【第197回】車中泊のほか、災害時にも活躍するポータブル蓄電池


車内で電気を使う方法はいろいろあります。発電機は、大容量を長時間にわたって出力できますが、車内では使えませんし、音や振動が気になります。ガソリンなどの燃料管理の手間もあります。

 インバーターは比較的手軽に電気が利用できますが、大容量になるとサブバッテリーが必要ですし、走行充電システムを組んだり、車内で配線が必要になります。

 ポータブル蓄電池は、車内にポンと置くだけですぐに電気が使えるようになり、もっとも手軽に車内で電気を使うことができるといえます。持ち運びが簡単ですから、電気容量がなくなれば家に持って帰って、AC100Vで充電すればOKです。

ポータブル蓄電池PB450」は容量500Wの蓄電池で、AC100V、USB、アクセサリーソケット(DC12V)が使えます。

キャンピングカーパーツセンター #201060 ポータブル蓄電池PB450

 液晶ディスプレイ搭載で、入力・出力表示の他に使える電気の残り時間が表示されてひと目で分かるので便利です。

 バッテリー容量がなくなると充電が必要ですが、本体の充電はACアダプター、アクセサリーソケット、ソーラー充電に対応しています。ソーラー充電については専用のソーラーパネルがオプション設定になっています。

 ほかにも専用バッグがオプションで用意されていて、本体はもちろんのこと、コード類、ソーラーパネルをまとめることができるので、車内でもコンパクトに収納できます。

 本体の角にはゴムカバーが付いていて、落下などから守る耐衝撃設計。各種ポート部分にはカバーが付き雨やホコリに強いデザインです。

キャンピングカーパーツセンター #201060 ポータブル蓄電池PB450

#201060
ポータブル蓄電池PB450
価格:45,630円
サイズ:304×186×167㎜
重量:5.4㎏

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第196回】禁断の再充てんを試みる


ライターである。いわゆる通称チャッカマン。非常に便利で、ガスが無くなってしまってもそのしっかりとした造りは健在で、半永久的とも思えるほどの圧電着火、ピエゾ機構を持ち、キャンピングカーのコンロに火を点けるとき重宝この上なし。

ただガスが無くなってしまうと、ガスコンロはいいけどランタンとか焚き火の着火に使えないんですよね。普通のライターでもいいけれど、やっぱり柄が長い方が圧倒的に便利。

というわけでガスを再充てんして使えないだろうか、という考察。コレ、間違いなくメーカーさんに怒鳴られます。さらに安全性がひどく疑われます。そういうものなのかという参考程度に留めておいて頂きたい。知っていると、もしかの時に役に立つかもしれないので。


それはさておき早速分解。見ての通りである。それほど構造は難しくは無いが、製造年などで構造もだいぶ違うようなので、不安な人は写真などを撮っておくといいだろう。この商品の場合ネジ留めは1箇所のみで、あとははめ込み式だった。

それと、モノによっては再充てんできない構造だったりそもそも極端に貧弱で耐久性の無いコスト削減品も見られるので、もしお試しする場合はちょっと値の張るブランド品が良いかと思う。

問題となるのはガスタンク部分とバルブの塊。使い切っているので、当然液化ガスは空っぽの状態である。残念ながらタンクの底面などに充てん用バルブが付いていないので、別の方法で注入するしかない。

そこでバルブ周りのパーツを外し、バルブが外れない、ガスがダダ漏れしない程度に緩め、中のパイプを可能な限り引き出し市販のライター用ブタンガスを注入。正直言って、相当コツが必要です。初めてやる場合、なかなか上手くいかないかも。

海外に行くと、使い捨てライターの再充てん屋さんが露店でやっていたりするアレで、石を使うタイプもやる事は同じ。


必要なだけ充てんしたら、すかさずバルブを締め込む。そうしないと、せっかく充てんしたガスが外に逃げていってしまうので。充てん量は見た目6割程度だろうか、そこまで入れてケースに戻してみるとのぞき窓上一杯であった。

最後に、必要な火力が出るようバルブの締め込み量を調節し、本組みする。写真の状態だと、ちょっと出過ぎているだろうか。

何もここまでして再利用しなくてもいいと自分でも思うのだが、あくまで検証という事、どうやってガスに火が点くのかを理解するには一番の材料。以前カセットガスコンロの修理を本コラムで紹介したことがあるが、その時は点火装置の交換はしていなかった。

こうやって構造がわかれば、ライターのピエゾ部分を利用しそういったものの修理に活かせるという事なのだ。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第195回】これまで、あるようでなかった、キャブコン用ボディカバー!


キャブコンを屋根付きの車庫に駐車している人はどれくらいいるでしょうか。全長、全幅は国産のセダンと同じくらいのサイズですが、全高が3m近くあるため屋根付きの駐車場に停めている人は少ないのではないでしょうか。

 となると、悩みの一つが洗車です。ガソリンスタンドなどにある洗車機では高さ制限に引っかかりますから、キャブコンは基本的に自分で洗車するしかありません。

 しかもキャブコンのボディには、雨だれの跡がついて、こまめに洗車をするならばいいのですが、少しでもほっておくと、たちまち落としづらい汚れになってしまいます。ちなみに日本国内の年間の降水日数は平均で120日前後ですから、3日に1回は雨が降っている計算です。

キャンピングカーパーツセンター ♯266020 キャブコン用ボディカバー ベージュ

 そんな洗車の手間を軽減するのが、「キャブコン用ボディカバー」です。海外のパーツメーカーではもちろん存在していましたが、国産のキャンピングカー用としては、初めての商品となります。キャブコン用ボディカバーは、いわゆる2×5mキャブコンをすっぽりと覆うことができます。

 かぶせたあとは、風などでめくれないようにストラップで締めることができます。さらにカバー内部に湿気がこもらないように、ベンチレーターがつきます。

 さらに便利なのが、エントランスドア部分がファスナーで解放できるところです。カバーを一部解放してベルクロテープで固定することができるので、ボディカバーをしたままでも、車内への出入りができます。

 写真は、バンテック・ジル520で、サイドにエントランスが付くモデルですが、リヤにもファスナーが付いているので、リヤエントランスモデルにも対応します。

 とくに長期間乗らないことがあるならば、ボディカバーをかけることで、雨だれ防止とともに紫外線からもボディを守ることができます。

キャンピングカーパーツセンター ♯266020 キャブコン用ボディカバー ベージュ

♯266020
キャブコン用ボディカバー ベージュ 
価格:45,000円

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp

【第194回】台風一過、灯りと暖房を考える、完結!? その3


前回までの2回で、灯油燃料にこだわって灯りと暖房を取り上げてみた。それはそれだけでかなりマニアックだと思うが、実はここからが本題だったりする。それは灯りを暖房にしてしまえっ! という強引な方法。

そこで用意したのが100均で見つけた、小さなブリキの植木鉢カバー。見て頂きたい、前回紹介したなんだか怪しいが快調に動いた石油ストーブの燃焼部発熱体と似ている…ではないか。コレをランタンへ取り付け遠赤外線を発生する発熱体に変えてしまおうという算段である。

とりあえずそのまま載せてみる。なんとかマントルと干渉しないで載せることは可能なようで、風防としてもちょうど良さそうな位置関係。どうせなら、ジェネレーターと干渉する位置を切り欠き、ちょうどマントルが中心に来るように細工をした方が良さそうなのと、しっかりと固定できるように脚を取り付ける必要はありそう。

実は作業をするために金切バサミとドリル、缶切り、リベットを用意し、鉄製のコーヒー缶か何かで細工しようと考えていたが、それは今後の楽しみにしてしまった。

なぜ今後の楽しみとしたと言えば、着火してみると上手い具合にヒーターになってしまったのだ。植木鉢カバーが赤くなっているのをみてもそれが理解できるだろう。ただここで問題も発生した。燃料注入口に簡易の圧力計が付いているのだが、みるみるタンク内圧力が上がってしまうのだ。正直言って、「コレは危ないっ!」と野生の勘が働くレベルである。

頭に浮かんだ対応策としては、マントルに被せる量を減らしつつ、強烈な温度になっている植木鉢カバーの熱が本体に伝わらないよう眺めの脚を作ってかさ上げする必要がありそうということ。この辺りの具合に関しては、少しずつテスト&トライで解決していかねばならないし、個体差も相当あると思われるので、このコラムの記事ではなく今後の楽しみにしようというわけだ。

というわけで3回にわたって長々と綴ってきた灯りと暖房についてだが、それ自体をキャンプに組み込んで遊びにしてしまえば、いざという時に相当助かるよ、ということを理解してもらえると嬉しい。ちょっとだけ危ない、危険な香りも漂っているけどね。

TAMA@MAC
著者:TAMA@MAC
主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。 http://www.tamamac.com

【第193回】アウトドアでもいつも決まった場所にゴミ箱があると便利


キャンプ中の「ゴミ」どうしていますか? キャンプサイトでよく見かけるのは、テーブルの脚などにスーパーのレジ袋を結び付けて、そこにゴミを入れている様子です。

 たいていキャンプ場の前にスーパーへ行って買い出しをするので、食材の入っていたレジ袋があり、それを使うのでしょう。段ボールにレジ袋を入れてゴミ箱にしていることもあります。

 ですが、どの場合でもキャンプサイトがあまりスマートに見えません。最近はインスタ映えなどを狙って、道具にこだわって作り込んでいるキャンプサイトをよく見かけますが、レジ袋が写っているだけで、マイナスポイントですよね。家からわざわざゴミ箱を持っていくのもかさばって面倒です。

キャンピングカーパーツセンター ♯023133 フィアマ パックウェイスト

サイドオーニングで有名なフィアマからは、アウトドア専用のゴミ箱が発売されています。

フィアマ パックウェイスト

一番の特徴は使わない時に小さく折りたたむことができること。これなら移動時にはコンパクトになってかさばりません。

キャンピングカーパーツセンター ♯023133 フィアマ パックウェイスト

 使うときには上ぶた側を持ち上げると簡単にゴミ箱になります。しかも約30㎝四方の開口部があるので、大きさも十分。高さは42㎝なので大きなゴミも問題なく収まります。

 ゴミ箱といっても自立するタイプではなく、ひっかけてつるして使うので、その点はご注意。付属しているフィックスオーガナイザーをたとえば車のボディに取り付けると、そこにゴミ箱を引っ掛けるだけでセッティングできます。

キャンピングカーパーツセンター ♯023133 フィアマ パックウェイスト

 フィックスオーガナイザーは4個同梱されているので、異なる2ヵ所にゴミ箱を取り付けることが可能です。キャブコンなど室内空間が広い車であれば、車内にも取り付け場所を設けることでさらに便利に使えそうです。

キャンピングカーパーツセンター ♯023133 フィアマ パックウェイスト

♯023133
フィアマ パックウェイスト
価格:8,800円
サイズ:295×295×420㎜(折りたたみ時 295×295×42㎜)

浅井 佑一
著者:浅井 佑一
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっている。旅の様子は「オートキャンパー」にて連載中。 http://rvtravel.jp