【カムイワッカ湯の滝】沢登りをしながら温泉の流れる滝を楽しめる、知床のアドベンチャー・アクティビティ


世界自然遺産に登録されている北海道・知床には、手つかずの自然を満喫できる魅力的なスポットが数多く点在しています。なかでも、「知床五湖」と並ぶ人気観光スポットとして知られているのが「カムイワッカ湯の滝」。知床硫黄山から湧き出る温泉がカムイワッカ川に流れ込み、川全体が約35~38℃の温泉になっています。

「カムイワッカ湯の滝」までのアクセスは、知床観光の玄関口「知床自然センター」からクルマで約40分。滝に向かう道路の途中は約10kmの砂利道が続いていて、道幅が狭い区間もあるので通行には注意が必要です。カムイワッカ川の入り口付近には乗用車18台分の駐車スペースが完備されていますが、8月(お盆前後)のマイカー規制期間に「カムイワッカ湯の滝」を訪れる場合は、「知床自然センター」の専用バス停から有料シャトルバスを利用する必要があります。

 

以前は個人でもカムイワッカ川に入ることができましたが、転倒や転落、クマ、落石、増水などのリスクがあるため、現在個人の観光客ができるのは橋から川を見ることのみ。カムイワッカ川に入るには、「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」のアクティビティに予約(オンラインの予約サイトでのみ受け付け)・参加することが必須となっています。対象は小学生以上(保護者同伴)で、料金は大人2900円・小・中学生700円(マイカー期間)。参加者にはヘルメットの無料貸し出しサービスのほか、有料のウォーターシューズレンタルも用意されています。

有料のアクティビティにはなりますが、専用ゲートをくぐってカムイワッカ川に入渓し、温かい川の水を全身に浴びながら、1の滝から最終地点の4の滝まで初歩的な沢登りを体験できるのは、最高の思い出になること間違いなし。せっかく知床エリア随一の人気スポットを訪れるなら、「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」に参加してアドベンチャー・アクティビティの醍醐味を味わうのがオススメです。

 

 

(データ)

名称 カムイワッカ湯の滝

住所 北海道斜里郡斜里町遠音別村

営業期間 7~9月(8月にマイカー規制あり)

料金 大人2900円、小・中学生700円(マイカー期間)

電話 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)

駐車場 あり(無料)

https://www.goshiretoko.com/kamuywakka/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【三毛別羆事件復元地】日本獣害史上最悪のヒグマ事件を後世に伝える、スリル満点の展示施設


北海道・苫前町は、留萌市から日本海オロロンラインを43km北上したあたりに位置しています。オロロンライン沿いに「道の駅 風Wとままえ」「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」などの人気スポットが点在しているので、旅の途中で一度は訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。オロロンラインから見える道内最大級の風力発電風車群も有名ですが、苫前町は100年以上前に起きたある事件の現場としても知られています。それは、日本史上最悪の熊害と言われる1915年(大正4年)の「三毛別羆事件」です。

「三毛別羆事件」は、体重340kg・体長2.7mの巨大なヒグマが2日間にわたって苫前村三毛別(現在の苫前町三渓)の開拓集落を襲い、女性や子供7人を殺害、3人に重傷を負わせた痛ましい事件です。吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」をはじめとする多くの小説や映画のモデルにもなっていて、北海道開拓史における最大の教訓として現在も語り継がれています。苫前町三渓にある「三毛別羆事件復元地」は、史上最悪の獣害事件の現場付近に、当時の開拓小屋や巨大なヒグマの模型などを復元した展示施設。ヒグマによって多くの人が犠牲になった悲話を後世に伝えるために1990年から公開され、独特のスリルが味わえる隠れた観光スポットとして人気を集めています。

展示施設は、携帯電話もつながないうっそうとした森の中にあります。周辺にはヒグマが出没することもあるので、見学の際は熊鈴など音の出るものが必須。危険なので、夜間の見学は禁止されています。復元跡地に向かう途中にある三渓神社には「熊害慰霊碑」が建ち、「苫前町立郷土資料館」でも事件に関する展示が行われています。一般的な観光スポットのように明るく楽しい施設ではありませんが、一度は現地を訪れて北海道で実際に起きた獣害事件について学んでみてはいかがでしょうか。

 

(データ)

名称 三毛別羆事件復元地

住所 北海道苫前郡苫前町字三渓

開設期間 5月上旬~10月末

開設時間 夜間の見学は禁止

入場料 無料

電話 0164-64-2212(苫前町商工労働観光課)

駐車場 あり(無料)

http://www.town.tomamae.lg.jp/section/shokouroudou/lg6iib0000000ls1.html

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【カニの爪オブジェ】フォトジェニックスポットとして人気を集める、オホーツク海沿いの巨大オブジェ


網走・知床と並ぶ流氷の名所として知られている紋別は、北海道北東部のほぼ中央に位置する港町。冬の流氷観光船ガリンコ号、カニ・ホタテに代表される新鮮な海産物、オホーツク海を望む雄大な自然景観など、北海道ならではの様々な魅力が詰まったエリアです。稚内から網走までほぼ全線にわたってオホーツク海沿岸を走る、日本最北端の国道238号線に面しているので、道北・道東の旅の途中で立ち寄りやすいのもポイントです。

紋別エリアで、人気ナンバーワンのフォトジェニックスポットとして知られているのが、オホーツク海を見渡す最高のロケーションに建てられた「カニの爪オブジェ」です。1983年に行われた「流氷アートフェスティバル」で彫刻家・長崎歳氏、紋別商工会議所・桑原久雄氏、紋別市民によって共同制作された巨大な建造物で、現在も紋別のシンボルとして多くの人に親しまれています。高さは12m、幅は6mもあり、重さはなんと7トン! 北海道の港町・紋別を象徴するユニークなデザインが、愛車のキャンピングカーとの記念撮影にもピッタリです。周囲の交通や観光客に配慮しながら、ぜひ紋別来訪記念のベストショットを狙ってみてください。

紋別市のオホーツク海沿いにあるガリヤ地区には、カニの爪オブジェのほかにも、流氷観光船ガリンコ号乗り場、氷海展望塔オホーツクタワー、アザラシランドなどの観光スポットが集まっています。周辺に美しい公園が整備されているので、オホーツク海を眺めながらのんびりと散歩を楽しむのもオススメです。世界唯一の流氷科学館「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA」や道の駅オホーツク紋別も、カニの爪オブジェのすぐ目の前。ゆっくりと時間をかけて、オホーツクの魅力を味わってみてください。

(データ)

名称 カニの爪オブジェ

住所 北海道紋別市元紋別

電話 0158-24-3900(紋別観光案内所)

駐車場 あり(無料)

https://tic.mombetsu.net/tourist-facilities/5282-2/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【昭和新山】噴煙を上げる赤茶色の山肌が迫力満点! ロープウェイや熊牧場を併設する一大観光スポット


北海道有珠郡にある「昭和新山」は、国の特別天然記念物に指定された火山です。アクセスは、洞爺湖の湖畔を走る道道2号(洞爺湖登別線)からクルマで5分(約2km)。山の麓に完備されたバス40台・乗用車400台分の広大な観光駐車場(有料)にクルマを止めると、今も噴煙をたなびかせる昭和新山の荒々しい山肌が目の前に広がります。私有地のため入山はできませんが、昭和新山の姿が間近に見られる芝生広場や展望広場が整備されているので、山麓をのんびりと散策しながら大地のエネルギーを肌で感じてみてください。

駐車場の周辺は、「有珠山ロープウェイ」「昭和新山熊牧場」「三松正夫記念館」などの見学施設や、レストラン、土産店などがズラリと立ち並ぶ一大観光スポットになっています。昭和新山山麓駅から有珠山山頂駅を約6分でつなぐ「有珠山ロープウェイ」に乗車すれば、ゴンドラの車窓から昭和新山・有珠山・洞爺湖の大展望を満喫できます。有珠山山頂駅には、プライベートシートから洞爺湖や昭和新山の絶景を一望できる「Mt.USUテラス」も完備。片道約1.1km(徒歩40~50分)の有珠外輪山遊歩道で、雄大な自然を眺めながらトレッキングを楽しむこともできます。

敷地内には、ヒグマの生態を間近で観察できる「昭和新山熊牧場」も併設されていて、場内でクマ用のエサ(クッキー・リンゴ)を購入すれば、貴重なヒグマのエサやり体験ができます。麓の展望広場から昭和新山の荒々しい山肌を眺め、ロープウェイで空中散歩を楽しみ、熊牧場でヒグマと触れ合い、駐車場周辺のレストランや土産店で北海道グルメとショッピングを満喫……。たくさんの魅力が詰まったスポットなので、洞爺湖観光と併せてぜひ立ち寄ってみてください。

(データ)

名称 昭和新山

住所 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山

電話 0142-66-2750(そうべつ観光協会)

駐車場 400台(有料)

https://sobetsu-kanko.com/spot/showashinzan

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【ぶた野家】炭火焼きの香ばしさと秘伝のたれが魅力!ロース肉とバラ肉をお好みで味わえる帯広豚丼の人気店


北海道は、グルメ天国。北海道を代表するご当地グルメと言えば新鮮な魚介類やラーメン、ジンギスカンなどがパッと頭に思い浮かびますが、道内各地にはその土地ならではの魅力的なソウルフードが数多く存在しています。なかでも有名なのが、帯広発祥の豚丼。昭和初期に帯広市内の食堂で、炭火焼きした豚肉にうなぎの蒲焼き風のタレを絡めて丼を作ったのが発祥と言われています。北海道を訪れたらぜひ一度は味わいたい、十勝地方を代表するソウルフードです。

帯広エリアには多くの豚丼専門店が点在していますが、今回初回するのは炭火焼豚丼の人気店「ぶた野家(ぶたのいえ)」です。ここは、豚丼の有名店ぶたいちの元店長が旧店舗跡地で独立開業したお店。JR帯広駅からクルマで5分ほど(約1.2㎞)の場所にあり、かわいい豚のイラストが描かれた黄色い看板が目印になっています。行列ができるほどの人気店なので、お昼時や土日祝日を避けて訪問するのがベストですが、行列に並んでも十分納得できる絶品豚丼を味わうことができます。店舗の敷地内に無料の駐車場があるので、クルマでの来店も安心です。

店内は、明るく元気なスタッフの接客が気持ちの良い雰囲気。注文は、入り口の券売機で食券を購入するシステムです。メニューは、ロース豚丼・バラ豚丼・ミックス豚丼の3種類で、それぞれに肉質の良い特上が用意されています。丼のサイズは、チビ盛(肉3枚)・普通盛(肉5枚)・大盛(肉7枚)・特盛(肉9枚)・デカ盛(肉11枚)の5種類。子供や少食の人から豚丼をガッツリ味わいたい人まで、お好みで選ぶことができます。炭火で香ばしく焼き上げた豚肉は非常に柔らかくジューシーで、甘辛い特製タレとの相性もバッチリ。テイクアウトもOKなので、混雑時はキャンピングカーに持ち帰って、絶品豚丼を車内でゆっくり味わうのもオススメです。

 

(データ)

店舗 ぶた野家

住所 北海道帯広市西8条南11丁目1-2

TEL 0155-65-0801

営業時間 11:00~19:00

定休日   水曜日

駐車場 無料(12台)

https://www.instagram.com/butano.ie/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/