【ノースサファリサッポロ】肉食動物のエサやりもできる 刺激的な体験型動物園


北海道の観光地というと、雄大な自然に囲まれた景勝地がまず思い浮かびますが、ユニークな観光スポットとしてぜひお勧めしたいのが、札幌市にある「ノースサファリサッポロ」です。

札幌市街からクルマで約50分、四季折々の自然を満喫できる定山渓温泉からほど近い場所にある「ノースサファリサッポロ」は、全国的にも珍しい体験型サファリパーク。一般的な動物園のように檻に入った動物を見学するだけではなく、さまざまな動物たちと直接ふれあえるのが最大の特徴です。園内で飼育されている約140種類500頭のうち、70種類以上の動物とふれあいやエサやりを楽しむことができます。

 

通常の動物園だとエサやりが可能なのは、モルモット、ウサギ、ヒツジ、ヤギなどのおとなしい草食動物に限られますが、「ノースサファリサッポロ」では、キリンやバク、ナマケモノなどの珍しい動物のほか、ハイエナやライオン、トラといった危険な肉食動物のエサやりも体験することができます。ほかにも、蛇の首巻体験、アザラシとのふれあい、キツネの抱っこ、フクロウや鷹の腕載せなど、季節によって変化する体験メニューも楽しみのひとつです。動物たちとの距離を感じさせず、大人も子供も1日中楽しめる。それが、「ノースサファリサッポロ」ならではの魅力です。


 

さらに、この動物園の目玉のひとつになっているのが、危険な動物を集めた「デンジャラスゾーン」です。入口で誓約書に記入して金網の中に足を踏み入れると、巨大なニシキヘビやドクトカゲなどが待ち構えています。危険生物を間近に見ながら先へと進み、ワニのプールの上にかかった1本橋を渡ってドキドキ体験の締めくくり! スケールの大きな北海道らしい、刺激的な体験ができるスポットです。

 

(データ)

住所 北海道札幌市南区豊滝469-1

入場料金 中学生以上1800円、小学生以下600円、3歳以下無料(季節により変動)

営業時間 9:00~17:00(季節・曜日により変動)

営業期間 通年(12月~正月は休園。冬季の一部期間は土日祝日のみ営業)

駐車場 300台(一般車両500円、大型車・バス1000円)

問い合わせ 080-1869-6443

http://north-safari.com

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【かんのファーム】富良野・美瑛のメインストリート 国道237号線沿いの観光農園


「かんのファーム」は、富良野盆地の最北に位置する観光農園です。富良野~美瑛エリアのメインストリート国道237号線沿いにあり、50台分の無料駐車場も完備されているため、クルマでのアクセスが非常に便利。入場無料で誰でも散策でき、富良野・美瑛観光の移動中に気軽に立ち寄れるのが魅力です。

富良野から美瑛方面に向かって富良野国道(国道237号)を走ると、上富良野町と美瑛町の境界周辺で右手に鮮やかな花畑が見えてきます。標高約300mの小高い丘の斜面には、ラベンダー、サルビア、アマランサス、ストロベリーフィールドなど、数十種類の花が植えられていて、初夏から秋にかけて色鮮やかな花々が虹のように美しいストライプを描く風景を堪能できます。

花畑には散策路が設けられ、美しい花々に囲まれてSNS映えする写真を撮影することも可能です。鮮やかな紫で丘一面を埋め尽くすラベンダーがお目当てなら、7月中旬頃に訪問するのがお勧め。一般的なラベンダー園では一面に同じ品種のラベンダーを植えることが多いですが、「かんのファーム」の花畑にはさまざまな品種のラベンダーが植えられているので、色や形、大きさの異なるラベンダーを一度に楽しむことができます。

敷地内には、無料で利用できる駐車場やトイレを完備。花畑の下にある売店「きんこんかんの」では、ポプリや切り花、リースなどのラベンダーグッズや自家農園で採れた新鮮な野菜を購入できるほか、あげいも、じゃがバター、白とうもろこし、牧場直送の牛乳を使ったソフトクリームなど、北海道ならではのグルメも味わえます。

 

(データ)

住所 北海道空知郡上富良野町西12線北36号

入場料金 無料

営業時間 9:00~17:00

定休日 11月~5月(冬季休業)

駐車場 50台(無料)

問い合わせ 0167-45-9528

https://www.kanno-farm.com/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー】高台から日本海を見下ろす 絶景のオートキャンプ場 


北海道の道央エリアで日本海を一望できる唯一のオートキャンプ場が、岩内町にある「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」です。積丹半島の神威岬まで1時間ちょっとの距離なので、観光のベース基地としても便利に活用できます。

サイトからの素晴らしい景観は、道内の数あるキャンプ場の中でもトップレベル! 空気が澄んだ日には、美しく整備された芝生のキャンプサイトから日本海と積丹半島をくっきりと見渡すことができ、夜になると水平線にずらりと並ぶ漁火と満天の星空が織りなす、幻想的な夜景を堪能することができます。

隅々まで清掃の行き届いた美しいフィールドには、フリーテントサイト、カーサイト、キャンピングカーサイトの3タイプが用意されていて、好みのサイトをチョイスすることでどんなキャンプスタイルにも対応可能です。カーサイトはAC電源なしとAC電源ありの2種類があり、キャンピングカーサイトは炊事台と下水口、30Aコンセントを完備。ペットOK、ゴミ捨て可能、日帰り温泉施設「グリーンパークいわない」までクルマで5分と、快適に過ごすための条件がすべてそろっているので、キャンプ初心者やファミリーキャンパーにもお勧めです。

センターハウスには、キャンプ用品や食料品を扱う売店、コインランドリー、無料で使えるシャワー室のほか、図書室やフォトギャラリー、展望室も完備。場内に広々とした遊具広場もあるので、子供連れのファミリーキャンパーも安心して過ごせます。

岩内市街で港町ならではの新鮮な海の幸を購入して、キャンプサイトで幻想的な夜景を眺めながら海鮮バーベキューに舌鼓……。北海道ならではの至福のキャンプを実現できる、ロケーションと快適性を絶妙にバランスした極上のフィールドです。

 

(データ)

住所 北海道岩内郡岩内町野束350-8

電話番号 0135-61-2200(センターハウス)

開設期間 4月下旬~10月

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌10:30

料金(1泊) 入場料:大人1000円・小学生500円、オートサイト:2500~3000円、キャンピングカーサイト:5000円

※ペット可、ごみ捨て可

https://www.town.iwanai.hokkaido.jp/?p=42994

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【函館ラッキーピエロ】道民からも絶大な人気を誇る 函館の絶品ご当地バーガー!


北海道は、グルメ天国! 海鮮、ラーメン、ジンギスカン、スイーツなど、どこに行ってもその土地ならではの絶品グルメを味わえるのが、北海道旅の醍醐味です。数ある北海道グルメの中から今回紹介するのは、函館のご当地バーガーショップ「ラッキーピエロ」。函館エリアを訪れた際にはぜひ味わってほしい、北海道屈指の絶品ご当地グルメです。

「ラッキーピエロ」は、函館エリアに17店舗あります。金森赤レンガ倉庫のそばには「ベイエリア本店」と「マリーナ末広店」、五稜郭タワーのそばには「五稜郭公園前店」、函館フェリーターミナルのそばには「港北大前店」、函館から札幌方面に向かう途中にある大沼のそばには「森町赤井川店」と、フェリーふ頭や主要観光地の近くに店舗があるので、旅の途中に立ち寄りやすいのも魅力です。無料駐車場を完備した店舗も多く、観光地周辺にはコインパーキングも多いため、キャンピングカーでも気軽に訪問できます。

お勧めのメニューは、人気ナンバーワンの「チャイニーズチキンバーガー」。甘辛のたれを絡めた鶏のから揚げとレタス、マヨネーズをバンズで挟んだ「ラッキーピエロ」の代名詞的なメニューです。その美味しさとボリュームを一度味わったら、病みつきになること間違いナシ! ハンバーガーのほかにも、店舗によってカレーや焼きそば、オムライス、ミートスパゲティ、ピザなどのメニューもあり、どれも安くてボリューム満点です。

ここのハンバーガーを食べるという目的だけでも、函館を訪れる価値はあります。筆者も北海道を旅する際には、「ラッキーピエロでチャイニーズチキンバーガーを食べる」ために必ず函館を訪れますし、北海道のキャンピングカー仲間も、ラッキーピエロに行くのが目的で、年に数回は北見から片道約600km(!)の距離を走って函館を訪れています。

それほどまでに人の心を惹きつける「ラッキーピエロ」。北海道を訪問した際は、ぜひ函館に立ち寄って、ここでしか食べられない絶品ご当地バーガーを堪能してみてください。

 

(データ)

店舗 ラッキーピエロ マリーナ末広店(函館に17店舗あり)

住所 北海道函館市末広町14-17

営業時間 10:00~AM0:00(土のみ~AM1:00)

TEL 0138-27-5000

駐車場 近隣の有料コインパーキングを利用

http://luckypierrot.jp/

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【YAMANONAKA カムイミンタラ】釧路の山の中にひっそりと佇む 自然に一番近いキャンプ場


北海道には日本離れしたワイルドなロケーションのキャンプ場が数多く存在していますが、その中でも手つかずの大自然を味わえる雰囲気抜群のフィールドが、釧路市音別町にある「YAMANONAKAカムイミンタラ」です。

このキャンプ場がある場所は、文字通り「山の中」。釧路市街からクルマで50分ほどの場所にある音別市街から、さらに音別川の上流方面に向かって20kmほど走ると、霧里地区の“最終人家”となる「YAMANONAKAカムイミンタラ」にたどり着きます。豊かな自然に囲まれたこのキャンプ場は、昭和42年に廃校になった霧里小学校の跡地を再利用した静かで素朴なフィールド。校庭は草地のオートキャンプサイト、昭和28年に建てられた赤い屋根の木造校舎は、管理棟とツーリストハウスとして利用されています。

このキャンプ場の最大の魅力は、どこか懐かしさを感じさせる廃校の雰囲気と、人の手が入っていない豊かな自然環境に尽きます。周囲を大自然に囲まれているため夏場は虫が多く、買い出しできるスーパーやガソリンスタンドまでは約20kmもあります。快適性を重視する人にはまったくお勧めできませんが、「北海道でも随一の豊かな自然を体感したい」「不便さの中でキャンプ本来の楽しみを味わいたい」というキャンプフリークには、ぜひ一度訪れてほしい唯一無二のフィールドです。

草地のオートサイトは、1区画にクルマが2~3台止められるほどの広さになっていて、サイズの大きなキャンピングカーでも問題ありません。野生動物が数多く生息する山の中のキャンプサイトにプライベート空間を確保して、校舎内でオーナーの奥様が奏でるピアノの優しい音色に耳をすませながら、ゆったりと流れる穏やかな時間を過ごしてください。

 

(データ)

住所 北海道釧路市音別町ムリ原野基線19

電話番号 01547-6-8456

開設期間 4月下旬~10月

営業時間 チェックイン8:00~、チェックアウト~翌18:00

料金(1泊) 入場料:1人500円、駐車料:普通車500円、キャンピングカー1000円

※ペット可(要事前予約)、ごみ持ち帰り

https://www.nap-camp.com/hokkaido/13145

 

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/