【第46回】-18℃まで冷やせて、1年中活躍する コンパクトなポータブル冷蔵庫


車中に冷蔵庫があると、飲み物を冷やすだけでなく、旅先で生鮮品をちゅうちょなく購入することができて便利だ。旬の魚介類を買って旅の途中で車内で調理したり、お土産に持って帰ることもできる。

ポータブル冷蔵庫CDF-16」は、WAECO(バエコ)の人気のポータブル冷蔵庫シリーズに新たに追加されたモデル。これまで上開きで横ヒンジタイプのCDF-18(庫内容量18L)がラインナップされていたが、それよりもさらに小型スリムになり縦ヒンジを採用した。

冷蔵庫の幅はわずか260mmなので、運転席と助手席の間や、セカンドシートの足もとなどのスペースにぴったり収まる。

電源は12V、24V兼用で自動切り替え機能付きで、アクセサリーソケットへ接続する。低電圧保護機能付きだから、バッテリーの電圧が下がると自動的に電源をオフにするので、サブバッテリーを装備していない乗用車でも安心して使うことができる。もちろんサブバッテリーに接続すれば、より安心して使える。

高性能コンプレッサーによって冷却能力は+10℃から-18℃まで対応。デジタル表示モニター付きなので、設定温度を簡単にセットすることができる。

庫内はライト付き。2Lサイズのペットボトルが立てて入れられる深さ271.8mmのメイン庫と、117㎜の浅いサブ庫があり、容量は合わせて16Lある。

上蓋は脱着可能なので庫内の掃除も簡単。またコンプレッサーは静音タイプを使用しているので、車内にあっても就寝時に動作音が気にならないので、車中泊にもお薦めのポータブル冷蔵庫だといえる。

キャンピングカーパーツ ♯162071 WAECO ポータブル冷蔵庫 CDF-16キャンピングカーパーツ ♯162071 WAECO ポータブル冷蔵庫 CDF-16

冷蔵庫
♯162071 WAECO ポータブル冷蔵庫 CDF-16
価格:54,000円(税込)
サイズ:549.5×260×366.9mm
重量:11.5kg 容量:16L

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第26回】DC12V、AC100V、そしてカセットガスでも駆動する3ウェイタイプの冷蔵庫


車中泊をするなら冷蔵庫があると便利だ。冷えた飲み物や食材を運ぶのはもちろん、旅先で見つけた要冷蔵のお土産を買って帰ることができる。

車内で自炊をしながら旅をしている人ならば、たとえば市場で買った新鮮な魚貝類を保存しておくことができて便利だ。

おいしそうな刺身を見つけたら迷わず購入でき、旅行中の食生活のグレードが上がるので、食にこだわる人にとって冷蔵庫は必需品といえる。

なかにはクーラーボックスで代用している人もいるだろうが、旅が何日も続くとそのたびに氷を買うのは面倒だし、水になった氷も始末しなければならない。

3ウェイ冷蔵庫 RC1602EGCは、庫内容量が33Lあり、2Lのペットボトルを縦に8本収納することができる。フタを閉じればテーブル代わりにもなって便利に使える。
ボディは耐久性の高いスチールキャビネット製。スクエアな形状ででっぱりがないので車にも積み降ろししやすい。

そしてなによりの特徴は、3ウェイ冷蔵庫ということである。キャンプ場などで電源が取れるところはAC100V、車内ではDC12V、そしてアウトドアではカセットガスとシチュエーションに合わせて動力を選べるのが3ウェイ冷蔵庫の強みだ。

電気がなくてもカセットガスで駆動するからいざという災害時にも使える。

本体上部に温度調整のツマミがあり、背面にカセットガスをセットすることができる。定格消費電力は75W(AC100V、DC12V)。カセットガスでは10.5g/hを消費するので、1本でほぼ24時間使用できる。

キャンピングカー用 3ウェイ冷蔵庫 RC1602EGCキャンピングカー用 3ウェイ冷蔵庫 RC1602EGC

ポータブル冷蔵庫
♯162055 3ウェイ冷蔵庫 RC1602EGC
価格:49,680円(税込)
サイズ:500×440×440mm(外寸)
重量:16㎏

 

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第10回】マイナス18℃! 氷も作れるポータブル冷蔵庫が活躍


夏に向けてバーベキューやキャンプなどのイベントに出かけることも多くなるだろう。暑い季節はクーラーボックスがあると冷たい飲み物をそのままフィールドに持ち運べて便利だ。

日帰りの予定ならば、クーラーボックスに氷を入れていけばいいが、キャンプや車中泊などで1泊以上となると、クーラーボックスに入れた氷は溶けてしまう。翌日も使うならば水を捨て、新しく氷を入れ直さなければならず面倒。

そこで活躍するのが電源を接続して使うポータブル冷蔵庫だ。ポータブルタイプの冷蔵庫にはペルチェ式やコンプレッサー式などがあり、方式によって冷え方が異なる。

ペルチェ式は作りがシンプルで価格も手ごろだが、性能もそれなり。一方のコンプレッサー式は家庭用の冷蔵庫と同じ仕組みを使っているので、しっかりと冷える。

COOL FREEZER CDF-18はコンプレッサー式のポータブル冷蔵庫でダイヤルを回して庫内の温度調節ができる。10℃からマイナス18℃まで冷やせる高性能タイプなので、もちろん氷も作れてしまう。

庫内容量は18Lあり、2Lのペットボトルがタテ置きで収納できる。上部には持ち運びに便利な大きなハンドルが付属。ハンドルは使わないときには本体にスッキリと収まるので、車内に置いても邪魔にならない。

電源となるのはDC12・24V(自動切り替え)で、付属のコードを使って車のアクセサリーソケットから取ることができる。

上開きタイプなので中身の出し入れがしやすく、冷気が逃げにくいという特長もあり。サイズもコンパクトなので、車の足もとに置いたり、ミニバンやバンコンの車中泊などでも活躍する。

キャンピングカー用冷蔵庫 WAECO COOL FREEZER CDF-18

#162068
WAECO COOL FREEZER CDF-18
サイズ:465×414×300mm
重量:11.5kg
価格:54,000円(税抜)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp