【第165回】代替え残りスマホでかっこいい老眼対策


前回、防水型Bluetoothスピーカーでサイトを音楽で彩るような話をしたが、そんな時には代替えで余ってしまい一応取っておいているようなスマホを再活用で使う場合も多いだろう。実際自分の手元にも数台あり、家族子供の分まで入れると…なんと無駄にしていることか。

その話とは別に、最近の乗用車などはメーター類が液晶。寄る年波に勝てず、運転中の直射日光がつらくきちんとした偏光レンズ入り眼鏡などにすると、メーターそのものが虹色で見えない。やむなく着色系に作り替えたりもしてきた。

そもそも老眼がどんどん進行していき、運転に都合のいい視力の出ているメガネを作ると、メーターなどの近めの距離が見えなくなってしまうというどっちつかず。特に近眼の人はそうなる。

そこでミュージックプレーヤーとして使うことにしたスマホの出番。目的地に着くまではどうせ充電しっ放しだろうし、スマホの場合まず間違いなくGPS搭載なので簡易スピードメーターとして使える。もちろんリアルタイムで正確な表示は無理ではあるが、実用性では十分。

これを前方に置いておけば、視線移動も少なく確認もしやすいのだが、液晶画面なので色がほとんどついていない偏光レンズでも確認が無理。というわけでヘッド・アップ・ディスプレー化してしまう。

ソフトはAndroidとiOSどちらも、HUDで検索すると相当数がヒットする。広告表示されないシンプルめなものがオススメ。反転してガラスに反射させることが可能で、反射されたものなら偏光レンズでも問題なく見ることができる。

問題は固定の仕方だが、そこは100均などで売っている滑り止めマットなどを利用するといいだろう。

勢い余ってウインドウど真ん中に表示させてみたが、正直邪魔でしょうがなかった。

おとなしくウインドウ端に表示させてみるとじつに具合がいい。たまたま用意した車には時計がなかったので、スピードと時間表示ができるソフトが好都合。中にはナビ機能もHUD表示できるものもあるので、ナビ画面が見にくいと思っていた人にも朗報かも。

というわけで、使っていない機材再活用の話でしたが、いかがでしたでしょうか。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com