【羅臼オートキャンプ場】知床半島の観光拠点に便利!リーズナブルで快適な穴場のフィールド


世界自然遺産に登録されている北海道の知床半島は、道東でもっとも人気がある観光地のひとつです。最大の魅力は、手つかずの大自然を堪能できること。絶景スポット巡りやトレッキングなどで、北海道ならではの豊かな自然を楽しむことができます。そんな知床半島の観光拠点としてオススメのフィールドが、「羅臼オートキャンプ場」です。

人気観光地ウトロからは、クルマで約1時間。知床峠を越えて羅臼市街まで走り、道の駅知床・らうすから15分(約12km)ほど南下した高台にあります。このキャンプ場の最大の魅力は、利用料の安さ。電源付きのオートサイトやキャンピングカーサイトは1泊2000円、電源なしのオートサイトは1泊1500円で利用できます。本州のオートキャンプ場の電源付きオートサイトは1泊6000~9000円が相場なので、それと比べるとかなりリーズナブルな価格設定となっています。

知床半島はヒグマの生息地ですが、オートキャンプ場の敷地を取り囲むように電気柵が張られているので、安心して宿泊することができます。開放感抜群のオートサイトは、本州の区画サイトの2倍以上の広さ。キャンピングカーサイトは長い駐車スペースの横に芝のサイトが完備されていて、キャンピングトレーラーを連結したままでも利用することができます。各サイトにAC電源と水道も完備しているので、快適性は言うことなしです。

ウォシュレットトイレや炊事棟の給湯設備など、アウトドアが苦手な女性や初心者でも安心してキャンプを楽しめる設備も整っています。晴れた日には高台のキャンプ場からオホーツク海に浮かぶ国後島を眺めることもでき、世界自然遺産の街ならではの海と山の絶景を存分に楽しむことができます。知床観光のベース基地として使うもよし、キャンプ場でゆったりと贅沢な時間を過ごすもよし。旅のスタイルに合わせて、自由なキャンプライフを満喫してください。

(データ)

名称 羅臼オートキャンプ場

住所 北海道目梨郡羅臼町幌萌町628-7

電話番号 0153-88-1094(6/7~9/28)

開設期間 7月上旬~9月下旬

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌10:00

料金(1泊) 電源なしオートサイト1500円、電源付きオートサイト2000円、キャンピングカーサイト2000円

※ペット可、ごみ処理可

https://rausu-autocamp.com/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

ピンネシリ岳の大自然に抱かれた 道の駅・温泉隣接のオートキャンプ場


日本最北の地・宗谷地方に位置する北海道枝幸郡中頓別町の「ピンネシリオートキャンプ場」は、町のシンボルとなっているピンネシリ岳の麓にひらけた自然豊かなフィールド。宗谷岬まで約100km・2時間弱の場所にあるので、日本最北端を目指す旅人の宿泊地としてもピッタリです。

隣接する「道の駅ピンネシリ」には24時間利用できるコインランドリーや自動販売機が設置されていて、売店では中頓別町の特産品も購入可能。道を挟んだ向かい側(キャンプ場から約100m)にある「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」では、大人400円で日帰り温泉を堪能することもできます。北海道の最深部・道北エリアらしい自然に恵まれた静かな環境にありながら、一切不便を感じることなくキャンプを楽しめる。それが、このキャンプ場の最大の魅力です。

美しく整備された芝生のフィールドには、家族でゆったりとくつろげる4人用コテージや6人用コテージのほかに、4人用キャンピングボックス(トレーラーハウス)も完備されています。場内をグルッと取り囲むようにレイアウトされたカーサイトは、炉付き(1500円)とAC電源15A・流し台・炉付き(2000円)の2種類。本州のキャンプ場と比べると半額~1/3程度の格安料金で利用でき、1区画が広いのでハイシーズンでも安心・快適にキャンプを満喫できます。焚き火台を使用してサイト内で焚き火ができるのも、キャンプ好きにはうれしいポイント。ペット同伴も可能なので、愛犬と一緒に旅を楽しむキャンピングカーユーザーにも最適です。

道の駅の奥にある登山道からピンネシリ岳の登山やハイキングを楽しめるほか、近隣に「ペーチャン川砂金掘体験場」「ハイジの丘」などの観光スポットも点在しています。日本最北端を目指す旅の途中で、ぜひゆったりと流れる時間を過ごしてみてください。

(データ)

名称 ピンネシリオートキャンプ場

住所 北海道枝幸郡中頓別町字敏音知72-7

電話番号 01634-7-8510(道の駅ピンネシリ)

開設期間 5~10月中旬

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

北海道フェリーの玄関口・苫小牧にある 国内最大級の高規格オートキャンプ場


フェリーで渡道する際、北海道の玄関口としてもっともポピュラーなのが苫小牧港です。キャンピングカーで港に降り立ち、これから始まる旅に胸を躍らせる人、北海道の旅を終えて愛車と共にフェリーに乗り込み帰路に就く人……。北海道キャンピングカー旅の起点や終点になることの多い苫小牧は、多くの旅人にとって特別な場所と言えるでしょう。

そんな苫小牧にある人気の高規格オートキャンプ場が、「オートリゾート苫小牧アルテン」。苫小牧港フェリーターミナルからクルマで約20km・30分ほどの場所にあるため、旅の最初の宿泊地や、旅の最後を締めくくる宿泊地として選ばれることの多いフィールドです。

キャンプ場のある錦大沼公園は総面積236ha(東京ドーム51個分)の広さを誇っていて、キャンプ場には200区画以上のキャンプサイトと28棟のキャビン・ログハウス・バンガローが整備されています。これは、高規格オートキャンプ場としては全国でも最大級の規模! 場内には、天然温泉の入浴施設、パークゴルフ場、カヌー基地なども完備されていて、オートキャンプ場というよりも「一大リゾート施設」といった方がピッタリのイメージです。

そんな大規模&高規格のキャンプ場でありながら、自然の中で静かにキャンプを楽しめるロケーションにも定評があります。キャンプサイトは、シンプルな設備のサイトから個別の電源・水道・TV端子を完備したサイトまで様々なタイプが用意されていて、キャンピングカーでも安心して利用できます。もちろん、すべてが駐車スペースを完備した区画型のオートサイトで、駐車スペース以外には美しい芝生が敷き詰められています。

ビギナーからベテランまで、幅広いキャンパーから愛される道内屈指の高規格キャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」。旅の始まりや旅の終わりに、ぜひここで安心・快適なキャンプライフを体験してみてください。

 

(データ)

名称 オートリゾート苫小牧アルテン

住所 北海道苫小牧市字樽前421-4

電話番号 0144-67-2222

開設期間 通年

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) オートサイト2200~6820円(時期によって変動)

※ペット可、ごみ処理可

https://arten-camp.co.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【第278回】DIY心をくすぐる キャンピングカーパーツ ㉘


蛇口に水を供給するための水中ポンプを紹介します。低圧タイプ、高圧タイプがあり、水の吐水量によってポンプの価格も変わってきます。また給水タンクの中に入れて使うタイプの水中ポンプだと配管が少なくてすみ、簡単にDIYができます。一般家庭と同じような水に勢いのある大型のポンプも紹介していきましょう。

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♯132004

インナーポンプ 12V

価格:2,750円

 

●DC12Vで動作するポンプ。毎分7.5ℓ汲みあげられる低圧動作タイプで、マイクロスイッチ埋込型の蛇口を接続して、ポンプを動かします。サイズ:104×34×41mm。DC24Vタイプ(♯132005 3,080円)もあります。

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♯62020

水中ポンプホワイト径45mm

価格:2,200円

 

●DC12Vで動作するポンプ。毎分10ℓ汲みあげられる低圧動作タイプで、マイクロスイッチ内蔵タイプの蛇口とともに使用します。サイズ:114×44mm

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♯62024

循環水中ポンプ ブルー

価格:5,500円

 

●水中ポンプにつないだ配管が長くなると、水圧が落ちてしまいます。水圧を保ちつつ蛇口まで届けるため、配管の途中に取り付けるポンプです。毎分15ℓ送り出すことができます。サイズ:182×48×40mm

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♯132043

シャフロ コンパクトポンプ12V SLV10

価格:12,320円

 

●低圧用のホース配管で組まれた給水ラインをインナーポンプの代わりに置き換える感圧式スイッチ内蔵ポンプ。蛇口をひねると自動で作動し、配管内の圧力が2.0Barになると停止する仕組みです。

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♯132044

シャフロポンプ アクアキング2スタンダード12V

価格:24,200円

 

●感圧式のポンプで高圧タイプの配管に設置します。DC12V仕様で一般家庭と同じような水流で利用できます。DC24Vタイプ(♯132045 26,950円)もあります。

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第247回】DIY心をくすぐるキャンピングカーパーツ その⑫


給水タンクに使うポリタンクは、使う人数やキャンプスタイルによって必要な容量は異なります。手洗い、歯磨きくらいであれば10ℓくらいの小型サイズでも充分ですし、ファミリーで使ったり、給水する回数を減らしたいのであれば、大型のものを用意するといいでしょう。車の大きさによって使えるポリタンクの大きさや形状が異なります。水は重いので車内に置く場合は、重量配分にも気をつけましょう。

 タンク内の水容量を確認するためのセンサーやゲージなど周辺のアイテムも多くあります。車中泊旅の必需品といえる水を管理するためのアイテムを紹介していきましょう。

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キャンピングカーパーツセンター ♯131015 ポリタン10L カバープレートセット

♯131015

ポリタン10L カバープレートセット

価格:3,278円

●直方体で薄い形状。バンコンなど車内空間が限られたスペースのモデルにも設置しやすいタンクです。カバープレートがセットになっています。サイズ:420×120×260㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯131011 ポリタン10L ポンプキャップセット

♯131011

ポリタン10L ポンプキャップセット

価格:3,564円

●「ポリタン10L カバープレートセット(♯131015)」と同様のサイズですが、こちらはポンプキャップが付き、水中ポンプをセットしやすくなっています。

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キャンピングカーパーツセンター ♯131030 フィアマ TANK 70L

♯131030

フィアマ TANK 70L

価格:18,700円

●ダイネットシートの下などに設置しやすい薄型のタンクで点検ホール付き。フロア固定用のボルトナット類も付属しています。

サイズ:700×470×240㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯131029 ウォッシャブルタンク ナチュラルタイプ20L

♯131029

ウォッシャブルタンク ナチュラルタイプ20L

価格:1,430円

●大口径の給水口付きで、手を入れてタンク内部を清掃することができます。小さい方のキャップを蛇口に付け替えて屋外用の重力式水タンクとして使うこともできて便利です。サイズ:245×325×355㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯61138 ウォーターロールタンク25L グレー

♯61138

ウォーターロールタンク25L グレー

価格:11,000円

●清水の運搬やグレータンクとしてなど使い方がいろいろと考えられるホイール付きのタンクです。移動用ハンドルのほかに中央部分にも取っ手が付いているのでタンクへの水補給も楽に行えます。サイズ:500×335×240㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯61109 ウォータータンク 85L

♯61109

ウォータータンク 85L

価格:33,220円

●大容量タンクにはメンテナンスホールが付いていて、ホース接続やドレンの取り付けなどの作業が楽です。材質は薬品などにも強いポリエチレンを使っています。サイズ:260×500×700㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯131027 ウォーターゲージセンサーJFW-03

♯131027

ウォーターゲージセンサーJFW-03

価格:6,600円

●給水タンクに縦型に設置するレベルセンサーです。給水タンクの深さが250㎜以上のものに対応します。取り付け用のパッキンとビスが付属。サイズ:φ50×250㎜

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キャンピングカーパーツセンター ♯131035 ウォーターゲージメーターステンレス

♯131035

ウォーターゲージメーターステンレスJMP-03BS

価格:9,900円

●タンクから離れた車内でも給水の残量を確認できる電気式のウォーターメーターです。

「ウォーターゲージセンサーJFW-03(♯131027)」とセットで使用します。

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キャンピングカーパーツセンター ♯80120 タンクセンサー

♯80120

タンクセンサー

価格:9,900円

●タンク内の容量を確認するためのレベルセンサーです。取り付けキットのためモニターパネルまでの配線は別途用意する必要があります。

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浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp