【トロッコ王国美深】トロッコで緑の中を駆け抜ける 全長10kmの大冒険!


北海道旭川市と日本最北端の町・稚内市のほぼ中間に位置するのが、美深町です。過去に国内最低気温の‐41.5℃を記録したこともある特別豪雪地帯ですが、夏の観光シーズンには、南北にかけて天塩川が流れ、周囲を天塩山地と北見山地に囲まれた、美深町の豊かな自然を求めて多くの観光客が訪れます。そんな美深町にあるイチオシスポットが、JR宗谷本線の美深駅からクルマで30分ほど走った山あいにある「トロッコ王国美深」です。

「日本一の赤字ローカル線」として全国にその名を知られ、昭和60年に廃止された旧国鉄・美幸線。その当時に使われていた本物の線路を利用してトロッコを運行しているのが、「トロッコ王国美深」の大きな特徴です。普通免許があれば、エンジン付きのトロッコを運転することができます。

往復10キロ(約40分)の線路を自らの運転で走れるテーマパークは、全国でもここだけ! 白樺や木々のトンネル、渓谷や野原など、自然いっぱいの景色を眺めながら、本物のレールの上をトロッコで風を切って走る。観光シーズンには日本国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れ、往復10キロの爽快な大冒険を笑顔で体験していきます。

美深町は、道北エリアを南北に縦断して旭川市と稚内市をつなぐ国道40号線の中間地点にありますので、最北端の町・稚内を目指す際には、ぜひ「トロッコ王国美深」に立ち寄ってみることをお勧めします。周辺には、「道の駅びふか」をはじめ、オートキャンプ場やテニスコート、パークゴルフ場などの設備が整った「森林公園びふかアイランド」、低価格で日帰り入浴できる「びふか温泉」など、魅力的な施設が数多くありますので、そうした施設を併せて利用して、美深町の魅力を肌で感じてみてください。

 

(データ)

住所 北海道中川郡美深町字仁宇布215番地

料金 大人1800円、中・高生1200円、小学生700円、未就学児無料

営業時間 8:30~16:00

営業期間 4月下旬~10月下旬 ※ 2021年度の営業は終了しました。現在は冬季休業中です。来年度の営業開始日は確定次第掲載いたします。※ 更新 2021年10月25日                                                                                                                            

定休日 なし(期間中は毎日運行)

駐車場 無料

問い合わせ 01656-2-1065

https://www.torokkobihuka.com/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/