【第158回】共同開発だからできる! キャンピングカパーツセンターオリジナルアイテム


キャンピングカーパーツセンターではパーツメーカーと共同開発したオリジナルの商品を販売しています。自社でキャンピングカーを製作しているからこそできる共同開発商品といえます。

 ショックアブソーバーもそのなかの1ジャンル。キャンピングカーの善し悪しを語るときに、移動時の快適性はやはり重要で、ショックを変えることで、乗り心地も変わります。今回はその中でも最近発売になった2商品を紹介します。

 まずは国産キャブコンのベース車として使われているカムロード用のショックアブソーバー。ショックアブソーバー国内シェアナンバー1のKYBと共同開発したのが「KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 ♯241180」です。1年半の開発期間、そして約2万㎞の走行テストを行なって、完成した自信作です。

 最近のキャブコンはルームエアコンを装備したり、サブバッテリーを2個積み、3個積みするなど架装重量が増えている傾向にありますが、それに対応するように減衰力を高め、コーナリングやブレーキ時の挙動の安定性をアップ。またフロントとリヤで異なるチューニングをして、カムロードに合うように最適化しています。

キャンピングカーパーツセンター ♯241180 KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分

♯241180
KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 
価格:77,760円

 そしてもうひとつは、世界初のショックアブソーバーを生み出したモンローとの共同開発で、タウン・ライトエーストラック用のショックです。

 ライトキャブコンのベース車として使われることの多い同車用には、ショックが動きはじめるときの減衰力を高く設定しています。

スプリングの余分な動きを少なくして、しなやかな乗り心地に仕上げました。

 またタウン・ライトエースのバン用も同時に発売されています。(モンローOESpectrumタウンエース バン 4WD車除く#241179

キャンピングカーパーツセンター モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)

#241178
モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)
価格:58,320円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第124回】クルマの走行安定性と乗り心地を改善する


キャンピングカーは車内で食事したり、くつろいだりする居住性のほかに、移動するための車としての走行性能も重要です。

 長距離移動することが多いので走行性能に不満があるとストレスになってしまいます。そこで注目したいのが足回りパーツです。

 ショックアブソーバー、板バネ、スタビライザー、トーションバーなどいろいろと種類があり、ホイールやタイヤを変えることでも乗り心地は変わります。

 なかでもスプリングとショックアブソーバーはその効果が実感しやすいパーツです。

 キャンピングカー走行中に路面から衝撃を受けると、まずはスプリング(バネ)が吸収します。

 キャンピングカーのベース車として使われることの多いカムロード用、ハイエース用に開発されたリーフスプリング・マックスロードプラスは、アウトドアグッズなど荷物を積むことの多いキャンピングカーに対応しているのでお薦めです。

 とくにサイクルキャリヤやルーフトランクを装着している車に効果があります。

キャンピングカーパーツ #241147 リーフスプリング MAX LOAD PLUS LP-3

#241147
リーフスプリング MAX LOAD PLUS LP-3
価格:28,080円
適合車種:200系ハイエース、タウン・ライトエーストラック、旧カムロードなど

キャンピングカーパーツ #241148 リーフスプリング MAX LOAD PLUS LP-4

#241148
リーフスプリング MAX LOAD PLUS LP-4
価格:28,080円
適合車種:新カムロード、キャンター、エルフなど

 スプリング(バネ)が衝撃を吸収しますが、それだけだといつまでも揺れが収まりません。その揺れを受けとめるのがショックアブソーバーの役割です。

 内筒と外筒が伸びたり縮んだりすることで揺れを制御します。このショックアブソーバーもカムロード用、ハイエース用に開発されたものがあります。

キャンピングカーパーツ ♯241175 モンローV-SUSPENTION SYSTEM カムロード用1台分

♯241175
モンローV-SUSPENTION SYSTEM カムロード用1台分
価格:72,576円
適合車種:カムロード

キャンピングカーパーツ ♯241162 プレミアムショックアブソーバー「モンローサムライ」

♯241162
プレミアムショックアブソーバー「モンローサムライ」
価格:72,576円
適合車種:200系ハイエース

 スプリングと違って、ショックアブソーバーは消耗品なので、架装重量のあるキャンピングカーの場合、走行距離5万㎞が交換の目安といわれています。

 交換時期が迫っていたら、純正品からキャンピングカー専用品へ交換するのもお薦めですね。

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第90回】カムロードのために開発されたオリジナルショックアブソーバー


ショックアブソーバーは車の乗り心地を左右するパーツである。走行中に路面の凹凸などから受けた衝撃はスプリング(バネ)が吸収するが、それだけだといつまでも揺れが収まらない。

 その揺れを受けとめ吸収するのがショックアブソーバーの役割だ。内筒と外筒が伸びたり縮んだりすることで衝撃を吸収する。

 キャブコンのベース車として使われるカムロードには、専用に開発されたショックアブソーバーがある。

 それがショックメーカーとして100年の歴史を誇るアメリカのモンロー社とキャンピングカービルダーのバンテック社が共同開発したオリジナル商品「モンロー V-SUSPENTION SYSTEM」だ。

 キャンピングカーは架装前のノーマル状態に対して重量が重くなりがちで、さらに発電機やサブバッテリーなど重量物も多い。

 そのあたりの事情を踏まえ、カムロード用に最適なチューニングを施したのがV-SUSPENTION SYSTEMで、ツインチューブ無加圧式オイル構造で乗り心地をマイルドにしてくれると評価されている。

 以前、純正からV-SUSPENTION SYSTEMに交換したときに試乗したことがあるが、駐車場から車道への段差を乗り越えるときの車体の揺れの収まり方で、その効果を実感した覚えがある。乗り心地やハンドリング性能に不満を感じているのならば交換する価値ありのパーツだ。

 ショックアブソーバー交換の目安となる走行距離は乗用車では7万㎞、架装重量のあるキャンピングカーの場合は5万㎞といわれている。交換の時期が迫っていたら、純正品ではなく、思いきってモンローV-SUSPENTION SYSTEMに買えることをお薦めしたい。乗り心地の違いを実感できるはずだ。

ショック・リーフ
♯241175 モンローV-SUSPENTION SYSTEM カムロード用1台分
価格:72,576円(税抜)
※平成10年5月以降販売のカムロードに対応

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第8回】乗り心地を左右するショックを純正品からワンランクアップ!


旅で長距離を移動することの多いキャンピングカーの場合、車の乗り心地が旅の満足度に直結する。そして乗り心地にはサスペンションが深く関わってくる部分である。

車が路面から衝撃を受けると、スプリング(バネ)が吸収するが、それだけではいつまでも揺れが収まらない。そこでショックアブソーバーがスプリングの揺れを抑える働きをする。

ショックアブソーバーが伸びたり縮んだりすることで揺れを抑えるのだが、その力を減衰力という。一般的にこの減衰力が強いと乗り心地が固くなり、弱いと乗り心地が良くなる。かといって弱すぎるとフワフワして揺れがいつまでも収まらない。このあたりのバランスが難しい。

スプリングと違って、ショックアブソーバーは消耗品だ。乗用車では走行距離7万kmが交換の目安といわれている。キャンピングカーのように架装重量のある車の場合だと、その交換目安は5万km。

ショックアブソーバー本体には、ガスやオイルが封入されていて減衰力を決めているのだが、経年変化によってガス抜けやオイル劣化などがおきて本来の働きをしなくなる。するとスプリングがいつまでも上下に揺れて、収まらない。こうなる前に交換が必要だ。

このとき純正ショックアブソーバーではなく、ワンランク上のキャンピングカー用ショックに交換するのも選択肢としてある。

ランチョRS9000XLはカムロード用のショックアブソーバーで、一番の特長は本体に9段階の減衰力調整ダイヤルを搭載していること。好みの硬さに調整ができるのだ。

たとえばアウトドアグッズを多く積む人は硬めにセッティングするなんていう使い方が可能だ。ランチョはもともとオフロード用のショックアブソーバーで縮み側の減衰力をやわらかめにセッティングしてあるので、乗り心地もマイルドになる。

キャンピングカー用ショックアブソーバー ランチョ RS9000XL

♯241160
ランチョ RS9000XL
価格:16,000円~(1本)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp