網走市街を見下ろす天都山(てんとざん)の絶景キャンプ場


北海道・網走エリアの中心部から、南西に向かってクルマで10分ほどの場所にあるのが、国の名勝にも指定された絶景スポット「天都山(てんとざん)」です。斜里岳・海別岳・知床連山・オホーツク海など、360度の大パノラマを楽しめる天都山の中腹には、東京ドーム23個分の広大な「北海道立オホーツク記念公園」があり、公園のメイン施設として北海道でも有数の高規格オートキャンプ場「てんとらんど」が整備されています。

キャンプサイトはオホーツク海や知床半島を望む斜面に開かれていて、どのサイトからでも絶景を楽しむことができます。100㎡の広さを持つ「プライベートサイト」は、AC100V電源(15A)と個別のシンク付き。駐車スペースは5.5m×2.5mの広々サイズなので、ほとんどのキャンピングカーは問題なく利用できます。ほかに、15m×3mの駐車スペースを備えた「キャンピングカーサイト」も用意されていて、大型キャンピングカーやキャンピングカートレーラーも利用可能。こちらも、各サイトにAC100V電源(15A)と個別シンクを完備しています。プライベートサイトとキャンピングカーサイトの両方にペットサイトが用意されているので、ペット連れのキャンピングカーユーザーも安心です。

屋外に遊具広場やドッグランが完備されているほか、センターロッジ(管理棟)にも、無料で遊べる卓球台、ビリヤード台、キッズコーナーがあり、遊び盛りの子どもがいるファミリーにも最適。無料で利用できるシャワールーム(男女各4ブース)やフリーWi-Fi、コインランドリーなど、設備の充実度は文句なしです。

美しく整備されたキャンプサイトで、オホーツク海の絶景を眺めながら快適なキャンプを楽しみ、夜には高台のサイトから息をのむほど美しい網走の夜景を堪能する……。そんな素晴らしいロケーションにありながら、市街地までクルマで10分ほどなので、食材などの買い出しにも不便を感じることはありません。初心者からベテラン、ファミリー、2人旅まで、幅広い層のキャンパーにお勧めできる、道内最高ランクの高規格キャンプ場です。

 

(データ)

住所 北海道網走市字八坂1番地

電話番号 0152-45-2277

開設期間 4月下旬~10月中旬

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌10:00

料金(1泊) 施設維持費:中学生以上600円~・小学生300円~+プライベートサイト1400円~/キャンピングカーサイト2000円~(料金はシーズンによって変動)

※ペット可(オートサイトの一部のみ)、ゴミ処理可

https://www.tentland.or.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

富良野の田園風景とラベンダー畑を同時に堪能できる


広大な大地を鮮やかなパープル一色に染め上げるラベンダー畑は、北海道・富良野エリアの夏の風物詩です。ラベンダー畑でもっとも有名なのは、北海道空知郡中富良野町にある「ファーム富田」ですが、実はその近くにも開放感あふれる景色とラベンダー畑を同時に堪能できる穴場的スポットがあります。それが、ファーム富田から900mほど(徒歩12分)の場所にある、中富良野町営の「北星山ラベンダー園」。全国で唯一リフトが設置されたラベンダー畑です。

標高約310mの北星山は、6月から8月の夏シーズンは「北星山ラベンダー園」、1月から3月の冬シーズンは「北星スキー場」として無料開放されている、中富良野町のシンボル的なスポットです。夏の観光シーズンになると、4種類のラベンダー、ひまわり、マリーゴールド、サルビアなどの花々が、山の斜面いっぱいに咲き誇ります。このラベンダー園の最大の魅力は、一面に広がる色とりどりの花々を眺めながら、観光リフトで約7分の空中散歩を楽しめること。リフトの上からラベンダー畑を鑑賞できるのは、全国でもこの「北星山ラベンダー園」だけです。

リフトを降りて山頂にある展望スペースに立つと、目の前に360度の大パノラマが広がります。山の中腹には一面のラベンダー畑、その向こうには富良野盆地の穏やかな田園風景と十勝岳連峰。それらの景観が三位一体となって、この場所でしか味わえない圧倒的な開放感を生み出しています。

山のふもとには、100台分の広い駐車場とトイレ、ラベンダーのドライフラワーやラベンダーの香袋などが購入できる土産物店が完備されていて、敷地内の噴水では子どもたちが水遊びに興じています。富良野エリアを訪れた際は必ず立ち寄りたい、開放感あふれる景色を堪能できる穴場的スポットです。

 

(データ)

住所 北海道空知郡中富良野町宮町1番41号

電話番号 0167-44-2133(中富良野町役場)

開設期間 6月下旬~8月中旬

営業時間 9:00~17:00

定休日 年中無休(冬季はスキー場として営業)

入場料金 無料(リフト往復:高校生以上 400円、小・中学生 200円)

駐車場 100台(無料)

https://nakafukanko.com/life/lavender

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

ブナの森に囲まれたサイトで 星を眺めながら極上の焚き火を


黒松内町の「歌才オートキャンプ場」は、札幌市と函館市のほぼ中間にある人気のフィールドです。町のシンボルマークの「クマゲラ(キツツキ)」を意味するフランス語、「L'PIC(ルピック)」の愛称で親しまれています。

このキャンプ場の最大の魅力は、深いブナの森に囲まれた静かなロケーションと、初心者でも安心して楽しめる充実の設備です。カーサイトは、混雑時でもプライベート感を確保できるように、場内の地形を活かしながらゆとりをもってレイアウトされています。約80平方メートルの区画サイトには、AC電源のほかに水道、シンク、直火スペースも完備。サイトに隣接した駐車場は、クルマ2台が止められる約13メートルの広々としたスペースが確保されていて、大型キャンピングカーやトレーラーでも安心して駐車できます。

トイレやシャワー、ごみステーションは、どのサイトからでもアクセスしやすいようにキャンプ場の中央に配置されています。セキュリティ面で安心感が高いのも、このキャンプ場の大きな魅力のひとつ。キャンパー以外のクルマが入れないように出入口ゲートは21時から翌朝7時まで閉鎖され、管理棟には24時間体制でスタッフが常駐しているので、初心者や小さな子供のいるファミリーでも安心してキャンプを楽しむことができます。

 

コインランドリーを備えた管理棟では、黒松内町の特産品も販売されています。深い森に囲まれた静かなロケーションながら、黒松内市街や日帰り温泉施設まで約2kmという好立地にあるため、買い出し、給油、入浴などに不便を感じることもありません。

サイトでゆったりとした時間を過ごすのもいいですが、無料レンタルのMTBでサイクリングをしたり、隣接するブナセンターで木工体験を楽しむのもオススメ。夜は満天の星空を眺めながら、極上の焚き火を満喫できます。キャンプ本来の魅力と快適性を両立した、道南エリアの人気フィールドです。

 

(データ)

住所 北海道寿都郡黒松内町字黒松内521-1

電話番号 0136-72-4546(9:30~17:00)

開設期間 4月下旬~10月中旬

営業時間 チェックイン13:00~、チェックアウト~翌11:00

料金(1泊) 入場料:大人900円・小中学生450円+カーサイト2500円

※ペット可、ゴミ処理可

http://user.host.jp/~bunacent/LPIC/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

幻想的な雲海に出会える 天国に一番近いテラス&カフェ


北海道の絶景スポットの中で、ぜひ一度は訪れていただきたい場所が、北海道のほぼ中央に位置するトマムの「雲海テラス」です。テラスのある「星野リゾート トマム」は、ツインタワーの高層ホテルを中心に、国内最大級の屋内ウエーブプールや自然体験アクティビティなどが楽しめる巨大リゾート施設。その敷地内にある「雲海テラス」は、日高山脈を越えて流れ込むダイナミックな雲海を一望できる、北海道有数の人気観光スポットです。

  

「雲海テラス」に行くには、ゴンドラに乗車する必要があります。営業時間は、早朝5時から8時まで(時期によって変動)。シーズン中は、始発のゴンドラから大勢の観光客でにぎわいますが、キャンピングカーなら駐車場で仮眠をとって起床後すぐに動き出せるので、早朝の行動もスピーディーです。朝日を浴びながらゴンドラで約15分の空中散歩を楽しみ、標高1088mの雲海テラスへ。展望デッキから視界いっぱいに広がる雲海は、まさにトマムの自然が生み出す奇跡の絶景です。

雲海に出会えるのは、シーズン中(5月中旬~10月中旬)の早朝のみで、出会える確率はおよそ30%。せっかく早起きしても、雲海を見られない日の方が多いということです。大自然が織りなす神秘的な雲海との出会いは、まさに一期一会。「雲海テラス」のホームページで毎日「雲海予報」を更新しているので、天気予報や雲海予報を頼りにベストタイミングを狙いましょう。

夏場でも早朝のテラスは10℃を下回ることがあるので、フリースやジャケットを持参するのがお勧めです。“天国に一番近いカフェ”と評される「雲カフェ」で、眼下の雲海を眺めながら温かいドリンクやスイーツを味わい、早起きした人だけが体験できる特別な朝を満喫。テラスには、空中にせり出す3階建てのデッキをはじめ、船の舳先のようにせり出したデッキや雲の上に浮かぶ巨大なハンモック型デッキなど、さまざまな展望スペースが用意されています。ぜひ早起きをして「雲海テラス」を訪れ、神秘的な雲海に出会ってみてください。

 

(データ)

住所 北海道勇払郡占冠村中トマム

電話 0167-38-2111(8:30~17:00)

期間 5月中旬~10月中旬

営業時間 5:00~8:00(時期によって変動)

雲海ゴンドラ料金 大人1900円/小学生1200円/ペット500円 ※未就学児無料

駐車場 無料

https://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

羅臼の海岸沿いにたたずむ 日本最北東端の無料露天風呂「相泊温泉」


北海道は、温泉天国です。道内のどこを走っても低料金で入浴できる日帰り温泉施設があり、その土地によって様々な泉質や風情を楽しむことができます。そうした有料温泉施設のほかに、大自然を感じながら湯船に浸かれる無料の温泉露天風呂が点在しているのも、北海道ならではの魅力です。今回は、数ある無料露天風呂の中でもとくにお勧めのスポットを紹介しましょう。

知床半島の東南側に位置する羅臼町の「相泊(あいどまり)温泉」は、地元の漁師に長年愛されてきた天然温泉の露天風呂。羅臼市街から知床半島を海岸に沿って北上すると、道道87号線の最終地点に突き当たります。道路の先には昆布漁師の番屋と断崖しかない、まさに「最果て」のエリア。そんな相泊地区に、日本最北東端の秘湯「相泊温泉」があります。

もともとは、地元漁師が昆布漁で冷えた体を温めるために使用されてきましたが、地元の方の管理によって6月~9月中旬はシートで小屋掛けされ、観光客にも無料で開放されています。小屋が設置されている期間は男女別の更衣室が使用でき、湯船も男女に分かれているので、夫婦やファミリーでも安心して入浴できます。

「相泊温泉」の魅力は、何と言ってもそのロケーションです。湯船の目の前には雄大な海が広がり、晴れた日には水平線の向こうに北方領土・国後島を望むことができます。圧倒的な開放感とロケーションの素晴らしさは、北海道でも随一! 知床半島を訪れた際には、羅臼の最果てエリア・相泊で、静かな波の音をバックに野趣あふれる温泉露天風呂を体験してみてください。

ただし、自然のど真ん中にある温泉だけに、台風や高波で小屋が破壊されたり、湯船が埋まったりして、入浴できないことも……。また、駐車場でのテント設営やキャンピングカーの宿泊、野外での調理は禁止されています。もともと地元の漁師さんのために管理されている温泉ですので、利用者全員が気持ちよく入浴できるようにマナーを厳守しましょう。

 

(データ)

住所 北海道目梨郡羅臼町相泊

風呂 男女別

入浴可能期間 6月~9月中旬

駐車場 6台(無料)

料金 無料

問い合わせ 0153-87-2126(羅臼町役場産業創生課)

https://kanko.rausu-town.jp/spots/view/27

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/