遊びの要素が盛りだくさんの ファミリー向けキャンプ場「サンピラーパーク森の休暇村オートキャンプ場」


北海道・道北エリアの中心部にある名寄(なよろ)市。旭川市街、日本海側、オホーツク海側など各方面へのアクセスも良く、国道40号線をひたすら北上すれば、日本最北の町・稚内にたどり着くことができます。そんな名寄市にある「北海道立サンピラーパーク」は、東京ドーム約14個分の敷地を持つ広大な道立公園。園内には、「森の休暇村オートキャンプ場」が併設されていて、美しい芝生のテントサイトでオートキャンプを楽しめます。

AC電源・バーベキュースペース付きの区画サイトが1泊3300円で利用できる、リーズナブルな価格設定も大きな魅力です。芝のキャンプサイトは、1区画のスペースがかなり広くとられていて、混雑していてもプライベート感をしっかり確保できます。場内には炊事場やトイレのほか、無料で利用できるシャワーも完備され、快適度も言うことなしです。

遊びのバリエーションが豊富にそろっているのも、キャンプ場の魅力のひとつ。自転車やマウンテンバイクを無料レンタルできるほか、子供向けのミニ縁日も不定期で開催されます。広大なサンピラーパーク内には、悪天候でも遊べる屋内の児童遊具や、ふわふわドームなどの屋外大型遊具が完備されているので、小さな子供のいるファミリーキャンパーにもピッタリです。

 

公園の敷地内には、映画「星守る犬」のロケ地に使用された広大なひまわり畑もあり、毎年8月には満開のひまわりが咲き誇る風景を堪能できます。キャンプ場は「なよろ市天文台きたすばる」に隣接していて、サイトからも美しい星空を眺めることができます。

「AC電源付きの広い区画サイトで快適にキャンプを楽しめる」「子供が喜ぶ遊びの要素がそろっている」「キャンプサイトから満点の星空を眺められる」「ペット同伴・ゴミ処理OK」など、様々な魅力が詰まった「森の休暇村オートキャンプ場」。夫婦からファミリーまで、幅広いキャンパーに愛されているお勧めのフィールドです。

 

(データ)

住所 北海道名寄市字日進

電話番号 01654-3-9555(現地センターハウス)

開設期間 4月下旬~10月下旬(冬季はコテージのみ利用可能)

営業時間 チェックイン15:00~、チェックアウト~翌10:00

料金(1泊) 3300円

※ペット可、ゴミ処理可(有料)

http://www.morino-kyukamura.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

かなやま湖を見下ろす高台にある快適なオートキャンプ場


日高から国道237号線で富良野方面に向かう途中にあるのが、南富良野町。札幌や苫小牧港フェリーターミナルから富良野観光に向かう際に必ず通るこのエリアには、「道の駅南ふらの」、映画「ぽっぽや」の舞台となった「幾寅駅」、自然豊かな「かなやま湖」などの観光スポットが点在しています。

 

大自然に囲まれたエリアだけあって、もちろんキャンプ場も充実。かなやま湖の湖畔には雄大なロケーションの中でテントキャンプを楽しめる「かなやま湖畔キャンプ場」、湖から少し離れた高台には「かなやま湖オートキャンプ場」があります。

今回紹介する「かなやま湖オートキャンプ場」は、かなやま湖と湖畔キャンプ場を見下ろす、自然の地形を活かして作られた広大なフィールドです。美しく手入れされた芝生のサイトは、AC電源付きのスタンダードサイト(63区画)とAC電源・炊事場付きのキャンピングカーサイト(6区画)の2種類。山の斜面の高低差を利用したキャンプサイトは、混雑時でもプライベート感がしっかり確保されていて、どのサイトを利用しても落ち着いて過ごすことができます。

 

広さは、スタンダードサイトでも十分過ぎるほどで、キャンピングカーを止めて横にタープを設営してもまだまだ余裕があります。さらに、キャンピングカーサイトは、スタンダードサイトの約1.7倍の広さ。管理棟に売店やシャワー(宿泊者無料)、コインランドリーがあるほか、日帰り入浴可能な「かなやま湖保養センター」(入浴料:大人410円、小学生200円)も徒歩圏内にあり、初心者でも快適にキャンプを楽しめます。

かなやま湖まで散歩をしたり、湖で水遊びをしたり、カヤックをしたり、キャンプ場内にあるドッグランで愛犬を遊ばせたり……。大自然の中にあるこのキャンプ場では、雄大な自然を肌で感じながらゆっくり過ごすのがお勧めです。

(データ)

住所 北海道空知郡南富良野町字東鹿越

電話番号 0167-52-2002(現地管理棟)

開設期間 5~9月

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 入場料:大人 830円/小学生410円/幼児無料+サイト料:スタンダードサイト3140円/キャンピングカーサイト4190円

※ペット可、ゴミ処理可

https://www.town.minamifurano.hokkaido.jp/all-facility/autocamp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【水無海浜温泉】最高の開放感を味わえる波打ち際の無料露天風呂


北海道には、自然を感じながら温泉を堪能できる無料露天風呂が数多く存在しています。川沿い、海沿い、山の中など、様々なロケーションで無料の温泉露天風呂に浸かれるのは、北海道旅の醍醐味のひとつ。ただし、野趣あふれる無料露天風呂は、自然環境に恵まれた道東エリアに集中しているので、函館港から北海道入りしたキャンピングカーユーザーにとっては「距離が遠くてアクセスしにくい」という難点があります。

そこで、函館港を利用するユーザーにぜひお勧めしたいのが、道南エリアに唯一存在する穴場の無料温泉露天風呂「水無海浜温泉」です。北海道クルマ旅の起点となる函館フェリーターミナルから、クルマで約1時間半。「道の駅なとわ・えさん」を過ぎてさらに20分ほど走った恵山岬の突端に、目的地の「水無海浜温泉」があります。ここは、干潮時の数時間のみ姿を現す幻の天然温泉。波打ち際に岩風呂が設置されていて、目の前に広がる太平洋の大海原を眺めながら無料で温泉を堪能することができます。

 

20台程度のスペースが確保された無料駐車場にクルマを止めて海辺に降りると、太平洋と一体化した波打ち際の岩風呂が見えてきます。基本は混浴ですが、水着の着用も可能なので女性でも安心。男女別の更衣室も完備されていて、誰でも自由に北海道ならではのワイルドな露天風呂を楽しむことができます。

泉質はナトリウム、塩化物泉で、源泉は49℃、効能は神経痛や筋肉痛、冷え性など。数種類の岩風呂が階段状にレイアウトされていて、湯船に浸かるとまるで目の前の海と一体になったかのような、最高の開放感を味わうことができます。ただし、干潮時のみ姿を現す「幻の露天風呂」なので、事前に入浴可能な時間を調べておくことが必須。函館市ホームページの産業建設課ページに「水無海浜温泉入浴可能時間のお知らせ」がアップされているので、訪問前に必ずチェックしておきましょう。

 

(データ)

住所 北海道函館市恵山岬町

電話番号 0138-86-2111(函館市椴法華支所 産業建設課)

風呂 混浴(水着着用可)

入浴可能時間 干潮時(事前にHPで要確認)

駐車場 20台(無料)

料金 無料

https://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2008/11/post.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【オートリゾート八雲】北海道らしいスケール感を味わえる道南屈指の高規格キャンプ場


北海道の玄関口・函館港フェリーターミナルがある道南地域。2016年に新青森駅~新函館北斗駅を結ぶ北海道新幹線が開通するなど、道内でも比較的都会的な印象があるエリアですが、そんな道南にも北海道らしい最高の開放感を味わえる人気のキャンプ場があります。それが、八雲市にある「オートリゾート八雲」です。

函館から道央方面へとつながる国道5号線を走って1時間ちょっと。噴火湾を望む高台に広がった「噴火湾パノラマパーク」の敷地内に、道内屈指の高規格キャンプ場「オートリゾート八雲」があります。キャンプ場の入口ゲートをくぐって場内へ進むと、まずは美しい白樺並木がキャンパーをお出迎え。清潔に保たれた芝生のキャンプサイトからは、噴火湾パノラマパークと噴火湾の水平線が一望でき、最高のロケーションの中でゆったりとした時間を過ごすことができます。

設備の充実度も、「オートリゾート八雲」の大きな魅力。センターハウスには売店やコインランドリー、コインシャワーが完備され、カーサイトにはAC電源、炊事用シンク、野外炉、野外卓が設置されています。ほかにも、噴火湾を望む展望台、見晴らし抜群のウッドデッキ、ツリーハウス、五右衛門風呂など、キャンパーが楽しく過ごせる設備が目白押し。キャンプ道具のレンタルも豊富にそろっているので、手ぶらで訪れても快適なキャンプを楽しむことができます。

キャンプ場から歩いて行ける距離に、大型遊具がそろった「まきばの冒険広場」があるのも、遊び盛りの子供を持つファミリーにはうれしいポイント。近くの大型スーパーでBBQの買い出しもできるほか、日帰り入浴可能な「温泉ホテル八雲 遊楽亭」もクルマで5分の距離にあり、利便性も言うことなしです。開放感あふれる景色、広々とした芝生のキャンプサイト、充実した場内設備、子供が喜ぶ遊具広場……。初心者からベテラン、夫婦からファミリーまで、幅広いキャンパーに愛される道南エリアの人気キャンプ場です。

 

(データ)

住所 北海道二海郡八雲町浜松368-1

電話番号 0120-415-992(10:00~17:00)

開設期間 4月~11月

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 入場料:中学生以上500~1100円/小学生220~550円/幼児無料、サイト使用料:カーサイト2090~4290円(料金は時期によって変動)

※ペット可(指定サイトのみ)、ゴミ処理可

https://yakumo.shopro.co.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【ちとせ美笛キャンプ場】苫小牧から50分で行ける最高ロケーションのキャンプ場


自然豊かなフィールドでキャンプを楽しめるのが北海道旅の醍醐味のひとつですが、ロケーションに恵まれたキャンプ場は道東エリア・道北エリアに集中しているので、そこまで行くのが大変……。そんな人にお勧めなのが、函館・小樽・苫小牧のフェリーターミナルからアクセスしやすい道央エリアの「ちとせ美笛キャンプ場」です。

千歳市の秘境・支笏湖のほとりに整備されたこのキャンプ場は、札幌から下道で1時間半、苫小牧フェリーターミナルからも下道で50分という好立地で、しかもロケーションの素晴らしさは北海道でもトップレベル! 手軽に大自然を満喫できる道内屈指のフィールドということで、北海道のキャンパーはもちろん、本州のキャンプフリークからも絶大な人気を集めています。

このキャンプ場の最大の魅力は、支笏湖の湖畔に広がる開放的なロケーションと、好きな場所に車両を乗り入れできる「オートフリーサイト」であることです。湖畔の砂浜から静かな林間サイトまで、好みに応じて設営場所は選び放題。気に入った場所にクルマを止めてサイドオーニングやタープを設営すれば、そこが大自然の中のプライベート空間になります。カヌーや湖水浴を楽しみたいアクティブ派は湖畔サイト、自然を味わいながら静かに焚き火を楽しみたいキャンパーは森林サイトと、同じキャンプ場でありながら場所によってまったく異なる雰囲気のキャンプを楽しめるのが魅力です。

大自然に囲まれたオートフリーサイトのためAC電源設備はありませんが、管理棟ではコインシャワーやコインランドリーの使用が可能。ペット連れOKでごみ処理ができるのも、北海道を旅するキャンピングカーユーザーにとってうれしいポイントです。人気のキャンプ場なので、混雑を避けてゆったりと大自然を味わいたいなら、トップシーズンの7~8月を避けて人の少ない平日に訪問するのがお勧め。支笏湖、恵庭岳、樽前山を望む大自然の中で、北海道ならではのキャンプ体験を味わってみてください。

 

 

(データ)

住所 北海道千歳市美笛

電話番号 090-5987-1284(センターハウス)※受付時間7:00~19:00

開設期間 5月上旬~10月中旬

営業時間 チェックイン7:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 大人2000円、小中学生1000円、幼児(4歳以上)200円

※ペット可、ゴミ処理可

https://www.shikotuko.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/