【第217回】サイドオーニングの補修パーツ①


前回に続いて、サイドオーニング関連のパーツを紹介します。今回は、アクセサリーではなく補修部品です。

 サイドオーニングは、外装の高い位置に取り付けてあるので樹木にぶつけて破損することがあります。また経年変化によって劣化して色あせたり、欠けたりする部分もあります。そんな部分の交換パーツもいろいろと出ています。本体のエンドキャップカバー、ウインチカバー、本体と脚をつなぐレッグジョイントなどさまざまです。

 サイドオーニングを使うとき、基本的には出した脚はペグなどで地面に固定して使いますが、アスファルトや砂利などでペグが打てないときには、車のボディに付いたウォールフッキングレグに固定することができます。

 サイドオーニングに標準で付属しているウォールフッキングレグは、プラスチック製で紫外線による経年変化などで、劣化して動きが固くなったり、欠けたりします。

 破損した場合、同じものに交換してもいいですが、アルミ製のものに交換すると強度が上がるとともに動きがスムーズになります。

————————————-

キャンピングカーパーツセンター ♯021270 フィアマ ウォールフッキングレグ2P

♯021270 
フィアマ ウォールフッキングレグ2P 
価格:4,400円

●オーニングの張り出し量が少ないときや、地面がアスファルトなどでペグが打てないときなどに使うボディマウントのフック。脚の先端を引っ掛けた後に、ロック部分をスライドさせて固定します。サイドオーニングに標準で装備されているものと同じものでプラスチック製です。

————————————-

キャンピングカーパーツセンター ♯021362 フィアマ アルミウォールフッキングレグ2P

♯021362 
フィアマ アルミウォールフッキングレグ2P
価格:5,060円

●ウォールフッキングレグと同様の機能がありますが、より強度のあるアルミで作られています。プラスチック製のものよりも動きが滑らかで、脚の取り付け外しも簡単に行えるようになります。アルミウォールフッキングレグの車両への固定には同梱のネジを使うほか、ブラインドリベット(通称タコリベット)で固定することもあります。

キャンピングカーパーツセンター ♯021362 フィアマ アルミウォールフッキングレグ2P

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp