【第213回】電池式だから欲しいところに手軽に照明を付け足せる


車内の照明は思っている以上に重要です。家庭と比べると照明との距離が近いので、影響を受けやすいためです。運転で疲れた目には、明るすぎる照明だとリラックスできません。また自分がくつろぐ場所のいい位置に照明があるとも限りません。

 そこで照明の増設が必要になりますが、電気配線を新たに内装に組み込むというのは、モケットをはがしたり、配線を取り回したりが必要で面倒な場合もあります。

 そこで、今回おすすめしたいのは、電池式の照明です。電池式ならば面倒な配線は一切必要なく、自分の好きな場所に取り付けることができます。紹介する3タイプはすべてLED照明で、それぞれ用途の違うタイプなので、使う場所に合わせて選ぶことができます。

 とくにセンサーライトは、夜中に起きたときに足もとなどを照らしてくれて便利な照明でおすすめです。

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キャンピングカーパーツセンター ♯211128 フレキシブルマップライト3段階調光付き

電装パーツ
♯211128 フレキシブルマップライト3段階調光付き 電池式
価格:2200円

キャンピングカーパーツセンター ♯211128 フレキシブルマップライト3段階調光付き

●クリップでどこにでも気軽に取り付けができるマップライトです。しかもアームが自在に動くので好きな場所を照らすことができます。明かりは3段階に調整可能で、読書灯から常夜灯的な使い方までいろいろ。単四電池3本を使用します。

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キャンピングカーパーツセンター ♯211130 無段階調光LEDライト 電池式

電装パーツ
♯211130 無段階調光LEDライト 電池式
価格:2200円

キャンピングカーパーツセンター ♯211130 無段階調光LEDライト 電池式

●照明部分横にあるスライドスイッチを操作することで、明るさを無段階に調節できます。面全体にLEDが付いていて比較的明るいライトです。バンコンなどで車内全体の照明として使うのにもおすすめです。

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キャンピングカーパーツセンター ♯211129 LED人感センサーライト 電池式

電装パーツ
♯211129 LED人感センサーライト 電池式
価格:2200円

キャンピングカーパーツセンター ♯211129 LED人感センサーライト 電池式

●まわりが暗くなったときに、人の動きを感知して明かりが点くセンサー式ライトです。スイッチの操作をしなくても点灯するので、夜間の非常灯としても使えます。エントランスや足もとを照らすセンサーライトとして便利です。単4電池を3本使用します。

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第194回】台風一過、灯りと暖房を考える、完結!? その3


前回までの2回で、灯油燃料にこだわって灯りと暖房を取り上げてみた。それはそれだけでかなりマニアックだと思うが、実はここからが本題だったりする。それは灯りを暖房にしてしまえっ! という強引な方法。

そこで用意したのが100均で見つけた、小さなブリキの植木鉢カバー。見て頂きたい、前回紹介したなんだか怪しいが快調に動いた石油ストーブの燃焼部発熱体と似ている…ではないか。コレをランタンへ取り付け遠赤外線を発生する発熱体に変えてしまおうという算段である。

とりあえずそのまま載せてみる。なんとかマントルと干渉しないで載せることは可能なようで、風防としてもちょうど良さそうな位置関係。どうせなら、ジェネレーターと干渉する位置を切り欠き、ちょうどマントルが中心に来るように細工をした方が良さそうなのと、しっかりと固定できるように脚を取り付ける必要はありそう。

実は作業をするために金切バサミとドリル、缶切り、リベットを用意し、鉄製のコーヒー缶か何かで細工しようと考えていたが、それは今後の楽しみにしてしまった。

なぜ今後の楽しみとしたと言えば、着火してみると上手い具合にヒーターになってしまったのだ。植木鉢カバーが赤くなっているのをみてもそれが理解できるだろう。ただここで問題も発生した。燃料注入口に簡易の圧力計が付いているのだが、みるみるタンク内圧力が上がってしまうのだ。正直言って、「コレは危ないっ!」と野生の勘が働くレベルである。

頭に浮かんだ対応策としては、マントルに被せる量を減らしつつ、強烈な温度になっている植木鉢カバーの熱が本体に伝わらないよう眺めの脚を作ってかさ上げする必要がありそうということ。この辺りの具合に関しては、少しずつテスト&トライで解決していかねばならないし、個体差も相当あると思われるので、このコラムの記事ではなく今後の楽しみにしようというわけだ。

というわけで3回にわたって長々と綴ってきた灯りと暖房についてだが、それ自体をキャンプに組み込んで遊びにしてしまえば、いざという時に相当助かるよ、ということを理解してもらえると嬉しい。ちょっとだけ危ない、危険な香りも漂っているけどね。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第192回】台風一過、灯りと暖房を考える、続いたっ! その2


前回は超有名ブランド品の格安コピー品、コレを使ってランタンを暖房としても使えるかも?というところまで話をした。そして今回は、同時にネット通販でポチッとしてしまった暖房器具、石油ストーブがほぼ2週間遅れで到着。イヤァ、香港発送だったようだが、きっとイロイロあったのではないかと推測。

購入商品は、いわゆるウィックと呼ばれる芯が一般的な石油ストーブの筒状のものではなく、まさに紐というか編みが甘い出来上がりの緩いロープ。開封直後ツッコミ所満載だったのだが、今回は商品説明では無いのでその辺りは割愛。いやぁ、笑う笑う。前回のランタン 同様、中華製品を買う醍醐味満載。

個人的に必要だったのは、そもそも本体ではなく燃焼部分の筒。まがいなりにも石油ストーブとして売っているのだから、それなりにパーツは使えるのではと想像したのだ。と言うより、パーツを自分で加工するのが結構面倒かもと考えたからでもある。

なぜ手間を惜しんでしまったかは、その驚きの購入価格。海外からやって来るのに、送料込み1500円ほど。この価格では、有名ランタン・バーナーメーカーのホワイトガソリンストーブに乗せるアタッチメントも購入できない、だろう、たぶん…。

コレを前出のランタンにアタッチメントとして取り付け、暖か赤外線を発するアタッチメントとして使おうという算段なのである。どこに取り付けるかと言えば、燃焼部分のマントルを下から多少覆うように高さを合わせて載せる感じになるはずだ。

そこはともかく、早速灯油を入れ燃焼テストをしてみると、意外にきれいに燃焼する。炎を覗いてみると、結構ガス化もうまくいっているようで、青い炎が立ち上がっているのが見える。

ウゥーミュ、悩み所だ。なぜなら、このストーブものすごい小型で持ち歩きも苦にならないサイズ、比較的熱量がありそうに思えるので、テントサイトでのパーソナルストーブに良さそうだと感じたから。

こうなると、次回が続くのかどうかが問題だ。ちなみに前回購入したアンカー製石油ランタンは、案の定まだ綺麗に燃焼させる事ができていない。正直結構慣らし運転をしないと安定しない模様が手に取るようにわかる。その理由は多々ありそうだが、そこは割愛。

ちなみり、そのランタン に灯油を投入し一回燃焼テストをした直後、タンク内の燃料を抜き取ってみると、ご覧の通り汚れと錆が面白いようにガンガン出てくる。有色ではあるが透き通った灯油が、なんだか白濁している。

こういう事が無くなるまで慣らし運転をしないと、安定した燃焼は望めないのだろうな、とは思った。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第190回】台風一過、灯りと暖房を考える、たぶんその1


ほぼ毎月、千葉スタートで国道6号をひた走り仙台を越えることがある。そして今年目にしたものは、15号と19号の惨状の数々。そしてこれを書いている今、実は前日に長野県の赤沼国道18号を走っていて、11月になってもあまりの状況に絶句、本当に新幹線が…。被災に見舞われた皆様には、1日も早い日常生活に戻れるよう願っております。

災害多発国家になってしまったのではないかとさえ思えるここ10年以上、いつも頭をよぎるのは、仕事でやっているキャンプの要素が災害時に非常に役立つのではないかということ。もちろん色々なメディアでそういうことを多少なりでも誰かの役に立てばと発信は続けている。その時思うのは、灯りと暖房だ。

そこで今回もちょっとよぎったことがあり、今まで手に入れたことがなかった石油ランタンを急遽手に入れてみた。なぜ石油なのかと言えば、カセットガスやホワイトガソリンと比較し、災害時に灯油が圧倒的に手に入れやすく、普段の貯蔵も簡単で安全だから。

購入先は言わずと知れたネット通販で、モデルの元になっている正規輸入品ではなく、どういうわけでほぼ全く同じものが生産されているのかわからない商品。お値段の方は驚異の6000円と激安、どうやって作っているのだろう…。ただ、その歴史は半世紀以上生活している私の年齢より長いとは思われるので、今更ライセンスとかそういった問題はないのだろう…とは思う。

開封して一番驚いたのは、気化するために必要なジェネレーター部分の取り付け鉛パッキンがグニョーッと潰れてはみ出している上、なんとまともに閉まっていなくてグラグラ。加圧式でこの状態は非常にマズいと思われ、購入したら絶対に確かめておきたいところ。

昨年も石油ストーブを中国から発送してもらったものがあったが、こちらも作りっぱなしのかなりいい加減な仕上がりだった。ある意味、中国から来る物の醍醐味かとも思っているので、笑いをこらえながら整備を進めることに。

と言うより、外使用限定のものではあるが自分で整備し育てるタイプの道具だと言うことを念頭に、構造も理解できるので整備をすることをお勧めする。

この手の旧いタイプのポンプには、パッキンが革を使っていることが多い。当然この革は乾ききっているので、身の回りにあったサラダオイルやらオリーブオイルに何時間も浸ししっとりしたところで組み付けポンピング。ダメである、圧力計が動く気配がない。

当然バラす。そして掃除しどうやら動くようになった。この手のランタンは、バルブを閉めても完全に締め切ることができない構造のようなので、消火するときは内圧を抜く必要があるので、内部圧力が見れる圧力計は重要なパーツなのだ。

とまあどうやら不具合はなさそうに思ったのだが、外観をじっくり観察してみるとなんだか形状がおかしい、斜めになっているよう。完全には治せないとは思うが、外せるところは全部外して組み直すことを決意。そこで重大なことに直面! タンク内のサビである。

新品のため内部は防錆用になんらかのオイルが流された形跡、ニオイはあるが、どうしてこんな事になってしまっているのだろうという疑問は拭えない。表面にサビは出ていないのに。

サビの還元剤でもブチ込もうか、それともビスやらワッシャーを入れシェイクし洗い落そうかとも思ったが、そこまでは酷くないのであって欲しいという希望とともに、しばらくはそのまま使ってみようと思う。サビが落ちてきて吸い込めば、それが詰まって悪さをする可能性は非常に高いのだが、それを整備時期と見なせばいいわけだ。育てる楽しみとしておくことにする。

そして使ってみる。とりあえず燃焼は問題なかったが、収納方法をどうしようかと悩む。意外と大きいので収まりが悪いし、ガタつくと簡単にホヤが割れそうだし、ということでもともと入っていた段ボール箱にカッティングシートを貼り付け少し強化しケースに仕立てた。

元モデルには正規品の立派なケースがあるのだが、そのケース代がすでに本体よりはるかに高い。また今回は初期動作確認だけだったのだが、今後は小型屋外ストーブとして使えるようにしたいという野望もあったので、この程度にとどめておいた。

ちなみに、この手の石油ランタンは明るく白い光を放たせるのに多少のコツがあるように思われ、それが出来るようになると、周囲の人から羨望の眼差しを受けられます、たぶん…。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第182回】夜中でも自動で足もとを照らしてくれる


夜、住宅街を歩いていると突然、パッと明かりが点くことがあります。玄関や裏口などを照らす防犯用の明かりです。人が通るとセンサーの働きで明かりが灯ります。

 その仕組みと同じ照明が、人感センサーライトです。こちらは防犯用ではなくて、キャンピングカーなどの車内で使うもの。

 たとえば夜間にトイレに起きたときに、照明のスイッチを手探りで探す必要はありません。人感センサーライトがあれば、人の動きに反応して明かりが灯ります。

 また夜、外から車内に戻るときに暗い場合がありますね。照明スイッチの類いがエントランスドアの付近にあれば問題ありませんが、遠くにある場合は、こちらもまた手探りでスイッチを探さなければなりません。こんなシチュエーションでも人感センサーライトが活躍します。

 とくにエントランスドアを開けたところのステップ横などに付けておくと、夜間の車内の出入りに不安がありません。

 付け方も簡単で、取り付けたいところにベースプレートを両面テープで貼り付けるだけ。あとはベースプレートに本体を固定すればすぐに使えるようになるので手軽です。

 電源は単4電池3個で面倒な配線いらず。センサーはまわりが明るいと反応しないので、電池の無駄な消耗を防ぎます。

 エントランス、ダイネットなど気になる場所に取り付けることで、夜間に照明スイッチを探すことがなくなります。

♯211129
電池式 人感センサーライト
価格:3,000円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp