【第161回】艶出し効果満点、新車の輝き!


前回は、完璧ではないがお手軽なヘッドライトの綺麗化を紹介した。確かにそれだけでかなり車のイメージがシャキッとするのだが、まだ何か足らない。そう、黒がビシッと締まらないと、全体のイメージがシャンとしないのだ。

そこで今回紹介するのは、ちまたでというかごく一部、ネット界隈などで密かな人気、信越シリコン製のシリコンオイルKF-96を取り上げよう。すごい高純度で、ネット通販などでも手軽に手に入るシロモノ。ちなみに写真のもの、1kg缶で2000円ほどである。

車の樹脂やゴム、プラスチック類に浸透させ光沢を蘇らせるシリコン系塗布剤は数あれど、見よこの輝き! もう使ってみるだけで楽しくてしょうがない。この部分は砂汚れなどを洗い流して塗布してみた。

気を良くして、ゴミがいっぱい挟まっているフロントグリルを、軽く水で流しただけでまだ汚れが着いている所にも塗布してみると、みるみる黒くなって汚れも一緒に落ちてしまうすごさ。

車の黒い部分、ウェザートリップなどもまとめて塗布してみて、乗用車1台分に塗り終えるのに30分とかからない。これで1週間以上は、ビックリするほどビシッとしまった黒色がキープされる。まめに連続して塗り込めば、さらなる効果アップが期待できそう。

さらにこれシリコンオイルなので、キャンピングカーにありがちなシリコンシーリングに塗布するのも問題ないはず。経年で硬化してしまう前にしっかり塗り込んで、防水を含めたメンテナンス用として利用しても十分納得できるものではないだろうか。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第160回】夏の暑さ対策! 運転席、助手席の窓を網戸にする


これから夏に向かっていくにしたがって、日差しが強くなってきます。車中泊では、暑さ対策が重要になってくる季節ですね。

 運転席、助手席のウインドウに取り付ける「レーザーシェード」は、紫外線を67.1%もカット。これからの季節にピッタリのアイテムです。

 その名前の通り、シェード(日除け)が主な役割ですが、ほかにもいろいろと機能があります。まずメッシュ構造になっているので風を通し、網戸として使えます。夏のキャンプ場などで、ウインドウから風が入ってくると車内の快適さがアップします。

 しかも3Dレーザースキャン技術を使って採寸した車種別専用設計なので、すき間なくぴったりと窓枠におさまり、蚊や光に寄ってくる蛾など虫の侵入を防いでくれます。

 メッシュ構造は車外から車内を見えづらくする効果もあるので、道の駅などで車中泊するときの車内プライバシーを守ってくれます。

 取り付けにネジや工具は必要なく、車内側のウインドウの溝にはめ込むだけの簡単装着。ウインドウの下側にレーザーシェードの下側を合わせたら、つぎに上側をフレームに固定するだけ。シェードに内蔵されているマグネットで車の内側に簡単に固定ができます。

 カーテンや吸盤を使って取り付けるタイプと違って、ウインドウの枠を使うので、夕立など突然の雨でも付けたままウインドウを閉められるので便利です。

 網の部分はグラスファイバー製で、フレームは耐熱性のあるABSを使用。使わないときは折りたたんで収納できます。 

 カムロード用のほかに、ハイエース用(標準・ワイド・スーパーロング)もラインナップ。ベンチレーターなどを合わせるとさらに涼しさがアップします。

キャンピングカーパーツセンター ♯075022 レーザーシェード カムロード(1台分2枚)

♯075022
レーザーシェード カムロード(1台分2枚)
価格:14,000

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第159回】超お手軽ヘッドライトメンテナンス


キャンピングカーは、新車のうちはピッカピカで綺麗。白いボディのモデルが多いので、その傾向は強い。その綺麗さをキープしつつ乗り続けるのは意外と大変で、経年変化も当然起こる。

特に最近のアクリル系ヘッドライトと黒いゴムやプラスチックパーツの劣化は避けるのが難しく、中古車を入手した場合などは結構残念な状態だったりもする。

そこで今回は、根本的な解決ではないがお手軽な、それでいて「おおおっ!」とビックリすること間違いない裏技を紹介。それは、スーパーで手に入る「おふろのルック みがき洗い」、200円台で手に入るもの。

使った場所は、ヘッドライト。曇り取りに使用した。そもそもがFRP製の風呂桶を磨くもので、直接肌に触れるものに使うため、素手でも大丈夫だろうと思い濡らしたヘッドライトに直接塗り塗り。研磨剤の感じとしては、クリームクレンザーよりはるかに細かく、クリーミーな感じ。

手袋をしなかったのは、ガサガサになった表面がどうなるかをダイレクトに感じ取りたかったためだが、そのへんはどうだか分からず少し不安に。

ところがである、5分洗っているとおやっ! 10分を超えたあたりで感動。どうでしょう、最初の写真と比較すると黄ばみが劇的に減り、レンズカットもキリリッ! としていないだろうか。ちょっと写真だとわかりにくいかぁ…

確かに、カーショップで手に入る専用品ほどの効果は見込めないが、さらに言えば研磨後のコーティングもできてはいない。でも、お手軽さは画期的だし何しろ取り外し作業もなし。一度だまされたと思っても悔しくないリーズナブルさ。いかがでしょうか~。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第158回】共同開発だからできる! キャンピングカパーツセンターオリジナルアイテム


キャンピングカーパーツセンターではパーツメーカーと共同開発したオリジナルの商品を販売しています。自社でキャンピングカーを製作しているからこそできる共同開発商品といえます。

 ショックアブソーバーもそのなかの1ジャンル。キャンピングカーの善し悪しを語るときに、移動時の快適性はやはり重要で、ショックを変えることで、乗り心地も変わります。今回はその中でも最近発売になった2商品を紹介します。

 まずは国産キャブコンのベース車として使われているカムロード用のショックアブソーバー。ショックアブソーバー国内シェアナンバー1のKYBと共同開発したのが「KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 ♯241180」です。1年半の開発期間、そして約2万㎞の走行テストを行なって、完成した自信作です。

 最近のキャブコンはルームエアコンを装備したり、サブバッテリーを2個積み、3個積みするなど架装重量が増えている傾向にありますが、それに対応するように減衰力を高め、コーナリングやブレーキ時の挙動の安定性をアップ。またフロントとリヤで異なるチューニングをして、カムロードに合うように最適化しています。

キャンピングカーパーツセンター ♯241180 KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分

♯241180
KYB Vサスペンション ADVANCE カムロード用1台分 
価格:77,760円

 そしてもうひとつは、世界初のショックアブソーバーを生み出したモンローとの共同開発で、タウン・ライトエーストラック用のショックです。

 ライトキャブコンのベース車として使われることの多い同車用には、ショックが動きはじめるときの減衰力を高く設定しています。

スプリングの余分な動きを少なくして、しなやかな乗り心地に仕上げました。

 またタウン・ライトエースのバン用も同時に発売されています。(モンローOESpectrumタウンエース バン 4WD車除く#241179

キャンピングカーパーツセンター モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)

#241178
モンローOESpectrumタウンエース トラック(4WD車除く)
価格:58,320円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp