火力調節ができるトロ火や極トロ火が使えるガスコンロでの炊飯をおすすめする。
 

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【トロッコ王国美深】トロッコで緑の中を駆け抜ける 全長10kmの大冒険!


北海道旭川市と日本最北端の町・稚内市のほぼ中間に位置するのが、美深町です。過去に国内最低気温の‐41.5℃を記録したこともある特別豪雪地帯ですが、夏の観光シーズンには、南北にかけて天塩川が流れ、周囲を天塩山地と北見山地に囲まれた、美深町の豊かな自然を求めて多くの観光客が訪れます。そんな美深町にあるイチオシスポットが、JR宗谷本線の美深駅からクルマで30分ほど走った山あいにある「トロッコ王国美深」です。

「日本一の赤字ローカル線」として全国にその名を知られ、昭和60年に廃止された旧国鉄・美幸線。その当時に使われていた本物の線路を利用してトロッコを運行しているのが、「トロッコ王国美深」の大きな特徴です。普通免許があれば、エンジン付きのトロッコを運転することができます。

往復10キロ(約40分)の線路を自らの運転で走れるテーマパークは、全国でもここだけ! 白樺や木々のトンネル、渓谷や野原など、自然いっぱいの景色を眺めながら、本物のレールの上をトロッコで風を切って走る。観光シーズンには日本国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れ、往復10キロの爽快な大冒険を笑顔で体験していきます。

美深町は、道北エリアを南北に縦断して旭川市と稚内市をつなぐ国道40号線の中間地点にありますので、最北端の町・稚内を目指す際には、ぜひ「トロッコ王国美深」に立ち寄ってみることをお勧めします。周辺には、「道の駅びふか」をはじめ、オートキャンプ場やテニスコート、パークゴルフ場などの設備が整った「森林公園びふかアイランド」、低価格で日帰り入浴できる「びふか温泉」など、魅力的な施設が数多くありますので、そうした施設を併せて利用して、美深町の魅力を肌で感じてみてください。

 

(データ)

住所 北海道中川郡美深町字仁宇布215番地

料金 大人1800円、中・高生1200円、小学生700円、未就学児無料

営業時間 8:30~16:00

営業期間 4月下旬~10月下旬 ※ 2021年度の営業は終了しました。現在は冬季休業中です。来年度の営業開始日は確定次第掲載いたします。※ 更新 2021年10月25日                                                                                                                            

定休日 なし(期間中は毎日運行)

駐車場 無料

問い合わせ 01656-2-1065

https://www.torokkobihuka.com/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/