【サロベツ湿原センター】1周1kmの木道を歩いて、日本一の面積を誇る「サロベツ湿原」の大自然を体感しよう!


広大な北海道ならではの魅力のひとつは、見渡す限りの地平線を眺められるスポットが点在していることです。数あるスポットの中でも道内屈指のスケールを誇っているのが、道北エリアの「サロベツ湿原」。利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、ラムサール条約にも登録されている高層湿原です。広さは6700ha で、東京ドームに換算すると約1400個分! 高層湿原としては、日本一の面積を誇っています。

サロベツ湿原の雄大な自然を満喫したい人は、原野の玄関口に建つ案内施設「サロベツ湿原センター」にぜひ立ち寄ってみてください。太陽光発電やヒートポンプ暖房などの自然エネルギーを利用した建物は、「人と自然の共生」がテーマ。館内には、写真やパネル、豊富な映像資料が展示されていて、湿原の成り立ちや、そこに生息する動物や花々、地域の人々の暮らしや産業、かつて行われていた泥炭採掘の歴史などについて学ぶことができます。

建物の右手には、ミュージアムショップとレストハウスが併設されています。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らないオリジナル商品や珍しい商品、サロベツの自然を楽しむためのアイテムを購入することができ、レストハウスでは、大きな窓から湿原を眺めながら、地元・稚咲内特産のホッキ貝入り「サロベツラーメン」や、「あげいも」「いももち」などの北海道グルメを味わうことができます。

建物の裏手には湿原が見渡す限り広がり、手軽に散策できる1周1km(徒歩30~40分)の木道が整備されています。バリアフリー対応で車椅子やベビーカーでも利用でき、途中に展望デッキや休憩デッキがあるので小さな子供のいるファミリーでも安心して楽しむことができます。木道をゆっくり歩きながら、季節によって変化するサロベツ湿原の雄大な景色、美しく咲き誇る花々、湿原に住む野生動物など、ここでしか味わえない“本物の自然”を体感してみてください。

 

(データ)

名称 サロベツ湿原センター

住所 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地

電話番号 0162-82-3232

営業時間 【5~10月】9:00~17:00、【11~4月】10:00~16:00

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ】標高1300mの黒岳5合目まで雲上散歩を楽しめる、日本最北の山岳ロープウェイ


北海道上川町にある「層雲峡」は北海道のほぼ中央に位置しており、旭川からのアクセスはクルマで1時間ちょっと。四季折々の峡谷美や素晴らしい山岳景観を手軽に楽しめることから、年間200万人の観光客が訪れる人気スポットになっています。

温泉街の中心部は、カナダの山岳リゾートをイメージした「キャニオンモール」として整備され、敷地内には食事処や土産店、日帰り温泉施設「黒岳の湯」、大雪山や層雲峡の自然について学べる「層雲峡ビジターセンター」などがあります。なかでも、観光客から人気を集めているのが「大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ」。標高670mの山麓・層雲峡駅から標高1300mの5合目・黒岳駅までを約7分間で結ぶ、日本最北の101人乗りロープウェイです。

ロープウェイの窓から層雲峡の断崖絶壁や大雪山の山々を眺めながら、約7分の雲上散歩を楽しむと、5合目・黒岳駅に到着します。駅舎には地元・上川町の特産品や黒岳オリジナルグッズを扱う売店、「上川ラーメン」などの地元グルメを味わえる食堂があり、建物の屋上にある展望台「黒岳ネイチャーテラス」からは360°の大パノラマを堪能できます。駅舎の周囲には1周約30分の散策路が整備され、ペアリフトで標高1520mの黒岳7合目まで登ることもできます。

春は残雪の黒岳と新緑、夏は美しい高山植物、秋は大雪山を鮮やかに彩る紅葉、冬は幻想的な雪景色……。ウインターシーズンには、5合目から7合目の斜面に「黒岳スキー場」がオープンし、大雪山の美しい景色を眺めながら極上のパウダースノーを味わうこともできます。観光、温泉、トレッキング、写真撮影、スキー&スノーボードなど、楽しみ方は人それぞれ。層雲峡温泉を訪れた際は、黒岳ロープウェイで四季折々の楽しみを満喫してみてください。

 

(データ)

名称 大雪山 層雲峡・黒岳ロープウェイ

住所 北海道上川郡上川町層雲峡

電話 01658-5-3031

営業時間 7:00~17:00(季節により変動)

定休日 整備運休日あり

料金(往復) 大人3000円・小学生1500円

駐車場 無料

https://www.rinyu.co.jp/kurodake/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【層雲峡 銀河・流星の滝】断崖絶壁を2つの滝が並んで流れ落ちる、日本の滝100選にも選ばれた名瀑


大雪山国立公園の玄関口にある層雲峡は、石狩川を挟んで約24㎞の断崖絶壁が続く峡谷です。周辺には、大型ホテルが立ち並んだ「層雲峡温泉」、手軽に絶景を堪能できる「黒岳ロープウェイ」、高さ200 mの断崖を間近で見られる「大函・小函」など、数多くの観光名所が点在しています。断崖に2本の滝が連なる「銀河・流星の滝」も、層雲峡を訪れたら必ず立ち寄りたい人気スポットのひとつ。層雲峡温泉街から国道39号線で約3kmの距離なので、クルマなら5分もかからずにアクセスできます。

「銀河・流星の滝」は、日本の滝百選にも選出された北海道の名瀑です。150台収容の広い駐車場が完備されているので、キャンピングカーで訪れても安心。駐車場の目の前には、2本の滝が断崖絶壁を並んで流れ落ちる、壮大な風景が広がっています。90mの落差を太く力強い1本の滝となって流れ落ちるのが「流星の滝」、120mの落差を白糸のように優美な姿で流れ落ちるのが「銀河の滝」。異なる流れの様子から、流星の滝は「男滝」、銀河の滝は「女滝」の別名を持ち、絶壁・不動岩の左右を流れ落ちる2本の滝を合わせて「夫婦滝」と呼ばれることもあります。層雲峡は紅葉の名所としても知られていて、秋になると2本の滝と美しい紅葉が織りなす幻想的な風景を堪能できます。紅葉を楽しみたいなら、10月上旬~中旬に訪問するのがオススメです。

駐車場内の売店・休憩所には、「双瀑台遊歩道」の入口があります。「双瀑台」までは、急な階段が続く430mの山道を20分ほど登らないとたどり着けませんが、不動岩の左右を流れる2本の滝を同時に眺められる絶好のビュースポットなので、一度は登ってみることをお勧めします。遊歩道には木製の階段が整備されていますが、山道なのでサンダルはNG。運動靴やトレッキングシューズなど、しっかりとした靴で歩きましょう。

 

(データ)

名称 【層雲峡】銀河・流星の滝

住所 北海道上川郡上川町層雲峡

電話番号 01658-2-1811(層雲峡観光協会)

営業期間 通年

駐車場 150台(無料)

https://sounkyo.net/view/detail.html?content=7

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【野付半島トドワラ】木道を歩いて、立ち枯れたトドマツの森が作り出す荒涼とした景色を眺められる


北海道・道東エリアにある「野付半島」は、知床半島と根室半島の中間に位置する全長約26㎞の日本最大の砂嘴(さし。海流によって運ばれた砂が長年堆積して形成された地形のこと)。野付はアイヌ語で「あご」を意味していて、オホーツク海にエビが背を曲げたような独特の形で広がっていることから、野付半島と名づけられたと言われています。

最大の見どころは、海水によって浸食された立ち枯れの森「トドワラ」。ネット上で「この世の果て」「世界の終わり」と評されるほどの、荒涼とした景観が広がっています。観光の拠点となる「野付半島ネイチャーセンター」の1階には、別海町の牛乳を使ったソフトクリームや野付半島オリジナルグッズを取りそろえた売店、別海ジャンボホタテバーガーや海鮮丼などのご当地グルメが味わえるレストランがあり、2階は野付半島について学べる自然情報施設となっています。野付半島ネイチャーセンターでは予約制のネイチャーツアーも行っているので、ガイドの説明を聞きながらより深く野付半島の自然を学びたい人にオススメです。

野付半島ネイチャーセンターの建物裏手から続く木道では、季節ごとの花々や野生動物の姿が楽しむことができ、片道1.3㎞(30分)ほど歩くと、トドマツが海水の浸食と潮風によって朽ちた、トドワラの荒涼とした景観が広がります。整備された木道を歩いて手軽に観光を楽しめるほか、シーズン中(4月下旬から10月)はトラクターバスも運行されているので、バスに乗ってゆったりと散策することもできます。

立ち枯れたトドマツの森「トドワラ」は、まさに「この世の果て」を思わせる趣。現在も浸食や風化が進み、残された枯れ木は少なくなってきているので、いずれはこの光景が見られなくなる日も来るかもしれません。できるだけ早く野付半島を訪れて、トドワラの荒涼とした景色を目に焼き付けてください。

 

(データ)

名称 野付半島ネイチャーセンター

住所 北海道野付郡別海町野付63番地

電話番号 0153-82-1270

営業時間 9:00~17:00(4~9月)、9:00~16:00(10~3月)

休館日 12/30~1/5

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/

【知床五湖】2つの歩き方から自分に合ったスタイルを選んで、世界遺産・知床ならではの大自然を満喫できる


世界自然遺産・知床は、北海道屈指の人気観光地。ここでしか味わえない豊かな自然を求めて、道内はもちろん、本州や海外からも多くの観光客が訪れます。知床エリアには数多くの絶景スポットが点在していますが、なかでも世界自然遺産・知床を象徴する景勝地として知られているのが、深い原生林にたたずむ5つの神秘的な湖「知床五湖」です。手つかずの大自然に多くの野生動物が生息しており、散策路ではヒグマの爪痕やエゾジカの角研ぎ跡、クマゲラの食痕といった野生動物の生活痕跡が見られます。

「道の駅うとろ・シリエトク」から、海沿いの国道334号線を知床峠方面に走り、途中で左に折れて道道93号知床公園線をしばらく進むと、知床五湖散策の拠点となる「知床五湖フィールドハウス」に到着します。知床五湖の歩き方は、2種類。1つはシーズンを通して安全に散策できる「高架木道」、もう1つは知床の大自然を存分に体験できる「地上遊歩道」です。

知床半島フィールドハウスから一湖まで続く「高架木道」は、往復約1.6km。ヒグマの出没に影響されず、木道の周囲に電気柵が張り巡らされているので、小さな子供連れのファミリーでも安心して散策できます。段差が少なく、車いすでの通行も可能。木道の途中には3か所の展望スポットがあり、知床五湖の大自然を気軽に体験することができます。

「地上遊歩道」には2つのルート(大ループ3km、小ループ1.6km)があり、高架木道と違って自分の脚でダイレクトに原生林を歩きながら、「知床五湖」の魅力を存分に楽しめます。地上遊歩道の利用には、散策前に約10分のレクチャー(大人250円・小人100円)を受けることが条件。ヒグマ活動期(5/10~7/31)は、知床五湖登録引率者のガイドツアーへの参加が必須となります。

自分に合った歩き方を選んで、知床五湖の大自然を心行くまで味わってみてください。

 

(データ)

名称 知床五湖フィールドハウス

住所 北海道斜里郡斜里町 知床国立公園内

電話 0152-24-3323

営業時間 8:00~18:00(季節によって変動)

営業期間 4月中旬~11月初旬

駐車場 100台(有料)

https://www.goko.go.jp/

岩田 一成
著者:岩田 一成
キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験を活かし、雑誌やWEBでコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組出演など、幅広い分野でキャンピングカーの魅力を伝えるべく奮闘中。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』 http://www.iwata-kazunari.com/